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麻布中学校入試の試験日・過去問対策まとめ

麻布中学校入試の試験日・過去問対策まとめ

麻布中学校合格は「麻布らしい問題」への慣れがカギ!
合格点をとるための過去問対策とは?

受験本番まで残りわずか。本格的な志望校対策の時期を迎えています。

受験生の保護者の皆さんにとっては、模試や過去問の成績推移を見るたびに、不安になることも多いのではないでしょうか。

志望校を変えようかと本気で悩むことも出てくることと思います。しかし、成績の推移に一喜一憂するのは時間のムダでしかありません。過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格点に到達することは十分可能です。

ここでは、正しい過去問演習の進め方や、親としてサポートできることについて紹介します。

夢の麻布中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう。

記事作成日:2021年11月22日
記事執筆者:TOMAS入試対策本部

【 目 次 】

  • 麻布中学校入試の基本情報
    • 麻布中学校とは
    • 麻布中学校入試の出願情報・入試日
    • 麻布中学校の合格者平均点と合格者最低点
    • 麻布中学校の受験者数・合格者数と実倍率
    • 麻布中学校の科目別配点と試験時間
  • 麻布中学校入試の攻略方法
    • 麻布中学校の国語で合格点をとるポイント
    • 麻布中学校の算数で合格点をとるポイント
    • 麻布中学校の理科で合格点をとるポイント
    • 麻布中学校の社会で合格点をとるポイント
    • 麻布中学校の合格者の声
  • 麻布中学校の過去問の使い方
    • 過去問は何年分、いつから解く?
    • 過去問の復習法はどうする?
    • 過去問がなかなか解けないときは?
  • まとめ

麻布中学校入試の基本情報

麻布中学校とは

首都圏での東大合格者数は開成・筑波大附属駒場に次いで多く、男子御三家として確かな合格力をもつ。

「自由闊達・自主自立」を校風として、仲間を大切にする精神と個性豊かな人間性をはぐくむ名門校。

自ら体験させ、考えさせ、勉強につなげることで、机上の勉強だけでは身につかない力を養っている。

誰もが居場所を見つけられるという麻布中は校則や制服がないことでも知られている。文化祭・体育祭は自主活動の一環として生徒によって企画運営されており、部活やクラスの枠を超えた活動の場となっている。自由でのびのびとした麻布の雰囲気を直に感じることができる機会として、足を運んでみてほしい。

◎ 住所
106-0046 東京都港区元麻布2-3-29
◎ 最寄り駅
広尾駅(地下鉄日比谷線)徒歩10分
麻布十番駅(地下鉄大江戸線)徒歩12分
◎ 麻布中学校をめざす受験生へ 平 秀明 校長先生からのメッセージ

(※TOMAS会員誌『スカラ』2018年発行 第3号より抜粋)

中学・高校は、利害関係のない真の友情が生まれる最後の時代だと思います。卒業しそれぞれの道へ進んでも、同期会などで顔を合わせれば、当時の気持ちに帰れるというのが本校のよいところだと思います。保護者もPTA活動等、相互の交流が豊富で学校の情報がどんどん入ってくる楽しい環境です。ぜひ、説明会や文化祭にお越しいただき、お子さんに合う学校かどうか考えていただければと思います。

2022年度麻布中学校入試の出願情報・試験日

2022年度 麻布中学校入試
募集 男子 300名
出願情報入力・入学検定料支払

出願期間:2021年1月11日(火) ~2022年1月18日(火)〈インターネット出願〉

学力試験

2022年2月1日(火)8:30~14:30 合計 200点

国語 算数 理科 社会
60分 60分 50分 50分
60点 60点 40点 40点
発表

2022年2月3日(木)15:00~17:00の間 学校ホームページおよび学校中庭での発表

麻布中学校の合格者平均点と合格者最低点

合格者最低点・最高点(2021年度)

合格者最低点:113点
合格者最高点:159点
(200点満点)

合格者平均点(2021年度)
国語 算数 理科 社会
非公表 非公表 非公表 非公表
受験者平均点(2021年度)
国語 算数 理科 社会
非公表 非公表 非公表 非公表

麻布中学校の受験者数と合格者数・実倍率

2021年度
定員数 偏差値 偏差値前年差 受験者 受験者前年差 合格者 合格者前年差 実倍率
300 68 1 844 ▲127 377 6 2.24

※2021年2月時点

麻布中学校の科目別配点と試験時間

満点 試験時間
国語 60点 60分
算数 60点 60分
理科 40点 50分
社会 40点 50分

麻布中学校入試の攻略方法

麻布中学校の国語で合格点をとるポイント

物語1題が伝統のスタイル

麻布中学校の国語は、物語1題の出題が定番です。設問は記述が大部分を占め、その特徴は比較的短めであることです。出題の大半を占める記述について字数が指定されることはありませんが、解答欄の大きさから15~60字程度の解答を期待されていることがわかります。

