TOMAS巣鴨校
教室責任者:泊 真史先生 ベテラン講師を多く抱え、信頼の布陣で優れた実績を出し続ける巣鴨校。2020年度も筑駒中、麻布中、桜蔭中、早慶附属高など難関校合格者を多数輩出しました。合格の舞台裏について、校長の泊先生にお話を伺いました。
教室責任者:泊 真史先生 ベテラン講師を多く抱え、信頼の布陣で優れた実績を出し続ける巣鴨校。2020年度も筑駒中、麻布中、桜蔭中、早慶附属高など難関校合格者を多数輩出しました。合格の舞台裏について、校長の泊先生にお話を伺いました。
泊先生: 今年は中学受験で筑波大学附属駒場中、麻布中、桜蔭中、早慶附属高、国立大学医学部など難関校に多数の合格者を輩出しました。他にも、豊島岡女子中、本郷中、筑波大附中、都立小石川中、巣鴨高、立教新座高などをめざす意識の高い生徒が多く集まっています。そうした生徒をさらに高いレベルに引っ張っていけるような、実力とリーダーシップのあるベテラン講師が多いのが巣鴨校の自慢です。
泊先生: N君は小5のときにTOMASに入会しました。算数が得意で学校のテストは満点、集団塾のテストでも好成績をとっていました。しかし、小5になり、だんだん塾のテストで点数が取れなくなってきたことに、お母様は不安を感じていました。成績が下がってはいたものの、本人は依然として算数が得意という意識のままの状態でした。
泊先生: N君が小5になってミスが増え、算数の成績が下がった理由は明らかでした。算数の得意な男の子にありがちですが、頭の中だけで問題を解くくせがありました。テストの問題・解答用紙を見るとほとんど途中式が書かれておらず、最後の答えだけ書いてあるのです。小4までの簡単な計算問題ならそれで対応できていましたが、多少複雑な計算や文章題になると、暗算でできる限界を超えてしまい、ミスが多く、また何度も考え直しすることになるので、解くのに時間もかかるようになっていました。そういった悪いくせを直させるために入塾させたいと、ご家庭より相談をうけました。解決するための具体策を求められて入会されました。
泊先生: 問題文をじっくり解析する力が欠けていました。最初に思いついた方法で解ける場合は気分よく進めますが、その方法が間違っていた場合や、段階的に複数の解法を組み合わせて解く問題の場合はすぐにあきらめてしまうという弱点がありました。見切りが早かったため、解ける問題でも点数を落としていました。そのため、成績の波が大きく、正答率の高い問題が不正解になるという現象も見られました。
泊先生: 解法のテクニックと手順を何度も説明し、問題に書かれている条件を整理させることに重点を置きました。解答の方針を立てないまま急いで解答にとりかかると、手順が途中でわからなくなったり、誤った解法のままずっと計算を進めて時間がなくなったりします。考える時間をとって方針をメモしてから解くほうが時間短縮にもなるということを生徒本人にも納得させた上で、習慣づけました。その方法で成績が上がるのがわかってからは、点数にも反映されるようになりました。余白には途中式を書き、解法選択ミスなのか計算ミスなのかなど失点の理由を振り返られるようにしました。
泊先生: テストごとの好不調の波がなくなるように、教室での授業はもちろん、宿題を取り組むときも、制限時間を意識させて毎回同じように高い緊張感・集中力を維持できるようにトレーニングしました。受験直前期は特に、最初から順番に解いていくのではなく、解ける問題を見極めて、きちんと合格点をとるという意識を持たせるようにしました。
泊先生:
小学生ですから、モチベーションが重要です。ほとんどの生徒は受験勉強の中で自分よりできる生徒を見て、自信を失うという経験をします。そのとき、自分の弱点を知って、克服するための計画を立て、実行できるかが勝負の分かれ目です。TOMASでは、弱点の洗い出し、カリキュラム作成、カリキュラムの進行管理を担任・講師が責任もって行います。
親子と塾のチームプレーで長い中学受験を頑張り抜いて迎えた合格発表の日に、ご両親にお礼を言っている教え子を見たときは思わず胸が熱くなります。合格したことはもちろんですが、生徒の人間的成長に嬉しくなります。
泊先生: 難関校を狙うなら、全教科・全単元にまんべんなく取り組むのではなく、傾向を分析し、必要な力と本人の弱点を分析したうえで、具体的・計画的に対策していく必要があります。長い受験勉強では単元指導だけでなく、こういった戦略指導こそ合格のかぎとなります。豊富な経験・知識・実績を持ったベテラン講師陣と担任があなたを支えます。まずはご相談ください。
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