【医学部受験】1カ月前にやるべきこと3つ
今回は、12/17に開催されたメディックTOMAS医学部入試ガイダンスより、医学部受験前1カ月にやるべきことをお伝えします。
受験前までにやれることをやりきる!
この時期にやるべきことは大きく3つ。1つは、知識の確認・体系化。次に、志望校での問題形式に慣れること。そして3つ目は、面接や小論文などの二次対策です。
1. 知識の確認・体系化
勉強を進めていくと、知識が増えてさまざまな問題が解けるようになります。知識が増えれば問題が解けるようになりますが、逆に知識が増えると問題で迷うことが増えます。迷う理由として、知識について記憶や理解の仕方が不十分であるからです。知識の増加に伴い、整理して体系化することはとても重要です。
知識の確認・体系化を図るには、教科書による知識の再確認が有効です。教科書には高校で学ぶべき知識がしっかりと体系化され、記載されています。初めて読んだときにはなかなか解けなかった内容も、全体を見通した今であれば納得できる内容だらけです。問題を解くだけではなく、教科書を通読し、知識の再確認を行っていきましょう。
知識の再確認
- 教科書の通読
- あいまいなままにしている語句を洗い出す
- ノートにまとめるなどして、理解を深める
2. 志望校の問題形式に慣れる
これは、実際に試験問題を解くしか方法がありません。志望校の過去問題集を購入し、解いていくことです。問題形式に慣れるため、時間を計り、本番の試験と同じ制限時間内で問題を解いていきましょう。日曜日など、1日フリーの日には実際の試験と同じ時間割で問題を解き、試験本番の雰囲気をつかんでおきましょう。
3. 二次試験対策
私立医学部入試は、一次試験合格通知後、数日で二次試験となります。合格通知から二次試験の間に、他の私立医学部の入試があることもあり、合格が決まってから二次試験の対策を始めると間に合いません。そのため、12月のうちに小論文および面接の対策を始めておきましょう。
特に順天堂大学は小論文も面接も特殊です。小論文では用意された絵を見て思うことを書かされますし、面接では今までの人生におけるプレゼンを行います。過去問だけではなく、日ごろ見る絵について考えをまとめてみることも練習になります。面接で必要な資料についても年末年始に準備しておくとよいです。
目線を上げて勉強しよう
目標としている大学のレベルはこの程度だからこんなもんでいいか、試験時間は1時間あるから1時間かけて全部解こう。そんなふうに勉強していませんか?
普段100%の力を出せたとして、実際の試験で発揮できる力は80%です。80%の力で合格最低点を上回るために必要な勉強をやっていきましょう。
具体的には、目標としている大学よりもランクの高い大学の過去問を解いてみる、1時間の試験を40分だと思って解いてみる、などです。勉強も他のトレーニングと同じです。負荷を少し増やして演習することで力がついていきます。
目標よりも上をめざして勉強していきましょう!
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