2018年度 中学受験 御三家・最難関校へ導いた先生が語る 個人別カリキュラム・合格のポイント
完全1対1の進学個別指導で、毎年、難関中学への高い合格実績を上げ続けているTOMAS。
生徒一人ひとりの志望校から逆算した個人別カリキュラムで、今年もたくさんの「夢の志望校合格」を実現しました。
生徒たちはどのような課題・弱点を、どのように克服して、合格を勝ち取ったのでしょうか?
実際に今年の受験で生徒たちを御三家・最難関校へと導いた先生に、合格の決め手となった指導のポイントについてお聞きしましたので、ご紹介します。
筑波大附駒場中 合格 A君の場合
合格校:筑波大附駒場中・開成中・聖光学院中
原田 修平 先生
慶應義塾大
TOMAS 横浜校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
A君は得意単元と不得意単元がはっきりしており、筑駒中の算数で頻出となる「場合の数」「点の移動」などが苦手でした。また、1つひとつていねいに進めていくタイプの問題では、時間がかかってしまったり、ミスをしてしまったりすることがあり、スピードと正確性の向上が課題でした。
どのような指導で克服させましたか?
直前期は苦手単元に絞って、いろいろなタイプの問題を解かせました。マンツーマンであることを活かし、この問題はどこがポイントでどこで間違いやすいかといった点を1つひとつ細かく指導するとともに、時間を短縮するための工夫についても指導しました。
筑波大附駒場中 合格 B君の場合
合格校:筑波大附駒場中・開成中・灘中
木村 篤史 先生
東京大
TOMAS 渋谷校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
筑駒の国語では、論説文・物語文・詩が1題ずつ出題されます。40分という短い試験時間の中で正確に深く読み取り、記述解答を練り上げることが求められますが、B君は「読解力」に課題がありました。文章の内容を正しく把握できず、答案が本文の語句の抜き書きや切り貼りになってしまい、意味が通らないことがしばしばありました。
どのような指導で克服させましたか?
文章全体を理解させることと並行して、その中での設問の位置づけを考えさせることで、答案の核となる部分をつかまえられるようにしていきました。その際、自身がどう考えたのかを説明させることで、文章および問題を本当に理解できているかどうかを、逐一確認していきました。
筑波大附駒場中 合格 C君の場合
合格校:筑波大附駒場中・開成中・渋谷教育幕張中
林田 一哉 先生
早稲田大
TOMAS 津田沼校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
例年、筑駒の国語は物語文を含む大問3題、開成では評論と小説の2題か長文の小説1題というケースが多く、いずれも短い時間で細部から心情や情景を深く読み取る力が要求されます。しかしC君は物語文の読解が苦手で、記述・論述系の問題に慣れさせる以前に、物語文の解き方・考え方の基本からやり直す必要がありました。
どのような指導で克服させましたか?
本人の身近なことで例えさせるなど、頭に情景を描き、物語の背景を意識し、主題を掴み、それを説明するという練習を行いました。その上で、選択肢の絞り方、解答の根拠の探し方など、解法についての指導をしました。最後は過去問を使い、受験校特有の問題形式に対して個別に対策を行うことで、合格点が取れるところまで持っていきました。
麻布中 合格 E君の場合
合格校:麻布中・立教新座中・桐朋中
生徒の課題・弱点は何でしたか?
応用力もあり、基礎知識のインプットも正確にできていましたが「解けるレベルの問題に時間内に手を付けられない」「定番問題の得点力が安定しない」といった弱点があり、本来持っている実力をどう実際の得点に結びつけるかが課題でした。「正確性」を高める上で確認作業を行うなどの慎重さも身につけてほしい部分でした。
どのような指導で克服させましたか?
「麻布が欲しい生徒はどんな生徒か想像して、そんな生徒になる」という基本コンセプトをもとに、それを本人が強く認識できるように指導していきました。弱点として挙げた「時間内」「解法の安定」「正確さ」を体に染み込ませるために、さまざまな問題を解かせ、その失敗の中で経験的に「時間への意識」や「解法の安定」「正確さ」の大切さを本人に実感・獲得させていくようにカリキュラムを作りました。また、繰り返しの演習の中で、さまざまな問題の解法パターンを経験的に獲得させ、さらなる安定化を図りました。
桜蔭中 合格 Fさんの場合
合格校:桜蔭中・渋谷教育幕張中・渋谷教育渋谷中
志摩 櫻 先生
東京都立大
TOMAS 二子玉川校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
桜蔭の算数は解くのに手数が必要な計算・条件処理が多く、素早く取り組まないと時間切れになってしまいます。Fさんは正答は導けるもののスピードが不足気味で、難問が解けてしまうだけにそこに集中しすぎて、見直しの時間がなくなる不安がありました。また、答案が数字の羅列になりがちで、見直しがしづらいという課題がありました。
どのような指導で克服させましたか?
毎回の宿題で「どの問題を後回しにしたか」を確認し、捨て問を選ぶ眼力を鍛えました。また、男子難関校の問題をたくさん解いて、時間配分の感覚を磨きました。理解力には余裕があったので、マイナスの数や作図の基礎知識など、知っておくと便利な中学数学内容も扱い、次につながる学習を進めました。答案は数字以外のことをできるだけ書くよう指導し、見直しをしやすい答案をめざしました。
桜蔭中 合格 Gさんの場合
合格校:桜蔭中・浦和明の星女子中・豊島岡女子学園中
廣瀬 美奈子 先生
慶應義塾大
TOMAS 下北沢校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
桜蔭中の算数で求められる「高い処理能力」に必要な、基礎力・論理的思考力ともに備わっていましたが、良くも悪くもマイペースなところがあり、「解法を説明され、それに従って類題演習をする」「とにかく暗記する」という普通の学習法ではモチベーションが上がりにくいタイプのお子さんでした。
どのような指導で克服させましたか?
小6までの単元学習は小4で終了していたので、思考力を伸ばすことに指導の重点を置きました。手を動かし、図・表・グラフに情報を整理しながら解法の道筋を見通し、正確に処理していくというプロセスを大切にしました。時として遠回りと思える解き方をしていても、最後まで(正解まで)自力でたどり着けるように励ましました。いったん正解に至った問題に対しては、類題や発展問題への応用力が高くよりシンプルな解法を模索する姿勢が高まり、結果として難度の高い問題をスピーディに処理する力を身につけることができました。
女子学院中 合格 Hさんの場合
合格校:女子学院中・渋谷教育幕張中・市川中
高松 直樹 先生
早稲田大
TOMAS 千葉校
生徒の課題・弱点は何でしたか?
国語・社会・理科は順調でしたが、それらに比べると算数の点数が伸びず、合格点に達していませんでした。女子学院中の算数は「多問速答型」の傾向が強く、ミスなく、速く解けることが必要不可欠で、少しでも早く算数に目処をつけることが合格の鍵でした。
どのような指導で克服させましたか?
過去問演習を集中的に行い、課題・弱点を洗い出しました。主に条件の読み落とし、読み違いなどで失点していることがわかりましたので、問題文を丁寧に読むこと、設題の意図を良く考え条件を整理してから解くことを徹底させ、ミスをなくすと共に、スピードアップに必要な思考力を養いました。
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