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【明治大学付属中野中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

【明治大学付属中野中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

明治大学付属中野中学校に入りたい! 学校の基本情報と入試対策を徹底解説!

明治大学付属で唯一の男子校の明治大学付属中野中学校。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。

この記事では、明治大学付属中野中学校の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。

夢の明治大学付属中野中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!

記事作成日:2024年1月26日
記事執筆者:TOMAS

【 目 次 】

  • 明治大学付属中野中学・高等学校について
    • 明治大学付属中野中学・高等学校の特徴
    • 明治大学付属中野中学・高等学校の教育理念
    • 明治大学付属中野中学・高等学校の授業カリキュラム
    • 明治大学付属中野中学・高等学校の学費
    • 明治大学付属中野中学・高等学校の大学進学実績
  • 明治大学付属中野中学校の入試について
    • 明治大学付属中野中学校の偏差値と入試難易度
    • 明治大学付属中野中学校の入試日程
    • 明治大学付属中野中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
    • 明治大学付属中野中学校入試の受験教科 科目別配点と試験時間
    • 明治大学付属中野中学校入試の攻略方法
    • 明治大学付属中野中学校入試の過去問
  • 明治大学付属中野中学校を受験するならTOMAS
    • TOMASは、個別なのに進学塾
    • TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
  • まとめ

明治大学付属中野中学・高等学校について

明治大学に約8割が進学する名門男子校。
付属校の生徒であることに甘えず、基礎学力をしっかりと身につけることはもちろん、学校行事や特別活動等を通じ、強い身体と精神力を養い、バランス感覚を備えた人物の育成を実践し、「生きる力」を育む。中学1年から高校3年まで、各学年で様々な講習を設けており、専門知識を習得できる。目指す学部を探すための「明治大学特別進学講座」など、明治大学との連携体制を整えている。

◎ 住所
〒164-0003 東京都中野区東中野3丁目3-4
◎ 最寄り駅
東中野駅(JR中央・総武線・都営地下鉄大江戸線) 徒歩5分
落合駅(東京メトロ東西線) 徒歩10分

明治大学付属中野中学・高等学校の特徴

文武両道を重んじる校風

クラブ活動も勉強もおろそかにすることなく、生徒たちは「文武両道」を実践しています。

高い進学実績

卒業生のおよそ8割は明治大学に進学します。明治大学推薦希望者の国公立大学併願受験が可能。

明治大学付属中野中学・高等学校の教育理念

校訓の「質実剛毅・協同自治」を柱として、合い言葉「みんなで仲良く、正直に、真面目に、精一杯努力しよう」や実践目標を設け、日々の指導にあたり、本校の卒業生が大学の核、やがては社会の核となることを願っています。

明治大学付属中野中学・高等学校の授業カリキュラム

英語

中学の段階では、基礎的かつ幅広い英語力が身につくよう、一人ひとりの英語力の向上に努めています。そのために、定期的なショートテストとその追試、さらに指名講習を行い、目標に到達するまで粘り強く指導しています。また、中2・3では全員がGTECを受験し、学習の成果を試す機会を設けています。
高校では、教科書で学んだことをもとに、大学進学に要求されるレベルの英語力を養成することを目指しています。そのために、高1から定期的にショートテストを行い、語彙力・文法力を高める努力をしています。高2・3では英語演習の授業を設け、高2ではセンター試験レベル、高3では難関大学レベルの長文読解を中心に授業を行い、応用力を養っています。また、英検・ TOEIC等の受験を奨励し、将来に役立つ英語力の養成に努めています。

国語

国語学習の目的は「読解力」と「表現力」の養成です。これらの力は情報を正しく理解し、自分の意思で行動するためにも、自分の意思を伝えたい相手にわかりやすく伝えるためにも必要な能力です。「読解」については、教科書を中心に、「表現」については、スピーチやディベートなどの授業を通じて「読む力・聞く力・書く力・話す力」をバランスよく伸ばします。語彙力の養成にも重点を置き、定期的に確認テストなどを実施しています。

