中学受験生 合格を勝ち取るための夏の過ごし方

長期の休みは成績を飛躍させる大きなチャンス。しかし、それはライバルにとっても同じ。どのように過ごすかで大きな差がつきます。
夏休みを有効に使い、志望校合格に向けて成績を飛躍させるために、何に気をつければよいか。TOMASからのアドバイスをよく読んで、夢の志望校合格に向けて有意義な受験勉強ができるよう役立ててください。

夏休みは苦手克服の最後のチャンス!
しっかりした計画が夏を制するカギ

苦手科目にじっくり取り組めるのは夏が最後です。
秋以降に志望校対策中心の
学習にスムーズに移れるように、
夏の課題を明確にして、確実に克服しましょう。

夏の受験勉強を制するための、
大きなポイントは次の4つです。

  1. 1まず自分の弱点を把握する。
  2. 2弱点克服のスケジュールを作る。
  3. 3日々の生活リズム(時間割)を作る。
  4. 4調整しながら計画どおり進める。

自分が気になる分野や、塾・学校の宿題などを優先してこなしていくだけでは、本当に重要な苦手分野の克服ができません。苦手分野を洗い出した上で、優先順位をつけ、使用する教材や必要な学習時間を具体的に把握しましょう。
それらを学習スケジュールに落とし込み、さらに起床時間や就寝時間、食事や休憩時間などを決めて、日々の時間割を作りましょう。
しっかりとした計画を立てることで、計画の実行に迷いがなくなり、安心して学習が進められます。本人やご家庭で計画を立てるのが難しければ、模試の結果などを持って早めにTOMASの先生に相談してください。
また、計画が崩れてきた場合に修正できるように、学習予定のない休みの日や計画を見直す時間などをあらかじめとっておくことも重要です。
夏の学習成果はミスノートなどに集約し、秋以降の志望校対策に役立てましょう。

小6算数学習のポイント

9月からの志望校対策につなげる夏休みは、①総復習・総まとめ、②苦手単元克服、③(できていない人は)基礎基本の習慣化が大切です。

①は薄めの教材を1冊選び、計画を立てて夏にやりきると達成感もあり、自信にもつながります。使ってきた教材の復習を、しっかりやるのもよいでしょう。算数の場合、1日2時間などと決めて勉強を始めると、だんだん力がついてきて、時間内に解ける分量が変わってきます。逆に、わからない問題に時間をかけすぎるのはよくありません。単元学習のときに解けた問題が、総まとめになるとできないということがありますが、入試はまさに総まとめ。試験に出たときに、それが「〇〇算」だと見分けられるレベルまで単元学習が身についている必要があります。ランダムな出題に対応できる力は、ランダムな問題を解く練習でしかつきません。夏からは総合的な問題でレベルを基礎→応用→発展と上げていきましょう。

②模試でよい成績が出なかった単元はすべて克服しましょう。これを怠ると秋以降の志望校対策に影響が出ます。優先順位をつけて行います。考え方は合っていたが計算ミスをしたのか、考え方がわからなかったのかを見分けて、後者の対策を優先します。じっくりと単元学習に取り組めるのは、夏が最後です。

③は計算練習を1日何分と決め、毎日継続しましょう。計算は、練習すればするほど速く正確になり、ミスが各段に少なくなります。

<保護者の方へのアドバイス>
毎日計算問題の時間を決めて取り組むことが大事です。お子さんが毎日やっているかどうかチェックしてください。苦手単元を夏の間につぶせるように、計画を立てましょう。

小6国語学習のポイント

夏前に文法学習をしておくと、夏の学習内容を効果的に頭に入れるための下準備になります。文法に弱い受験生は少なくありません。助詞・助動詞などの基本事項の確認は、比較的短時間で学習できます。

国語は、単元の得意不得意というより、基本の読解力・語彙力・表現力に成績が左右されやすい教科です。成績が思うように伸びない生徒は、そうした基本が弱いのです。読解・漢字・語彙を毎日コツコツ学習することで、地力を鍛え上げていってください。

