さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
現状を打開するためにどう考え、 どう行動したのか。
みんなのブレイクスルーをヒントに、あなたも夢の志望校をめざしませんか?
【vol.27】麻布中学校に受かる子とは?|麻布中学校に強い塾
浜口 和也さん(仮名)/東京都区立小学校出身の場合
才能任せだけでは難関校には太刀打ちできない!
麻布中学校合格を目指す浜口くん。彼はTOMASに入塾した時から抜群の才能を持っていました。しかしその反面、頭のよい子にありがちな弱点も持っていました。
思考の過程を軽視して、すぐに結論を出そうとしてしまう……。
浜口くんは、頭の回転が速く、発想力に優れている反面、思考をていねいに行うことができていなかったのです。
問題の正答と浜口くんの結論が一致している場合は問題ないのですが、もし一致していなかった場合、発想力に頼るだけの結論ではその不一致を修正することはできません。
思考の過程が間違った方向に進んだ時に、それを修正することができず、大きな失点を招いてしまうことが多々ありました。
麻布中学校などの難関校では、算数はもちろん、他教科でも複雑な思考や作業を要求するものが多く、自分の思考過程を自力で修正しながら解答にたどり着く力が必要とされます。そのためにはていねいな思考、つまり「論理的な思考力」を鍛えなければなりません。
才能任せで直感的に正答を導くのではなく、論理的な思考力を鍛えて確実に正答にたどり着くための訓練が、浜口くんには必要でした。
思考の「見える化」!
論理的な思考力を鍛えるために、思考を「見える化」する指導を行いました。
具体的には、設問で与えられている条件・情報や、途中計算で求めた値などを整理し、それを書き出すように指導しました。
頭の中で考えたことを文字や数字として書き出し、自分の思考をチェックする習慣がついたことが、浜口くんの志望校合格にとって最も重要なポイントだったと思います。
相手に伝わる表現力を強化!
また、算数以外の授業でも、例えば浜口くんが興味を持っている社会に関する会話を通して、「相手に伝わる表現方法」や「物事の分析の方法」について指導していきました。
浜口くんにある知識や物事について分析し、それを説明してもらう。その説明の中で論理の不十分なところを指摘して直していく。
このような会話を行うことで、論理的な思考力に加えて、相手に理解してもらうための表現力についても鍛えることができました。
また、論理的な思考力と表現力を鍛えたことは、嬉しい効果ももたらしました。途中計算式をていねいに書くことで、部分点を狙えるようになったのです。
おかげで浜口くんの成績は向上し、入試直前期には安定して高得点をキープ。自信を持って入試を迎えることができました。
【保護者の方の声】
6年生の初めに成績が下がり、受験への気持ちが折れてしまった時、先生方が親身になって子どもの様子に気を配ってくださり、心強かったです。
ありがとうございました。
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