さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.11】海城中学校に受かる子とは?|海城中学校に強い塾
長尾雄大くん(仮名)/東京都区立小学校出身の場合
小5までに基礎を完成させたが、小6になって伸び悩むように
小学4年生の時にTOMASに来校し、算数と国語の授業を受け始めた長尾くん。
はじめは安定して成績を伸ばしていましたが、小学6年生になるとスランプに陥ってしまいました。
特に算数は、過去問や模試で点数が伸び悩み、難関校合格ライン突破までのもうひと伸びがなかなか実現できずにいたのです。
成績が伸び悩む原因は、「応用力不足」にありました。
長尾くんは、基本的な知識は6年生までにマスターしており、基本的な解法をそのまま使えば解けるような問題は確実に正解できるようになっていました。
しかし、一目見ただけで解法が思いつかず、問題文から条件や要求を読み取って整理し、自分で答えを導き出すための方法を見つけ出さなければならない、いわゆる「論理的思考力型」の応用問題については、全く歯が立たない状態だったのです。
彼が志望する海城中学校など難関校の入試問題は、このような応用問題が特に多く出題されます。応用問題が解けるようにならなければ、難関校合格ラインは突破できないのです。
「論理的思考力型」の応用問題に対応できる力をつけていくこと。これが長尾くんの課題でした。
マン・ツー・マンでとことんディスカッション
基本的な知識はしっかりとマスターしていたため、長尾くんには入試本番までの1年間、とことん応用問題を解かせました。
その際、解法についてマン・ツー・マンでディスカッションをしました。
1つひとつの問題について、まずは、
「この問題の条件を整理すると、どのようになるか?」
「この問題は、どのような知識・公式を組み合わせれば解くことができるか?」
といった質問を投げかけて本人に自力で答えてもらいました。
そして、答えてもらった内容について、
「なぜそのように考えたのか?」
「その考え方は本当に正しいか?」
を2人でディスカッションしながら、問題を解いていったのです。
この演習・ディスカッションによって、自ら考え、答えを導き出す力(論理的思考力)を鍛えることができました。
1年間、みっちり応用問題演習の時間がとれたことは大きかったようです。
12月ぐらいから急激に成績が伸び始め、難関校合格ラインを突破。第一志望の海城中学校にみごと合格してくれました。
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