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【2025年度 早稲田中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

【2025年度 早稲田中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

早稲田中学校に入りたい!
学校の基本情報と2026年度入試対策を徹底解説!

東大などの難関大をめざす進学校であり、卒業生の約半数が推薦で早稲田大学に進学している早稲田中学校。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。

この記事では、早稲田中学校の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。

夢の早稲田中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!

記事作成日:2025年7月10日
記事執筆者:TOMAS

【 目 次 】

  • 早稲田中学校・高等学校について
    • 早稲田中学校・高等学校の特徴
    • 早稲田中学校・高等学校の教育理念
    • 早稲田中学校・高等学校の学費
    • 早稲田中学校・高等学校の奨学金制度
    • 早稲田中学校・高等学校の大学合格実績
  • 早稲田中学校の入試について
    • 早稲田中学校の偏差値と入試難易度
    • 早稲田中学校の入試日程
    • 早稲田中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
    • 早稲田中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間
    • 早稲田中学校入試の攻略方法
    • 早稲田中学校入試の過去問
  • 早稲田中学校を受験するならTOMAS
    • TOMASは、個別なのに進学塾
    • TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
  • まとめ

早稲田中学校・高等学校について

東大合格者数で毎年上位に名を連ねる進学校であり、卒業生の約半数が推薦で早稲田大学へ進学する名門男子校。
課外活動が多彩なのも大きな特徴で、特に9月下旬から10月上旬の興風祭(文化祭)は有名。どのような状況でも正しく行動し、逞しく生き抜いていけるように、さまざまな分野で幅広い教養を身につけることをめざす。2025年に創立130周年を迎えた。

◎ 住所
〒162-8654 東京都新宿区馬場下町62番地
◎ 最寄り駅
早稲田駅(東京メトロ東西線) 徒歩1分
◎ 早稲田中学校をめざす受験生へ  瀧澤武信校長先生からのメッセージ

(※TOMAS会員誌『スカラ』2019年7月発行号より抜粋)

本校で充実した6年間を送る生徒たちには一つ共通点があります。それは、本校を「好きであること」。そして保護者の方も本校のファンであることです。単に早稲田大学の推薦枠を得る目的で入学するのではなく、本校の理念に共感し、早稲田中学高等学校で学びたい!と親子ともに強く思っていることが重要であると考えています。
そして入学されたら、何事にも好奇心をもってほしいと思います。興味のあることだけでなく、今は興味がないことにも積極的に関心をもち、まず取り組んでみる姿勢が大切です。(談)

早稲田中学校・高等学校の特徴

独立精神を養う校風

心を養い、個性をのばし、人のために能力を発揮できる独立精神を養うため、幅広い知識と教養を養えるカリキュラムや多くの行事が用意されています。

高い進学実績

卒業生のおよそ半数は早稲田大学に推薦で進学しますが、東大や医学部などの他難関大への進学にも力を入れています。

早稲田中学校・高等学校の教育理念

大隈重信先生が創設した早稲田大学の「学問の独立」の理念を原点に、早稲田中学校・高等学校では「独立した精神」を実現させるために「誠」「個性」「有為の人材」という三つを掲げた教育が行われています。

早稲田中学校・高等学校の学費

早稲田中学校・高等学校の公式ホームページによれば、2025年度の学費等は次の通りです。

中学校の学費
(1) 入学金 300,000 円
(2) 授業料(年額) 466,800 円
(3) 設備費(年額) 151,200 円
(4) 維持費(年額) 108,000 円
(5) 教材費等(年額) 65,000 円
(6) PTA会費(年額) 10,800 円
(7) 生徒会費(年額) 7,200 円

※高校進学時 入学金200,000円(参考:2025年度)

※林間学校参加費用 約25,000円

早稲田中学校・高等学校の奨学金制度

早稲田中学校・高等学校には下記の奨学金制度があります。

  • 大隈重信記念基金奨学金
  • 大久保建男奨学金
  • 校友会奨学金
  • 早稲田中高奨学金

給付条件および詳細は学校のホームページでご確認ください。

早稲田中学校・高等学校の大学合格実績

早稲田高等学校の主な2025年度大学合格実績
東大 京大 一橋大 東工大 東京
医科歯科大
東京科学大
2025 30 9 3 20
2024 43 11 5 12 2
早稲田高等学校の主な2025年度大学合格実績
早稲田 慶應 上智 国公立大医学部 私立大医学部
2025 251 58 16 25 36
2024 293 77 12 17 28
早稲田高等学校の東大合格者数の推移
2023 2024 2025
合格者数(合計) 39 43 30
合格者数(現役) 31 32 24
合格者数(既卒) 8 11 6

