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桜蔭 近年の入試傾向 そっくり模試では、これらの傾向をふまえて問題を作成しています

国語「質・量・スピード全てを要する難問」

例年、説明的文章1題と長い文学的文章1題という構成。漢字と接続語や副詞など語句の問題のほか、100字前後から200字の長い記述問題が出題される。設問数は少ないが、しっかりした読解力と思考力、記述力を試すものとなっている。説明的文章では、文学・芸術論、言語等をテーマとしたものがよく出題される。

算数「処理能力が重要な出題」

直近2年は大問4題構成となっており、式や考え方を書かせる形式となっている。頻出分野としては、図形・速さ・規則性などが挙げられ、特に図形に関しては移動や切断・構成など複雑なものが含まれていることもある。全体的にどの問題に対しても、高い処理能力が必要とされることが多い。

社会「知識・理解力・教養の全てが必要」

出題数は例年50問前後で、作業量は比較的多めである。解答に必要な知識は膨大で、理解力も非常に高い水準で要求されるため、表層的な言葉の暗記だけでは、桜蔭レベルで差がつく問題には太刀打ちできない。加えて、身の回りにおける生活の知識や知恵など、テキストに載っていない“教養”が問われる事がある。

理科「真の基礎力が問われる総合問題」

問題構成は年度によるばらつきが大きかったが、ここ4～5年、解答箇所40前後で安定してきている。分野的な偏りは見られないが、ニュースで話題となっているような時事問題が出題されることが多い。難問・奇問は見られないため、受験生の実力がストレートに反映されやすい内容となっている。