漢字・語彙は保護者の方が確認する、TOMASの先生にテストしてもらうなどして、きちんと取り組めているか、知識として定着しているかを確認しましょう。

読解は、今までは時間を気にせずとにかく全部解く、という学習だったかもしれません。夏からは「何分で解く」と決め、時間を意識するようにしましょう。近年の入試は、算数・理科・社会も問題文が複雑化・長文化しており、速く正確に解くためには「読解力」が欠かせません。その意味で、国語は4教科の根幹です。少しずつでよいので、毎日国語に触れ続けましょう。教科としては、国語が一番早く過去問に入りやすいと思います。今の実力を試したいという人は、学習計画の中に取り入れてもよいでしょう。記述問題は模範解答を見て主観的に採点して、できたつもりにならず、TOMASの先生にきちんと添削してもらうことが大切です。

<保護者の方へのアドバイス>
国語、特に読解は保護者の方が教えにくいものです。毎日の積み重ねが大事な漢字や言語知識を、親子でゲーム形式などで飽きさせずに楽しく取り組みましょう。

小6理科・社会学習のポイント

理科は苦手を作らないことが特に大事です。

夏までに単元学習がおおむね順調に進んだ生徒は、演習問題集を一冊やりきり、現象の仕組み、原理を理解するだけでなく、説明できるようにしておきましょう。また、間違えた問題については理由を突き詰めておくことも大事です。

逆に、まだ単元学習が完了していない・苦手単元があるという生徒は、夏休みは基礎知識を覚える期間として、焦らずに夏休み中に単元学習を完成させましょう。基礎知識が不足している状態で焦って過去問に取り組んでも、間違いだらけになり、自信も意欲もなくなります。薄めの教材を一冊、計画的に学習し、各単元を完全に理解し、定着させてください。

社会の入試問題は近年、思考や意見を求めるものが増えていますが、その対策には基本的な知識が前提となります。まずは単元学習の知識を総点検し、完成させましょう。

公民の分野は興味がわかず、苦手と思い込んでいる生徒が多いようです。しかし学習してみると、関連ニュースや社会の動きに興味がわき、耳に入ってくるようになります。公民は早めに学習しておきましょう。入試の直前に付け焼刃で時事問題を確認する受験生も多くいますが、ニュースにリアルタイムに触れる期間が長い方が、確実に自分の中に残ります。ニュースを見聞きしたときの自分の意見や感想をノートに書き留めておくと、意見や考えを問う問題の対策にもなります。

<保護者の方へのアドバイス>
理科は苦手を作らないのが大事です。苦手単元は夏の間に克服できるよう計画しましょう。理社とも基礎基本を見直し、知識を完成させましょう。

小5以下学習のポイント

学習計画・生活リズムを決め、それを守って夏休みを過ごすこと、計算・漢字・語彙などの基礎学習を、毎日時間を決めてコツコツ続けることが大切なのは、受験学年でも5年生以下でも同じです。ただ、早いうちに「決めたことを守る」「コツコツと努力を続ける」という姿勢が身につくと、受験学年になり負荷が増大しても乗り越えやすくなります。また、基礎の積み重ねは多ければ多いほど、大きなアドバンテージになります。

具体的な学習計画は、TOMASの夏期講習などを活用して、今学習している単元を完全に定着させることを目指して組みましょう。ただし、すでに難関校を目指すと決めている生徒の場合は、単元学習を早く進めることも大切です。少しでも早く単元学習を終えて、問題演習・志望校対策により多くの時間をあてることが合格への近道だからです。

受験勉強は始めたものの、まだ志望校が決まっていない生徒は、夏休みを利用して親子で学校を調べたり、イベントに参加したりして「夢の第一志望校」を決めることを強くお勧めします。「楽しそうだったからこの学校に絶対行 受験学年になると誰もが目の色を変えます。ライバルに先んじてこの夏、「夢の志望校」合格に向けてのスタートを切り、受験対策を優位に進めましょう。

<保護者の方へのアドバイス>
5年生以下は、夏休みが受験勉強をやっていけるかどうかの分かれ道。勉強嫌いにならないよう、子どもの個性に合わせて学習計画を立てましょう。

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