さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.12】女子学院中学校に受かる子とは?|女子学院中学校に強い塾
小林奈央さん(仮名)/神奈川県私立小学校出身の場合
模試ではいつも時間切れ……。その原因は知識の穴と記述問題にあった
女子学院中学校を志望する小林さんは、国語に対して強い苦手意識を抱いていました。
特に記述問題では、設問の意図の把握が不十分で、設問の指示を十分に満たしていない解答や、末尾が適切にまとめられていない解答が目立っていたのです。
また、漢字や語彙などの知識分野においても、ところどころに「穴」が見受けられました。
女子学院中学校の入試問題は、試験時間の割に設問数が多いため、「いかに早く問題を解けるか」が合格のための重要なポイントとなります。
よって、知識問題は即答し、記述問題は早くかつ的確に題意をつかんで的を射た解答を書くことが、非常に重要となります。
しかし、小林さんは知識問題・記述問題ともに対策が不徹底だったため、一つひとつの設問を解くのに必要以上に時間をかけてしまっている状態でした。
そのため、模試や過去問ではいつも時間配分に失敗し、後半の大問に手がつけられず、大量失点してしまうことが多々あったのです。
記述問題の対策を行い、知識の穴を埋めて解答のスピードを上げることが、彼女にとって緊急の課題でした。
実戦演習では時計を利用してスピードを意識!
記述問題では、まず問題文全体の理解(読解力)と、設問の意図を把握して設問の指示を満たした解答の書き方(表現力)の両方について、一から指導をしていきました。
この時点では、時間について特に意識させず、満足のいく解答が書けるようになるまで何度も書き直しをさせました。
一発で満足のいく解答が書けるようになってからは、とにかくたくさんの問題を解かせて実戦力を鍛えました。
その際、時計を利用して大問ごとに所要時間を区切って解かせることで、解答スピードについても意識するよう指導しました。
知識分野は、授業で毎回確認テストを行うことで「穴」を埋め、直前期には総復習テストを実施して万全の態勢を整えました。
これらの対策の効果は小学6年の冬ごろからあらわれ始めました。
知識問題・記述問題ともに解答スピードが上がり、模試や過去問を制限時間内で全問解き切れるようになったのです。
同時に成績もぐんぐん伸びていき、直前期には志望校合格ラインを突破!
第一志望校合格を見事つかみ取ってくれました。
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