(左)校長:鎌田 竜先生
(右)チーフ講師:吉山 茂先生
教育熱の高いことで知られる成城地区。集団塾、補習塾などさまざまな塾がしのぎを削る中、TOMAS成城学園校は安定して高い進学実績を出し続けています。
2018年度入試では千葉大医学部1名、杏林大医学部1名、慶應普通部3名、慶應中等部2名、慶應湘南藤沢中等部2名、早稲田大学高等学院1名、豊島岡女子高1名などの合格者を輩出。合格の裏には、講師たちの細やかな指導がありました。
−−今年千葉大医学部に現役合格した生徒はどのような受験生でしたか?
吉山講師:
彼は小4からTOMASに通ってくれており、中学受験も私が担当していました。聖光学院に進学したのですが、220人中200番という滑り込みでの合格でしたね。中1の時に国語で学年最下位を取ったと思えば、中2~中3にかけては理科が大の苦手科目になったりと、しばらくは苦戦していました。それでも根性のある生徒だったので、講師たちから厳しい言葉をかけられると、それをバネにして頑張る。中3になる頃には学年平均を安定して超えるようになっていました。
鎌田校長:
医学部をめざすにあたっては少々もめましたね。本人は高1時点で医学部進学を希望したのですが、理科の成績が良くなかったので親御さんから「医学部は難しいだろう」と。東大文系か、国公立医学部かご家庭で意見がまとまらない時期がありました。
担任としては「夢の志望校」は絶対にあきらめさせたくなかったので、理科の苦手を克服できるようカリキュラムを組んで指導していきました。厳しい指導にもしっかりとついてきてくれたので、結果的に理科も得意科目化することができましたね。
−−長い期間TOMASに在籍されていたとのことですが、どのような指導計画を立てられたのでしょうか?
吉山講師:
中学生のうちは学校での席次を上げることを意識しました。聖光学院の場合それがそのまま大学受験の結果にもつながってきますから。
鎌田校長:
中学受験を終えてから継続して通ってくれたおかげで、6年間かけて鍛えていくことができたのは大きかったと思っています。先ほどの話の通り、国語や理科で苦戦した時期こそありましたが、十分な期間があったのでしっかりと対応することが可能でした。
TOMAS講師歴21年の大ベテラン。成城学園校以外に国分寺校、メディックTOMAS市ヶ谷校でも指導を担当。
−−杏林大医学部に合格した生徒はいかがでしたか?
鎌田校長:
この生徒も小5くらいから通ってくれていました。小中高一貫校に通っていたので、大学受験は本人にとって久しぶりの受験。学力を鍛えていく時間は十分にあったので、課題は精神面のサポートでした。完璧主義のきっちりした性格の生徒で、ものすごい努力家。その分、ちょっと崩れてしまうと一気に不安に押しつぶされてしまうんですよね。高2の時にスランプがあって、面談室で2時間話を聞いたこともありました。
吉山講師:
この生徒の場合、たまに本人が「今はこれはやりたくない」と言うときは、あえて休ませたり、こちらがブレーキをかけてあげることもありました。
一方で千葉大の子の場合は厳しい言葉をかけて発破をかけるなど、生徒によって接し方を変えるようにしていました。この二人はまさに両極端でしたね。
−−慶應付属中にも多くの合格者を出すなど、毎年素晴らしい進学実績ですが、指導上特に意識していたことはありますか?
鎌田校長:
成城学園校オリジナルの…、なんてことを言えればよいのですが、特別なことは一切していません。強いて挙げるなら、生徒の現状をしっかり把握する、カリキュラムを都度修正するなどして、進捗や方向性の確認は丁寧にやっていたかもしれません。
手前味噌になりますが、過去にお通いいただいた方からの紹介で入会してくださるご家庭がとても多いです。これも、目の前の生徒ととことん向き合い続けてきたことを少しずつ認めていただいた結果なのかなと受け止めています。
吉山講師:
生徒と価値観を共有することです。通っている学校の様子は?最寄駅はどんなところ?部活は?など事前に調べたり、本人と話しながら、その生徒の環境や価値観を理解していき、生徒を理解する。そうすることで、ようやくプロフェッショナルの仕事といえる個別指導が可能になると考えています。
2019年度入試に向けての抱負は?という問いに「全力で全員受からせにいきますよ、今年もご期待ください!」と答える鎌田校長。
−−この仕事のどんなところが面白いと感じますか?
吉山講師:
一人ひとり教えられるところですね。集団指導だと個々の生徒の動きや反応、性格などを見てあげられないので、私の場合ストレスがたまってしまうのです。この仕事は一人ひとりに合った言葉をかけられるのがすごく魅力的。あとは受験指導なので必ず結果が出てしまうことでしょうか。合格するという保証はどこにもありませんが、だからこそ不確実な戦いに挑む子どもたちの姿は尊いし、指導しがいがあります。
鎌田校長:
生徒や先生と話すこと、教室のみんなと一体感を生んで働けること、すべてが面白いし楽しいと感じています。子どもたちの可能性は本当にすばらしく、学ぶことや驚かされることも多いです。10年以上今の仕事を続けていますが、この気持ちはこれからも変わらないと思います。
−−成城学園校の今後の目標を教えてください。
鎌田校長:
たくさん塾がある地域なので、進学塾、個別指導塾を思い浮かべるときに一番最初に思い浮かべていただけるようにしていきたいですね。そのために何をするか、もちろんこれまで通り地道に目の前の生徒と向き合い続けます。