さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.53】桜蔭中学校に受かる子とは?|桜蔭中学校に強い塾
佐々木 美南さん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
実力はあるのに成績が安定しないのは、「詰めの甘さ」にあった!
TOMASで算数と理科の授業を受けていた佐々木さんは、「実力はあるのに、テストで安定して高得点がとれない」という悩みを抱えていました。
彼女は算数が得意科目で、問題を理解するスピードも、解くスピードも非常に速く、よく鍛えられている印象でした。
理科についても、知識の暗記をしっかりこなしており、順調に受験対策を進めているかのように思えました。
それなのに、どうしてテストで得点が安定しないのか……。その原因は、「詰めの甘さ」にありそうでした。
算数では、問題を理解するスピード、解くスピードが速い反面、計算ミスや単純な問題文の読み違いをよくしていたのです。
速く解こうとするあまり、ていねいさが欠けてしまい、もったいない失点をしてしまう。このような悪いクセを直していく必要がありました。
理科については、基礎知識を覚えていても、その原理についてしっかり理解できていないことが原因で失点してしまうケースがよくありました。
算数・理科ともに、もったいないミスをしたり、基礎知識の理解が甘かったりといった「詰めの甘さ」を無くしていくことが、彼女の課題だったのです。
数をこなして、スピードと質の両方をレベルアップ!
算数については、スピードが速いという長所はそのままに、単純ミスや問題文の読み違いを防ぐトレーニングを実施。
とにかく数多くの問題をこなすことで計算の質を高めるよう、工夫しながら指導をしていきました。
授業では、10題ほどの小テストを毎回準備。それを15分で何問解けるか、チャレンジさせました。
はじめのうちは、多くの問題が解けても、単純ミスのせいで正解数は少ないという状況が続きましたが、回数を重ねるごとに計算の質が高まり、正解数も増えていきました。
質問への回答と原理の解説で土台固めを盤石に!
理科については、もともと基礎がしっかりしていたので、彼女からの質問に答えるかたちで授業を行いました。
そのなかで、「質量保存の法則」や「天体の動き」など、深く理解できていない原理についての解説を行い、深いレベルで基本を固める指導を行いました。
また、生物の資料やグラフを読み取る問題や、化学の複雑な計算が求められる問題などで混乱してしまうことがあったため、その解説もていねいに行いました。
単純ミスがなくなり、土台固めが盤石になってからは、授業での質問のレベルも上がり、どんどん実力をつけていっているのが目に見えてわかるほどに急成長。みごと合格を勝ち取ってきてくれました。
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