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【vol.56】駒場東邦中学校に受かる子とは?|駒場東邦中学校に強い塾
田中 和宏くん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
駒場東邦中の国語は、記述問題が合否の分かれ道!
田中くんは、国語の記述力が弱く、その対策をするためにTOMASに入塾しました。
彼の第一志望校である駒場東邦中学校では、毎年かなりの量の記述問題が出題されます。記述問題が解けるかどうかが合否を決めるといっても過言ではありません。
特に物語文が出題される傾向にありますが、この物語文の記述問題について、田中くんは登場人物に寄り添いすぎて問題の意図からズレた解答を書いてしまい、得点に結びついていなかったのです。
また、田中くんは自分の解答へのこだわりが強く、なかなか自分とは違う解き方や解答例に対して、素直に受け入れられないところがありました。
よって、正しい文章の読み取り方や解答に至るまでの考え方を伝えるのが難しいという問題もありました。
こだわりが強いことは決して悪いことではありません。それが正しい方向に向いていないことが問題なだけです。
本人の強いこだわりを、正しい方向に向かわせること。それによってテストで得点につながるような解答を書けるようになることが、駒場東邦中学校に合格するために田中くんが克服しなければならない課題でした。
読解では、文章を勝手に忖度しない!
記述問題が解けるようになる大前提として、文章の内容を正確に理解できる「読解力」が必要なのはいうまでもありません。
田中くんの場合も、まずは読解力を高めるために、文章を正しく読む方法を身につけることから始めていきました。
田中くんは、文章全体を通して忖度してしまう、つまり勝手な推測で文章の内容を解釈してしまうクセがありました。
そこで、文章を読むときは、その文章に書かれている言葉や表現に注目して、その言葉や表現だけで内容を理解するように指導していきました。
こだわりを残しながら、解答の精度を高める!
記述解答の書き方については、なるべく本人のこだわりを残しながら得点につながる解答が書けるよう、工夫して指導を行いました。
まずは、設問の意図を吟味し、どのような解答が求められているのかを一緒に考えます。
設問の意図がつかめたら、解答のために必要なキーセンテンスやキーワードを自力で探して解答を作成させ、できあがった解答を一緒に見直していきました。
可能な限り数多くの問題を解き、何度も解答を見直す。その際、「この解答は設問に対する答えになっているか?」という視点を持つことを強く意識させました。
第一志望校の記述問題の多さに不安を抱えていた田中くんでしたが、何度も記述トレーニングを重ねていくにつれ、得点につながる解答が書けるように!
リラックスして本番を迎え、無事に合格をつかみ取ってくれました。
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