早稲田中21名合格!
2025年度のTOMAS合格実績はこちら

早稲田中学校の入試について

早稲田中学校の偏差値と入試難易度

早稲田中学校の偏差値は第1回66、第2回68です(2024年度/森上教育研究所調べによる)。中学入試における最難関校のひとつです。

早稲田中学校の入試日程(2026年度)

①出願情報入力・入学検定料支払

2025年12月20日(土)~2026年1月23日(金) 〈インターネット出願〉

②入学試験日

第1回 2026年2月1日(日)
第2回 2026年2月3日(火)

③合格発表日

第1回 2026年2月2日(月) 10時
第2回 2026年2月4日(水) 10時
インターネット合格発表サイトにて発表

④入学手続き期間

(第1回・第2回共通)
第一次入学手続き 合格者は入学金を2026年2月5日(木)15時までに納入。
第二次入学手続き 第一次入学手続き後、1期分の学費を納入し、2026年2月11日(水・祝)9時~15時の間に早稲田中学校に行き、入学手続書類を受け取る。
※①~④の最新情報は学校のホームページでご確認ください。

⑤中学校説明会

2025年8月30日(土)・31日(日)
※最新情報は学校のホームページでご確認ください。

早稲田中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率

早稲田中学校の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。

2025年度入試
定員数 偏差値 偏差値
前年差
受験者 受験者
前年差
合格者 合格者
前年差
実倍率
第1回 200 66 2 747 7 246 ▲7 3.0
第2回 100 68 1 994 ▲21 236 22 4.2
※偏差値は2024年度の情報です。

早稲田中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間

早稲田中学校の受験科目・科目別配点と試験時間は下記の通りです。

科目 満点 試験時間
国語 60点 50分
算数 60点 50分
理科 40点 30分
社会 40点 30分

早稲田中学校入試の攻略方法

早稲田中学校の国語で合格点をとるポイント

地道に「国語の王道」を進め

漢字、語句、その他の知識は、普段からテキストでの演習の後に、辞書で調べて、ノートにまとめておくことが定着のために有効です。また、読解についても社会問題などへの広い視野が求められます。総合力を問われる本校の国語に対応するためには、特に書き抜き・記述問題では、段落ごとの要点をまとめて文章全体の概略を把握する力、選択問題では、答えを想定した上で選択肢の細部まで吟味し、絞り込む力が必要です。

早稲田中学校の算数で合格点をとるポイント

図形の総合力を高める対策必須

例年は図形と速さが目立つ問題構成ですが、本年度は速さが標準レベルの小問1問のみでした。図形は変わらず多く出題されるので、平面図形、立体図形ともに、あらゆるパターンの問題に対応できる総合力を身につけておきましょう。作図から切断まで、図形に特化した 徹底演習は欠かせません。文章題は速さを中心に基礎から応用まで、幅広く取り組んでおく必要があります。50分で計15問。スピーディな処理能力も身につけておきましょう。

早稲田中学校の理科で合格点をとるポイント

確実な知識の習得と実戦演習

まずは、確実な知識を習得することが必須です。テキストに書かれてある基本知識はもちろんのこと、ニュースで取り上げられる自然現象や科学技術に興味を持ち、貪欲に知識を吸収する姿勢が求められます。本年度大問3に見られるような化学系の計算問題のレベルが高いことが本校理科の特徴であり、対策が必要です。実験や観察を通して考察させるタイプの問題のレベルも高いので、過去問等を利用して実戦的な演習に時間をかけましょう。

早稲田中学校の社会で合格点をとるポイント

演習を通して知識事項の徹底を

知識問題が中心なので、テキストに記載されている一般的な内容を確実に習得することが大切です。本校ではテキストに記載のない細かな内容も出題されますが、基礎的な内容の問題も多く、まずそれを落とさないようにしましょう。知識力、それをもとにした分析力は、過去問などの問題演習を通して身につけるようにしましょう。その過程で得たテキストレベルを超える発展的内容については、自分なりにノートにまとめておきましょう。

早稲田中学校入試の過去問

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。早稲田が第一志望なら、海城や栄東などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。早稲田中学校をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

早稲田中学校を受験するならTOMAS

TOMASは、個別なのに進学塾

個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。
TOMASの中学受験はこちら

TOMASは、本物の個別指導の力を証明!

開成14名、筑駒1名、麻布19名、駒場東邦22名、桜蔭10名、女子学院16名など難関中合格者を2025年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。
2025年度の合格実績

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。

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