さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.13】慶應義塾湘南藤沢中等部に受かる子とは?|慶應義塾湘南藤沢中等部に強い塾
中島祐希くん(仮名)/神奈川県市立小学校出身の場合
応用力不足の原因は「読み飛ばし」「思い込み」
中島くんは、毎日コツコツと勉強を頑張るまじめな子でしたが、成績が思うように伸びないことに悩んでいました。
合不合判定テストを受けても、第一志望校である慶應義塾湘南藤沢中等部の判定結果は、いつも20%以下だったのです。
中島くんの成績が伸びない理由は「応用力不足」でした。
たとえば算数。2人だけの旅人算は解けるのに、3人になったり、進む方向を出会うたびに変えたりするなどの条件が増えると、正解できなくなってしまうのです。
それではなぜ、中島くんの応用力は伸びないのか。その原因は、「問題の取り組み方」にありました。中島くんは、問題文を読み飛ばしたり、思い込みで問題を解いたりするなど、問題の要求・条件をちゃんと確かめずに解いてしまうクセがあったのです。
基本問題は、覚えた公式などをそのまま当てはめれば正解できるので、深く考える必要はありません。しかし、応用問題は要求・条件が複雑なので、しっかりと問題文を読んで要求・条件を確かめないと、正解を導き出すことはできません。
ていねいに問題を解く。応用力を鍛えるために、中島くんにはこの指導を徹底する必要がありました。
自分で考えて問題を解く!
中島くんは、基本問題は確実に正解できる実力を持っていましたので、過去問などを用いて、応用問題の演習を徹底的に実施していきました。
問題演習では、特に復習に力を入れるよう指導しました。不正解だった問題について、なぜ間違えたのかを自分で考えさせたのです。
不正解の原因は、単純な計算ミスの場合もありましたが、中島くんの場合は、問題の要求・条件を正確につかめていない場合がほとんどでした。
ですから、正解を導き出すために、問題文からどのような要求・条件を確かめるべきだったのかを、理解できるまで考えさせました。
先生に完全に頼るのではなく、自分で解決するように指導したことで、「自分で考えて問題を解く」姿勢がじょじょに身についていきました。
また、ていねいに問題文を読むクセが身についたことで、問題の要求・条件を正確につかみとることもできるようになり、応用力がグンと高まっていきました。
さらに、入試直前期には応用力向上に加え、時間配分の指導も行って実戦力をさらにアップ。
自信を持って入試本番を迎えることができ、第一志望校から合格を勝ち取ることができました。
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