志望校を決めて受験勉強をはじめたのに、思うように成績が上がらない。
不安になって相談にくる保護者の方が毎年たくさんいます。
不安を感じるのは悪いことではありません。しかし、漠然と不安がっていてはダメ。
その不安がより具体的になるよう、志望校合格に向けて、こだわるべき目標と
やらなければならない実践項目をお伝えしていきます。
個別指導で一人ひとりのお子さんを合格へ導いてきたTOMASならではの具体策、
ぜひ参考にしてください。
は じ め に
中学校は入試問題を通して、受験生側にこのような力を持つ生徒がほしいということを訴えてきます。難関校になればなるほど、このメッセージ性は強く、顕著になります。それゆえに受験する側はそのメッセージを敏感にキャッチしていかなければなりません。
- 過去問演習に入るべきタイミングを見誤っている(早すぎる・遅すぎる)。
- 過去問を解いて、答え合わせをしただけで終わっている。
- どの年度から何年分解くか、お子さんに合った戦略を立てていない。
- やるべきことと、捨てるべきことの仕分けができていない。
- 併願校の過去問まで手が回らないうちに本番を迎えてしまう。
チェックしてTOMASにお持ちいただくと、今後の志望校対策の進め方について、進学個別指導TOMASならではの視点で個別にアドバイスいたします。【事前予約制】
チェックリストをプリントアウトできます。
中学受験塾の多くは、集団授業という形をとっています。
中学受験に必要な全単元を網羅できるカリキュラムを整備し、集団の中で子どもたちを切磋琢磨させます。一見、理に適っているようにみえますが、指導には限界があります。あたりまえのことですが、志望校も違えば、克服すべき弱点も一人ひとり全く違うからです。
単元学習の段階であれば集団授業でも指導できますが、受験の天王山である小6夏休み以降となると、こういうわけにもいきません。
だれもが志望校の合格に向けて対策をしたいと考えていますが、集団授業では、個々の弱点・個々の志望校に合った指導を行いたいと思っても、実際にはできないのです。これは指導者側としても非常にジレンマを感じるところです。
志望校合格に向けて、どのような手順で対策を打っていくべきかを列挙します。
1. 受験に必要とされる全単元の基礎知識を定着する。
2. 過去のテスト結果から現段階での弱点を把握し、対策する。
3. 過去問演習を通じて、志望校から要求される問題レベルまで学力、実践力を引き上げる。
これらを見ると、こんなことは言われなくてもあたりまえだと思われるでしょう。
しかし、受験勉強に近道はなく、個々の習熟度に合わせて上記の1~3をやり切った受験生にこそ、合格への道は開かれるのです。これら三つの手順はどれも欠かせない重要なことですが、夏以降で重要になるのは、やはり過去問演習になるでしょう。
各科目の単元学習を終わらせ、過去問演習にどのタイミングで入っていけるかが志望校合格の鍵になります。早すぎても遅すぎてもいけません。早すぎれば、過去問を解いても点数がとれずに自信喪失や伸び悩みにつながりますし、遅すぎれば当然、入試に間に合いません。
TOMASでは、一人ひとりの習熟度と志望校のレベルに合わせ、過去問演習に入るタイミングを見極めます。また、過去問演習を通して発見された基礎の穴や弱点をそのつど補強していきます。つまり、三つの手順をらせん状に繰り返しながら、着実に合格への力をのばしていくことができます。
なぜ、過去問演習が重要なのでしょうか。多くの受験生は得点に一喜一憂しているだけです。ここでは、過去問演習を行う四つの意義をお伝えします。
1. 志望校の出題形式を知る。
2. 志望校の解答形式を知る。
3. 志望校の時間配分を知る。
4. 志望校の得点配分を知る。
受験生において、苦手とする単元が100%なくなるということはほぼありません。これはどのレベルの受験生にも共通することです。受験直前までその苦手とする単元学習は続いていくことになりますが、同時に、志望校の過去問はこのように出題されている、こういう部分に注意しなければならない、という情報が頭の中にインプットされていなければなりません。
本番で力を発揮するためには、まず、過去問でのシミュレーションを通して「出題形式」「解答形式」に慣れておく必要があります。次に、本番でプレッシャーのかかる最も大きな要因である「時間配分」を身につけること。時間を気にして焦ってしまうことが直接的なミスをまねき、さらに途中式などの作業が十分にできないことも、さまざまなミスを誘発します。普段から、本番より短めの時間制限で問題に取り組みましょう。最後に、公表されていれば、志望校の得点配分を知ること。合格には満点を取る必要はありません。得意科目をどこまで伸ばすか、苦手科目をどこまでテコ入れするか。得点配分を考えながら、個々の戦略を立案することが合否を分けます。
