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【vol.29】聖光学院中学校に受かる子とは?|聖光学院中学校に強い塾
岸田 優くん(仮名)/神奈川県私立小学校出身の場合
「国語が難しい」と感じる原因は何?
岸田くんは、国語に対して強い苦手意識を抱えていました。
模試の成績がなかなか伸びず、「国語は難しくて嫌い!」と決めつけていたのです。
苦手克服のため、まずは岸田くんの模試の成績を確認しました。
すると、漢字などの知識問題の得点が安定している一方で、選択問題・記述問題の失点が目立つことに気づきました。
さらに詳しく話を聞いてみると……、
「選択問題では選択肢を絞りきれない」
「記述問題では何をどう書けばいいのかわからない」
とのこと。
このような悩みの原因としては、解答のための根拠を問題文の中から探し出すことが十分にできていないことが考えられます。
まずは問題文の趣旨を把握するために読解力を身につけること。
その上で、設問の意図を理解して、解答の根拠を問題文の中から的確に探し出す力を鍛えること。
この2つの力が弱かったため、岸田くんは国語の成績が伸びず、苦手意識を持ってしまったのです。
正確さと速さを備えた読解力を鍛える!
まずは、読解力を鍛えるトレーニングを行いました。聖光学院では、かなりの分量の問題文を読解する必要があります。正確さだけではなく、速さも兼ね備えた読解力が求められるのです。そこで、次の2ステップで合格レベルの読解力を鍛えていきました。
- 1.時間を気にせず、段落ごとの要旨をつかみながら全体の趣旨を把握する訓練を実施。
- 2.制限時間を設けて読解速度を速める訓練を実施。
「なぜ?」を繰り返して正答を導き出す!
選択問題と記述問題の対策については、「なぜ、それが答えになるのか?」を自分の口で説明させる指導を行いました。
正答を導き出すためには、設問の意図を理解し、解答の根拠を問題文から見つけ出さなければなりません。
「なぜ、それが答えになるのか?」を考えることは、「設問の意図を理解しているか?」「解答の根拠は設問の意図に適ったものであるか?」を吟味することでもあります。
トレーニングで鍛えた読解力をベースに、「なぜ?」を繰り返し考えることで、設問の把握と根拠探しの精度を高めていきました。
入試直前期には自信を持って解答の根拠を見つけ出せるようになった岸田くん。
国語に対する苦手意識も払拭することができ、安心して入試本番を迎えることができました。
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