さきよみ中学受験

「大学入学共通テスト」で問われる力とは?

「大学入学共通テスト」で問われる力とは?

現在、多くの大学で入試に利用されている大学入試センター試験に代わり、2021年1月実施の大学入試から「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が始まります。

同じマークシート方式でも、出題される問題の傾向はかなり変わることが予想されます。

共通テストの出題内容や特徴などを見ていきましょう。

知識偏重を改め、思考力・判断力・表現力が試される

2019年2月現在、高校2年生は最後の「センター試験」世代、1年生から下の学年は新しい「共通テスト」世代となります。

平成29、30年度に実施された「プレテスト」と現行のセンター試験とを比べると、次のような変化がありました。

  • 国語や数学で記述式問題が出題された
  • 資料を読んで考えて答える問題が増えた
  • 問題文そのものの量が増えた(国語の問題冊子は約50ページ以上)
  • 会話文を用いた問題で、解答までのプロセスを問うものがあった
  • マークシートでも、複数の答えや「解なし」を選ばせる問題など複雑になった  など

平成30年度プレテストの「国語」では、著作権法とその啓発ポスターを資料とし、さらに文章を読んで答えるという「資料活用型」の問題が出題されています。

この問題を解くには、文章を読むスピード、その教科の基礎的な知識だけでなく、資料を読み解く力や自分の意見を表明する力が必要です。ややもすれば知識偏重のきらいがあった現行のセンター試験に代わり、共通テストでは「思考力・判断力・表現力」といった新時代の「生きる力」が問われるようになるのです。

2019年2月現在、小6の子どもは本格的な「共通テスト」世代に

2024年度以降の共通テストは、新学習指導要領に基づいて出題されるので、ますます「思考力・判断力・表現力」が重視されることになります。

例えば、2023年度までの共通テストは6教科30科目を予定していますが、2024年度以降は教科・科目を簡素化し、地理歴史・公民分野や理科分野等でも記述式問題の導入を検討することが予定されています。

2024年度に高校3年生として共通テストを受験するのは、2019年2月現在、小学校6年生の子どもです。

この学年は中学校でも、高校でも新学習指導要領実施の先頭を走ります。

知識暗記型の学習ではなく、思考力型の授業が順次導入され、定期テストや中学・高校入試、そして大学入試でもその力を試されていくことになるでしょう。


オススメ記事

記事一覧

ALL

お近くのTOMASを見学してみませんか?

マンツーマン授業のようすや教室の雰囲気を見学してみませんか?
校舎見学はいつでも大歓迎。お近くの校舎をお気軽にのぞいてみてくださいね。

首都圏駅前105校 校舎検索はこちら

校舎名をクリックすると、詳細をご覧になれます。

ひばりヶ丘校 大宮校 阿佐ヶ谷校 柏校 本八幡校 二子玉川校 津田沼校 錦糸町校 千葉校 成増校 北浦和校 川越校 南浦和校 所沢校 志木校 西日暮里校 池袋本部校 教務本部 八王子校 川口校 練馬校 大泉学園校 松戸校 高田馬場校 メディックTOMAS 市ヶ谷校 立川校 荻窪校 巣鴨校 三鷹校 府中校 赤羽校 飯田橋校 国分寺校 中野校 渋谷校 三軒茶屋校 調布校 笹塚校 目黒校 麻布校 聖蹟桜ヶ丘校 成城学園校 大森校 自由が丘校 町田校 本厚木校 武蔵小杉校 たまプラーザ校 蒲田校 横浜校 川崎校 門前仲町校 新百合ヶ丘校 千歳烏山校 青葉台校 藤沢校 新浦安校 下北沢校 上大岡校 千歳船橋校 葛西校 東戸塚校 日吉校 日吉校 南大沢校 四ッ谷校 田町校 浅草橋校 戸越校 センター北校 国立校 戸塚校 向ヶ丘遊園校 武蔵境校 メディックTOMAS横浜校 白山校 大崎校 石神井公園校 市川校 吉祥寺校 綱島校 海浜幕張校 下高井戸校 桜新町校 学芸大学校 多摩センター校 宮崎台校 スペックTOMAS自由が丘校 上尾校 メディックTOMAS大宮校 大船校 流山おおたかの森校 二俣川校 浜田山校 尾山台校 海老名校 大井町 中目黒校 勝どき校 月島校 メディックTOMAS渋谷校 御茶ノ水校 船橋校 用賀校 スペック勝どき校 市が尾校