東京大学
文科二類
合格
山中 朔也さん(仮名)
都内公立高校出身
プロフィール
中学3年生の時にTOMASに入会し、第一志望であった都立高校に合格。高校入学後に一度退会したものの、早い進度のカリキュラムについていくために高校1年生の夏に再入会した。水泳部の厳しい練習をこなしながら、通学中や就寝前のスキマ時間を活用して効率的に学習を進め、東京大学文科二類への合格を果たした。
学校から「連続して受けすぎないように」というアドバイスがあり、併願校は3つに絞る予定だった。しかし、早稲田大学の政治経済学部と商学部の出願を忘れてしまうハプニングがあり、最終的に上智大学のみ併願校として受験し、東京大学の受験に臨んだ。
東京大学をめざした理由
東京大学を第一志望にした理由を教えてください。
学歴社会において重宝される「東大」というライセンスを手に入れることは、他者から対等に扱ってもらえる権利を得ることだと考えていました。そうした権利を得ることと、自分の学力がどこまで伸ばせるかという好奇心とを合わせて考えた結果、東大を志望校に決めました。ただ、今になって思えば、高校入学当初からほとんどの同級生が東大志望だったので、周囲に影響された側面もあったのかなと感じています。
文科二類を志望した理由を教えてください。
もともと理系だったのですが、物理や化学がまったくできず、高2の秋に文転しました。最終的に文科二類に決めたのは、学校の政経の先生に影響を受けたからです。授業がとてもわかりやすくて面白かったので、経済に対して親しみをもつことができました。
TOMASのカリキュラムと過去問への取り組みについて
TOMASのカリキュラムについて教えてください。
1年生の後半で再入会したときは理系に進学しようと考えていたため、理系数学を受講していました。しかし、2年生の秋に文転したことで、文系数学や国語中心のカリキュラムに変更してもらいました。担任の先生がスムースに対応してくださったので、とてもありがたかったです。
数学の授業では、東大で頻出の問題傾向や、「数学的帰納法がこういう時に使われる」といった解答の方針を定める際の基本事項を詳しく教わりました。完璧をめざさなくてもいいという教え方だったので、苦手だった数学に対して気楽に取り組むことができました。
過去問演習はいつからどれくらいやりましたか?
過去問を見始めたのは2年生の後半ぐらいからでしたが、当時は基礎を固めることを意識して勉強していました。本格的に過去問演習を始めたのは、3年生の夏ぐらいからです。数学と日本史は25年分、国語は10年分、地理は5年分ほど解きました。数学については、ここ5年間の難化傾向をふまえ、東大の過去問だけでなく早慶の過去問や高度な問題を集めたテキストも活用しました。
過去問演習をする際に意識していたことはありますか?
解答を鵜呑みにせず、批判的な視点をもつことを意識していました。たとえば、東大の国語は予備校によって解答が異なることも多いため、「完璧な解答は存在しない」という中立的な見方を保ちながら、複数の解答を比較して自分だけの模範解答を作成するようにしていました。その結果、徐々に自分の中で解答の良し悪しが判断できるようになったと感じています。
TOMASの先生や家族のサポートについて
TOMASに通ってよかったところを教えてください。
もともと高校受験に向けて塾を探していたとき、他塾では志望校の変更を打診されることもありましたが、TOMASだけは「私たちなら合格させられます」と真摯に向き合ってくれました。多くの人たちに難しいと言われるような高い目標に対しても、自信をもって背中を押してくれたので心強かったです。
学習面では、非常に合理的な教え方をしていただいたと感じています。他塾だと一つのカリキュラムをすべての生徒に当てはめて指導するケースがほとんどですが、TOMASでは生徒一人ひとりの弱点や得意分野によって、教材や教え方を柔軟に変更してくれます。私は数学が苦手でしたが、先生が授業を通して私の課題を的確に見抜き、それを解消するための最適なテキストを提案してくれました。こうした一人ひとりの目標や特性に合わせたサポートが受けられたことは、志望校合格に大きく影響していると思います。
家族はどのようにサポートしてくれましたか?
乳酸ドリンクや栄養剤を買ってきてくれるなど体調管理を手厚くサポートしてくれました。また、入試前日に緊張のあまり食事が喉を通らなくなっていた私に、「どうせ落ちるんだから、大丈夫だよ(笑)」と冗談交じりに声をかけてくれました。その一言でかえって肩の力が抜け、リラックスして本番に臨むことができました。
受験生へのアドバイス
成績を伸ばすために重要だと思うことを教えてください。
「他者に説明できるレベルまで理解しているか」を常に確認することです。論述のある大学では、知識を他者に説明するという能力が求められるため、丸暗記は無意味です。そのため、私はどんな知識も他者に説明できて初めて「覚えた」状態になると考えており、家で自習をする際は、独り言をつぶやきながら論理的に説明できるまで知識を定着させるようにしていました。
後輩に向けて、メッセージをお願いします。
特定の受験科目にこだわりすぎないほうがよいと思います。近年の入試は思考力や教養が重視され、ジェンダーや思想史などのテーマが科目を超えて出題されます。実際に今年の地理では、家庭科で学んだ「生分解性プラスチック」の知識が役立ちました。入試に使わない科目だからと手を抜くのではなく、体系的な学習を心がけることでよい結果につながると思います。
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