志望校に合格するためには、合格に必要な力から現在の力を差し引いた「差」を埋めていく必要があります。そう言ってしまえば簡単ですが、実際にその「差」を正しく見極めることは、数多くの受験生をつぶさに見てきた指導者でない限り不可能でしょう。経験則がなければ、計画を立てたとしても計画倒れになってしまうことがほとんどです。お子さんの状況は日々変化しますから、変化に合わせて計画を修正・最適化していく力も問われます。
はじめて中学受験に挑むご家庭なら、こだわるべき目標とやらなければならない実践項目を、経験豊富な指導者に具体的に示してもらい、それを信じて食らいついていく方が賢明です。その方がシンプルに行動できるし、思い悩むこともありません。あれこれ迷って時間を浪費するのはもったいないことです。
もし、志望校のランクダウンを考えているなら、私たちTOMASに一度ご相談ください。個別指導で一人ひとりの受験生に向き合ってきた私たちだからこそできるアドバイスが必ずあります。
文章題のポイント
文章題はどの学校でも必ず出題されるといってよいでしょう。2016年度は割合の中では、「ニュートン算」の出題が目立ちました。
数の問題のポイント
数の性質、規則性、場合の数など、数の感覚が問われる問題はかなり出題されます。大学入試でも「数論」として毎年難問が出題されている範囲です。中学受験生に求められるものもレベルこそ違いますが、同様のことが問われています。
図形問題のポイント
平面図形では、4~5年前に他の学校で出題された問題が手を加えられて、違う切り口で出題されることが多くなっています。立体図形では、水量グラフ、回転体が多く出題されました。また、女子校では立体図形が出題されにくいというのは過去の話で、中堅レベルの学校でも複雑な立体の切断を出題している例もあります。立体把握が苦手な人は要注意。
設問形式のポイント
2016年度は、全体として形式面での大きな変化はありませんでした。従来通り最難関校では、文章を書いて答える記述問題の占める割合が大きく、記号選択問題や書き抜きの問題が1問も出題されない学校もあります。志望校の設問形式によって対策の重点も変わってきます。
出題ジャンルのポイント
長期傾向で見ると、ここ5年で説明・論説文が増加傾向にあります。物語・小説の問題数はほぼ変化はなく、随筆文は減少傾向にあります。注目ポイントは漢字の書き取りが増加していること。パソコンやスマホなどの普及に伴い、書き取り能力の低下を危ぶむ意識の現れかもしれません。
出題テーマのポイント
2016年度は科学テーマの文章が目立ちました。国語の試験でありながら、内容的には理科や社会、あるいは算数の単元的な理科を求めるような出題が今後増えてくることが予想されます。
地学のポイント
異常気象や数々の天体ショーなどの時事問題を導入として、それらの周辺知識を問う問題が多く扱われています。
生物のポイント
例年通り「植物」「ヒトのからだのつくり」「食物連鎖」が多く出題されました。「ヒトのからだ」については、酵素がはたらく条件や発生する気体の計算問題も。
物理のポイント
高い処理能力が求められる計算問題が出題されています。力のつり合い・浮力と密度は頻出。基本原理を理解したうえで典型問題の反復練習を重ね、応用問題に対応できる力を養いましょう。
化学のポイント
物質の性質や変化の仕組みの理解を問う問題が目立っています。
実験器具のポイント
近年の入試では、実験手順や結果だけでなく、器具の使い方の理解が問われています。使用方法について「なぜそうする必要があるのか」と疑問をもつことで、科学的なものの見方・考え方を養っておきましょう。
文章題のポイント
文章題はどの学校でも必ず出題されるといってよいでしょう。2016年度は割合の中では、「ニュートン算」の出題が目立ちました。
数の問題のポイント
数の性質、規則性、場合の数など、数の感覚が問われる問題はかなり出題されます。大学入試でも「数論」として毎年難問が出題されている範囲です。中学受験生に求められるものもレベルこそ違いますが、同様のことが問われています。
図形問題のポイント
平面図形では、4~5年前に他の学校で出題された問題が手を加えられて、違う切り口で出題されることが多くなっています。立体図形では、水量グラフ、回転体が多く出題されました。また、女子校では立体図形が出題されにくいというのは過去の話で、中堅レベルの学校でも複雑な立体の切断を出題している例もあります。立体把握が苦手な人は要注意。
- 2021年4月29日(木)~5月5日(水) 開講 マンツーマンG.W.特訓 2021
- 即時~ 開講 完全1対1個別 新学年スタートダッシュ講座
- 毎月 開催 スペックTOMAS 中学入試ガイダンス
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2021年4月18日(日)~2021年7月11日(日)開講
小6受験生対象
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