あらゆる物語への対応力を養う

解答に余計なことを書くと、肝心な部分を入れられなくなります。柱が何なのかを見抜くことが求められています。中心となる柱を外さず、キーワードを用いることで中身の濃い答案をめざしたいところです。

出題される物語のタイプは多種多様で、大人の考えが混じる場合や、戦時中はもちろん、武士の世の話や外国作品の翻訳なども。過去問10年分はもちろん、それ以前の問題にも一つでも多く挑戦しておきましょう。

麻布中学校の算数で合格点をとるポイント

数の性質や平面図形に独特のテイスト

麻布中学校の算数は例年6題構成で、式や考え方を問題用紙の解答スペースに書かせる形式です。基本的には、大問1から数の性質や割合・比などの応用問題が出ます。頻出単元としては、前述のほかに平面図形・立体図形・速さ・場合の数があげられます。割合・比や速さは普通の問題ですが、数の性質や平面図形に独特のテイストがあります。

基本+過去問演習でしっかり取る

半数の問題はどこの学校で出題されてもおかしくないような普通の問題なので、そこでしっかりとれるように算数のベースを整えておくことがカギとなります。残りは麻布独特のテイストを含む、数の性質・場合の数・平面図形(パズル)・推理・論理の問題です。対策は、過去問をただ解くだけではなく「手を動かし・予想し・考え・表現する」ということを心がけることです。

麻布中学校の理科で合格点をとるポイント

基礎固めをしっかりと

麻布中学校の理科は、毎年テーマに趣向が凝らされているため「テーマ」に注目が集まりがちですが、あまり「テーマ」に関しての意識ばかりにならないように留意しましょう。基本的に理科4分野からまんべんなく出題されていて、考えさせる問題が多いといえますが、多少の応用は含まれるものの高度な知識は必要とされていません。基礎をしっかり固めておくことが大切です。

麻布中学校の社会で合格点をとるポイント

能動的な学習習慣づけを

麻布中学校の社会はさまざまなジャンルから一つのテーマを取り上げ、テーマに関する長文(グラフや地図・写真などを含む)を読ませながら、地・歴・公民3分野から、知識問題・資料読み取り問題・受験生の考えや意見を書かせる問題が出題されるという特徴的な出題形式。古代から現代までを俯瞰する、非常に質の高い問題です。知識のインプットだけでは太刀打ちできないため、能動的な学習習慣があるかどうかが合否を分けるといえます。論理的な文章表現力も高めておきましょう。

麻布中学校合格者の声

麻布中学校合格 Yさん
合格校:麻布中学校、渋谷教育学園幕張中学校、海城中学校

▽ Yさんの過去問スケジュール
4~8月 海城中、渋谷教育渋谷中など第二志望校の過去問を解き始める。
9~11月 第一志望の麻布中の過去問を中心に演習。
12月 麻布中に加え、急遽受験することが決まった渋谷教育幕張中を集中して対策。
1月 難問の途中の計算も精度アップ。完答力があがる。
Q 麻布中学校の過去問を解いた第一印象は?

5割程度しか解けず、自信がもてなかった。

Q 偏差値はどのくらいあった?

基礎力を問う模試の成績は、1年間を通して安定していました。6年生の夏に受けた麻布中そっくり模試で唯一スランプを感じたものの、その後立て直してからは高得点を連発。11月以降65以上の偏差値をキープし自信を取り戻して本番を迎えました。

Q 過去問演習で気をつけていたことは?

計算問題の精度です。「計算問題を確実に正解できれば、ほかを落としてもある程度得点できる」と考え、集中して取り組みました。結果として計算問題だけでなく、難問の途中にある計算の精度も向上。完答できる問題が増え、得点アップにつながりました。

過去問・模試は見直しまでを1セットで設定し、解きっぱなしにならないように注意しました。

Q 過去問演習はどのような計画で進めたか教えてください

直前期は父が科目別の勉強内容を月ごとにまとめ、1日のスケジュールに落とし込んでくれました。毎日のスケジュールが立っていたので、何をどう勉強するかを迷わずに決められました。

麻布中学校の過去問の使い方

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。麻布が第一志望なら、併願校の渋幕・渋渋・海城などの問題から取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。麻布をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4教科タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS入試対策本部
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導く。

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