数学

数学は、論理的に考える力を養い、順序立てて明確に物事を伝える力をつけられる科目です。授業に加え、基礎から応用まで含まれた問題プリント等の課題を通じ、家庭学習の指針としています。高2で文理に分かれた後、理系では応用力を養うことに重点を置き、高3の演習の時間ではセンター試験や入試レベルの問題演習を行っています。指名講習や長期休暇中の特別課題、自主参加可能な講習によるフォローアップも行われています。

社会

社会は、問題解決能力の養成につながる教科です。そのために必要な基礎的知識を、用語・地名・人名の単なる羅列に終わらず、しっかり理解するよう、じっくり学びます。授業では地図の読図や資料(史料)を読み取る能力の育成を図ります。また、積極的に時事問題を扱い、現代社会について主体的に考える習慣をつけます。特に大学で社会科学系学部への進学を希望する生徒には、ニュース時事能力検定の受検を勧めています。

理科

理科を学ぶ意味は、様々な現象を科学的にとらえ、自然科学への理解を深める点にあります。また、実験・観察を通じて問題解決能力を養成することは、将来、科学的思考に基づいた判断や行動につながります。本校では特に中学で実験を多く取り入れ、その基礎力を養っています。また、高校では教科書だけにとらわれず、より発展的な事柄も取り扱い、幅広く学習します。家庭学習は復習に重点を置き、必要に応じて課題も出しています。

音楽

中学では主に音楽の基礎を学習し、高校ではさらに音に感応できるよう、キーボードを使った授業を行って、クラシックからポピュラーミュージックまでさまざまなジャンルの音楽の演奏や鑑賞を通して、音楽への興味を引き出しています。また、中2では、ギター演奏や数多くのDVD鑑賞なども行っています。

美術

美術教育を通じて、未来のあらゆる課題や問題に対して、創造的に対処し、主体的に行動できる人物に成長することを目指しています。その結果、授業において制作された作品は、中・高共に、完成度の高い秀作が多くあります。また、美術系や建築系進学希望者に対して、基礎から進展できるよう、美術デッサン講習の個別指導を行っています。

保健体育

陸上や球技はもとより、武道にも力を入れています。高1で柔道か剣道を選択し、2年間継続して学び、高2の年度末には技量に長じた者を対象に昇段審査も行っています。その他、中1・2では水泳の授業もあります。そして保健学習を通して、健康と体力の保持増進の方法などを学びます。

技術

中1~3までの3年間で、「材料と加工に関する技術」「エネルギー変換に関する技術」「生物育成に関する技術」「情報に関する技術」について、それぞれ実習を通して学習するカリキュラムによって、ものづくりへの興味を促し、創意工夫を疑らすための発想力を養います。

家庭

衣・食・住にわたる生活全般を中心に学びます。さらに、乳幼児の保育、家庭生活の意義や家庭経済などについてまで、幅広く学習しています。 衣食住については、特に、食生活分野において、調理科学に重点を置いています。個々の食品がもつ栄養学的な特性や、調理学的な特性の理解を助け、実生活に活用できるような、授業を行っています。

情報

「わたしたちと情報社会」「情報とネットワークの活用」「情報機器の発達とそのしくみ」などについて、座学を行う時間が約半分、そして実習が約半分となっています。実習ではオフィスソフトをはじめとして、プレゼンテーションも使って作品を制作します。

明治大学付属中野中学・高等学校の学費

明治大学付属中野中学・高等学校の公式ホームページによれば、2023年度の学費等は次の通りです。

中学校の学費
(1) 入学金 280,000 円
(2) 授業料(年額) 570,000 円
(3) 生徒会入会費 3,000 円
(4) 生徒会費(年額) 12,000 円
(5) PTA入会費 5,000 円
(6) PTA会費(年額) 17,000 円
(7) 施設設備費(年額) 240,000 円
高等学校の学費
(1) 入学金 280,000 円
(2) 授業料(年額) 570,000 円
(3) 生徒会入会費 3,000 円
(4) 生徒会費(年額) 12,000 円
(5) PTA入会費 5,000 円
(6) PTA会費(年額) 17,000 円
(7) 施設設備費(年額) 240,000 円

