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中学受験の過去問演習のやり方、 いつから何年分をやるべきかなどについて解説!

中学受験の過去問演習のやり方、 いつから何年分をやるべきかなどについて解説!

志望校の出題傾向を知り、入試本番までに合格点に到達するために、過去問の活用は必要不可欠です。
過去問を有効に活用できるかどうかが合否を決めると言っても過言ではありません。
しかし、多くの受験生は過去問の得点に一喜一憂するだけで、正しく活用できていないのが実情です。
過去問をやみくもに解くだけでは成果につながりません。
ここでは、正しい過去問演習の進め方について解説します。

記事作成日:2021年11月4日
記事執筆者:TOMAS入試対策本部

1.過去問を解く目的は志望校の出題傾向を理解・体得するため

過去問演習の最大の目的は、志望校の出題傾向を理解・体得することです。

各学校によって試験時間、大問構成、合格最低点などが異なるため、過去問を通して志望校の出題傾向を知り、対策を練ることで、効率よく合格へ近づくことができるのです。

たとえば国語では、学校ごとに本文の文種や長さ、記述問題の特徴など出題傾向が大きく異なります。筑駒では毎年「詩」が出題されるなど、各校の定番を知ることで対策が立てやすくなります。

自分の不足を知り、埋めるためのツールが過去問なのです。

2.過去問をいつから始めるべきか:小6の9月が一般的

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。

とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるよいでしょう。たとえば開成中が第一志望なら、海城中や栄東中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

3.過去問は何年分解くべきか:10年分は解きたい

志望校の過去問は最低5年分、できれば10年分解きましょう。
難関校をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。

特に重要なのが算数の過去問演習です。中学入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。

国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。

理科も5年分を目安に解きましょう。

4.過去問は本番を意識して時間を測りながら解く

当たり前のことですが、時間を計って解くことです。ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑んでください。

また、本番は4教科タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

解答用紙も試験本番と同じものを用意することをおすすめします。体裁、サイズ、記述欄の大きさ、さらに、記述欄はフリースペースなのか、罫線が引いてあるのかなども重要です。記述欄の大きさや形式によって、どれぐらいの文字の大きさで書けばよいかが変わってくるからです。

入試当日は、12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

5.過去問を解いた後は分析が大切

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

また、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作りましょう。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されない受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

執筆:TOMAS入試対策本部
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導く。

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