OB・OGインタビュー
TOMASで培った
「論理的に説明する力」
が、大学でも役立っています。
東京工業大学(第1類)
理学部 地球惑星学科3年
出身高校:川越東高等学校
当時の所属教室:赤羽校
町田 康さん
TOMASに通ったきっかけは何ですか?
中学からずっと数学が苦手で、逆に国語と英語が得意だったのでその頃は文系に進むんだろうなと思っていました。ただ中3のときに習った先生に「君は数学のセンスがある」って初めて言われたんですよ。それでその先生についていったら、ほんとうに数学が得意になって結果的に数学が一番得意分野になっていました。
集団だと1人ひとりの個性ってなかなか気付かないと思うんですけど、個別で自分の能力を認めてもらったことで頑張れたかなと思います。それが入塾というか通塾のきっかけですね。TOMASには小学5年に入会し、8年間通いました。
苦手な数学を得意にできた理由は?
基礎をちゃんとやってもらったためだと思います。もともと数学は好きだったので、やっていたつもりだったんです。
(集団塾に通っていた頃)、ただカリキュラムに従って段階的に進めていたので、自分はずっと基礎的な所で詰まっていたのに先の問題ばかり扱っていて、つまづき箇所が放置されたままだったために伸び悩んでいました。
基礎をしっかりと理解し、土台ができたために自分の能力を生かすことができたのだと思います。つまずき箇所が放置されていたってことですね。
TOMASに入ってよかった思う点は?
自分のマネジメントがすごくしやすかったことですね。
あらかじめ立てられたスケジュールに従うのがすごく苦手だったので、これだけやって自分の能力だけでは足りないなというところはTOMASで授業を入れてもらう。それがすごくやりやすかったのでよかったなと思います。
あと、理学系なので勉強内容がそのまま大学で役立っています。
それと、「論理的に説明する力」がすごくついたと思います。個別だと答案をかなり細かくチェックされるので、先生に説明を求められたときに、論理的に説明し、またそれを答案におこす努力をしました。
それが今、塾講師のアルバイトや数学のゼミ発表などで生きています。
大学、学部、学科を選んだ理由は?
センター試験で失敗してしまったので、合計点で現役合格できる国立大学ということで、東工大にしました。
僕は工学というよりも理論だったので、理学部を選びました。それで地球惑星学科を選んだのは、やることがたくさんあるので楽しいかなと。
僕は理学の中でも数学とか物理だとかいったところに興味があって、地球惑星科だとほんとうに間というか。たとえば、実際の惑星の動きを解析するうえで物理を使うのですが、その物理をするうえで数学が基盤になっています。また、純粋な数値解析として数学を使ったり。地球惑星という学問の裾野が広い分、様々な分野のいいとこ取りができるのが魅力ですね。
大学では何を学んでいますか?
何をやっているんでしょうね(笑)。幅が広くて化学に近いこともやっていますし。
たとえば、その辺の石ころを拾ってきてこれを作っている物質は何かとか。実際に地球はどう動いているか、ケプラーの法則とか、どういう運動しているのかとかを考えるのが物理だと思うんですけど、実際それを計算するのに、数学の分野を使ったり。
ほんとうに裾野が広くて何でもやっています。
この大学に入ってよかったと思う点は?
入ってきている人たちの意識がすごく高いことですね。
言い方悪いですけど、東工大の人たちって若干不器用で(笑)。不器用な分、逆に勉強に対して愚直に対している人が多いです。毎日図書館に通って数学を極めていたり。それで数学を語っているときは明るく輝いているみたいな感じ。
そういう変わった人種が多いのが東工大の良さだと思っています。東工大に入った理由は決してポジティブなものではなかったんですけど、入ってみたらほんとうに良かったなって思いました。
今思い描いている大学卒業後の進路を教えてください
ほんとうにいろいろ考えています。
研究だけに没頭するのは、自分のキャラクターとして違うかなって感じています。今TOMASで講師のアルバイトをしているのですが、人に教えるということがやっていて楽しくやりがいを感じているので、そういう職に就きたいなと考えています。
最後に東工大をめざす後輩へアドバイスをお願いします!
ぼくは受験期を含めて楽しかった。
受験生って勉強さえしていれば褒められるじゃないですか。勉強さえしていれば怒られない。
ぼくは今、自分の勉強をしたいのに、ほかのこととかでなかなかできない環境がある。
勉強だけしていれば、周りがサポートしてくれる環境というのは、この先ないので、満喫するのがいいかなと思います。
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