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【vol.25】女子学院中学校に受かる子とは?|女子学院中学校に強い塾
林 菜美恵さん(仮名)/東京都区立小学校出身の場合
理科に拒絶反応……! 残り4カ月でどう克服する?
林さんがTOMASに入塾したのは小学6年生の10月。苦手意識があった理系科目を克服するためでした。
特に、理科については拒絶反応を示すほど苦手意識が強い状態で、基礎知識の穴も目立ち、過去問の点数もボロボロ……。
苦手意識を取り除くとともに、基礎知識の総ざらいから対策をしていく必要がありました。
林さんの理科に対する苦手意識の原因は、基礎知識の勉強を単純暗記だけで済ませていることにありました。
特に、意味もなく覚える作業には苦痛が伴いますし、単純暗記で正解できる問題のレベルには限界があるからです。
苦痛が伴う割に得点に結びつかないのでは、拒絶反応が出ても仕方がないかもしれません。
単純暗記の勉強法を改めることが、林さんの課題でした。
また、入試まで残り4カ月という時間の問題もありました。
理科の苦手意識を克服し、入試レベルにまで成績を持ち上げる。それを4カ月で行うことは簡単なことではありません。特別な対策が必要でした。
単純暗記から本質理解へ!
まずは苦手意識の克服のために、勉強法を単純暗記から本質理解へと改める指導をしていきました。知識を勉強する際に、その名称をただ暗記するのではなく、「なぜその知識を勉強する必要があるのか?」「なぜそうなるのか?」といった本質にまで踏み込んで理解するよう促したのです。
具体的には、
「地層」「シーラカンス」などの知識は、なぜ勉強する必要があるのか?
なぜ「石灰水に二酸化炭素を通すと白くにごる」のか?
……などの問いを投げかけ、ともに考えることで深い理解を促しました。
その結果、徐々に理解する楽しさを感じてくれたようです。苦手意識を克服して知識の定着度もグンと高まり、「理科が大好き!」とまで言ってくれるようになりました。
志望校の出題傾向に特化した対策を徹底!
苦手克服と並行して、短期間での成績向上のためにとった方法は、「志望校の出題傾向に特化した対策を徹底すること」でした。
女子学院中学校の入試問題は制限時間が短く、解答の正確さだけでなくスピードが求められます。また、用語の説明など、本質的な理解が求められる傾向もあります。よって、本質理解の勉強法を徹底することに加えて、解答のスピードアップを意識した問題演習を多く実施しました。
さらに、直前期には女子学院中学校向けの入試対策を実施。特に、押さえておきたい分野などを重点的に復習しました。
厳しい状況でしたが、林さんがあきらめずに頑張り続けてくれたおかげで、入試本番までに成績を合格レベルに持ち上げることができました。
そして、本番では対策していた内容が的中し、落ち着いて問題に取り組むことができたようです。
【保護者の方の声】
娘が、担当してくださった先生方に対して「お父さん・お母さんのような感じがしたよ」と話してくれたことが印象的でした。
また、拒絶反応を示していた理科が大好きになってしまったことには驚きました。
短い期間でしたが、ありがとうございました。
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