TOMAS西日暮里校
教室責任者:小林 龍右先生 開校11年目を迎え、優れた実績を出し続ける西日暮里校。2020年度も麻布中、女子学院中、駒場東邦中など難関校合格者を多数輩出しました。合格の舞台裏について、校長の小林先生にお話を伺いました。
教室責任者:小林 龍右先生 開校11年目を迎え、優れた実績を出し続ける西日暮里校。2020年度も麻布中、女子学院中、駒場東邦中など難関校合格者を多数輩出しました。合格の舞台裏について、校長の小林先生にお話を伺いました。
小林先生: 今年は中学受験で麻布中、女子学院中、駒場東邦中などに合格者を輩出しました。難関中をめざす志の高い生徒が集まりますので、そうした生徒に対応できるハイレベルな志望校対策に力を入れています。開成中のお膝元ということで、御三家中入試に精通した優秀な講師陣が揃っていることも西日暮里校の強みです。
小林先生: 入塾当初から麻布中を志望していたM君がTOMASに来たのは、小5のときでした。きっかけは、それまで通っていた集団塾で、国語と算数の偏差値が下がったこと。成績の低迷に気をもんだお母様が、友だちの紹介でTOMASを訪ねてきたのです。ついつい小言を言ってしまうと悩んでいたお母様に、「志望校対策はすべて安心してお任せください」とお伝えしました。
小林先生: まずは、国語の苦手意識を克服することから。集団塾で消化不良になっている点をあぶりだし、1対1で補強していくことにしました。お母様も1対1でみてもらえることに信頼を寄せてくださり、心の余裕をもてるようになったと喜んでくださいました。担当講師との相性も良く、入会直後に国語の成績が急伸、1カ月後のテストで偏差値が5も上がりました。集団塾で自信を失っていた本人も、合格への手ごたえを感じたようです。
小林先生: そうですね。M君の成績が低迷している理由を的確に見抜けたことがよかったですね。国語では、問題文を読むスピード、記述問題の解答スピード、記述問題の文章構成・表現力が課題でした。
小林先生: 試験時間の配分がカギです。いかに記述問題に時間を使うことができるかが勝負になります。そのために、スピードの向上が克服すべき大きな課題のひとつでした。また、入塾当初は文章を「。」で区切らずに一文で書いてしまうなど、文章力・表現力も乏しく、採点者に内容が伝わらないことも課題でした。記述対策は、一人ひとりの「クセ」を根気よく直していくことが重要です。
小林先生: 早い時期から過去問を使って、時間を意識するようにさせました。まず、授業の1週間前に過去問の解答を提出してもらいます。その際、「問題文を読み終えた時間」「解き終わった時間」を大問ごとに記録させました。時間内に解き終わらなかった問題があったときは明確に区別させるなど、時間を徹底的に意識することを宿題のルールとしました。
小林先生: そうですね。宿題をしっかり管理した上で、授業前に担当講師が記述問題を添削し、誤字脱字、語尾の一貫性、文章の区切りをチェックします。さらに授業では、生徒と一緒に各設問を振り返りながら配点をしていきました。この配点作業によって、生徒自身が自分の記述解答のどこが得点源になっているかを学びながら、解き直しを進めることができたので、得点力も向上していきました。
小林先生: たしかに、問題文を読むスピードを上げると、どうしても読解力が低下してしまいます。そこで、どのような問題が出題されるかを考えながら読む「コツ」を教えました。完全1対1の個別授業では、目の前の生徒がリアルタイムで問題を解くようすを観察できるので、生徒の個性に沿って、臨機応変に指導方法を変えられるのもメリットです。
小林先生: 大学受験難化の影響で、中学受験者数も増加傾向にあり、今後ますます難化していくと予想されます。しかし、そこで志望校のランクを落とす必要はありません。スポーツ選手に優秀なコーチがついて結果を出していくように、受験勉強も一緒に伴走してくれる優秀なコーチがいれば高い目標に挑戦することができます。偏差値が足りない場合も、志望校の過去問と生徒の弱点に沿った完全個別指導で逆転合格は可能です。夢の志望校を最後まであきらめることなく挑戦してほしいと思います。
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