

さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
現状を打開するためにどう考え、 どう行動したのか。
みんなのブレイクスルーをヒントに、あなたも夢の志望校をめざしませんか?
【vol.52】早稲田中学校に受かる子とは?|早稲田中学校に強い塾
林 宏樹くん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
偏差値が第一志望校に届かない……
6年生の夏からTOMASに通い始めた林くん。通い始めたころの成績は、第一志望校である早稲田中学校の偏差値にまったく届いていませんでした。
林くんは、算数については得意科目で自信がありましたが、国語と社会に強い苦手意識があり、この2科目の成績を上げることが課題でした。
国語については、まず文章を読むスピードが遅いことが最大の弱点でした。模試でも、文章を制限時間内に読み終えることができず、文章の内容を理解しきれないままで問題を解いてしまうため、大量に失点してしまっていたのです。
また、読解の際に主観を入れて「なんとなく」読んでしまい、本文の趣旨とは違った解釈をしてしまうことも、成績が伸びない原因でした。
社会については、地理の「地方の特色」や歴史の「年号」などを中心に、知識の整理と暗記が徹底できていませんでした。
そのため、曖昧な記憶をもとに、テストではなんとなくニュアンスで解答してしまう状態に。
社会科目では、知識を正確に、確実に暗記することが成績向上の最低条件です。この部分を徹底的に訓練していくことが、林くんには必要でした。
主観を入れない「精読力」を鍛える!
制限時間内に本文をしっかり読みこんで、正しい解釈ができるようになること。
この力を身につけることが最終目標ですが、まずは正しい解釈ができるようになるための文章精読から指導していきました。
この段階では、制限時間を気にせず、問題文をていねいに読む作業を行いました。
接続語・キーワード・心情語などをチェックしながら、段落ごとにその内容を要約する。
この繰り返しを徹底することで、自分の主観を入れず、本文に書かれていることだけでその内容を把握する力を養っていきました。
その後は、過去問演習などの際に制限時間を意識させることで、「精読」を維持しながら読解スピードを速める訓練を行いました。演習量を十分に確保することで、入試直前までには制限時間内に合格得点をとることができるようになりました。
知識は徹底的に「細かく」「正確に」覚えきる!
社会の暗記では、雰囲気で「なんとなく」覚えるのではなく、一用語、一年号ずつ、細かく正確に覚えきること。
この意識を強く持つように指導しました。
知識の暗記において、特別で効果的な方法はありません。「根気よく」の精神が大切です。
志望校対策と並行して、地理・歴史の基本事項の整理と暗記を、入試直前まで根気よく実施していきました。
入試本番では、得意科目だった算数で失敗したと言っていた林くんですが、国語と社会の対策を一生懸命頑張ってきた成果を見事に発揮して、無事合格をつかみとってくれました。
オススメ記事
記事一覧
お近くのTOMASを見学してみませんか?
マンツーマン授業のようすや教室の雰囲気を見学してみませんか?
校舎見学はいつでも大歓迎。お近くの校舎をお気軽にのぞいてみてくださいね。