※教材費・行事費・学力テスト代などが別途必要です。

※高等学校入学者のうち併設中学生からの入学者は、生徒会入会費およびPTA入会費は発生しません。

明治大学付属中野中学・高等学校の大学進学実績

明治大学付属中野中学・高等学校は、2023年度大学入試の結果を公表しました。明治大学に推薦で81.5%が進学。東工大や千葉大、北大など国公立大には16名が進学しました。早大・慶大にも各10名以上現役合格しています。

明治大学付属中野中学校の入試について

明治大学付属中野中学校の偏差値と入試難易度

明治大学付属中野中学校の2023年度偏差値は56です(森上教育研究所調べによる)。中学入試における難関校のひとつです。

明治大学付属中野中学校の入試日程(2024年度)

①出願情報入力・入学検定料支払

第1回 2024年1月10日(水)~2024年1月30日(火) 〈インターネット出願〉
第2回 2024年1月10日(水)~2024年2月3日(土) 〈インターネット出願〉

②入学試験日

第1回 2024年2月2日(金)
第2回 2024年2月4日(日)

③合格発表日

第1回 2024年2月2日(金)20:00 合否照会サイトで発表
第2回 2024年2月4日(日)20:00 合否照会サイトで発表

④入学手続き期間

<入学金納入期間>
第1回 合格発表後~2024年2月4日(日)12:00
第2回 合格発表後~2024年2月6日(火)12:00
<合格証・手続書類交付期間>
第1回 2024年2月5日(月)9:00~13:00
第2回 2024年2月7日(水)9:00~13:00
<手続書類提出期間>
2024年2月16日(金)までに郵送または持参。持参の場合、日曜祝日を除く。

⑤中学校説明会

2023年6月3日(土)・10月9日(月・祝)・11月25日(土)

明治大学付属中野中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率

明治大学付属中野中学校の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。

2023年度入試
定員数 偏差値 偏差値
前年差
受験者 受験者
前年差
合格者 合格者
前年差
実倍率
第1回 160 56 ▲1 766 ▲124 273 3 2.81
第2回 80 56 ▲2 530 ▲80 120 2 4.42
※2023年2月時点

明治大学付属中野中学校入試の受験教科 科目別配点と試験時間

明治大学付属中野中学校の受験教科 科目別配点と試験時間は下記の通りです。

科目 満点 試験時間
国語 100点 50分
算数 100点 50分
理科 50点 30分
社会 50点 30分

明治大学付属中野中学校入試の攻略方法

明治大学付属中野中学校の国語で合格点をとるポイント

知識問題、長い文章読解問題。語句の知識など対策をしっかり。

明治大学付属中野中学校の算数で合格点をとるポイント

前半の小問を確実に。分野の偏りは見られない。

明治大学付属中野中学校の理科で合格点をとるポイント

広く浅い出題。基本問題の穴の点検を急ぎたい。

明治大学付属中野中学校の社会で合格点をとるポイント

基礎事項を広く問う。教科書的知識の蓄えが重要。

明治大学付属中野中学校入試の過去問

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。明治大学付属中野中が第一志望なら、佐久長聖中や日本大学第二中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。明治大学付属中野をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

明治大学付属中野中学校を受験するならTOMAS

TOMASは、個別なのに進学塾

個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。

TOMASは、本物の個別指導の力を証明!

開成14名、筑駒2名、麻布15名、駒場東邦22名、桜蔭4名、女子学院10名など難関合格者を2023年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。
2023年度の合格実績

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。

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