わが娘の中学受験チャレンジ日記
わが娘の中学受験チャレンジ日記 第2回
我が家の「中学受験をするきっかけ」
秋から冬へ――季節が一気に進んでいます。
よく家族でお散歩をする公園も紅葉の見ごろを迎えました。
娘はイチョウの黄色が、
私はモミジの赤色が、
主人はブナのこげ茶色が好みです。
この前の週末、いつものように家族三人でお散歩をしていたら、娘が急に、
「どうして樹木の種類によって紅葉の色が違うんだろうね~」
と言い出しました。
主人が「それは葉の老化に伴って葉緑素のかわりに発現する色素が違うからだよ。木の種類によって、葉の色を変える目的やメカニズムが違うから、そうなるんだ」と教えたら、
「じゃ、パパとママは何色に変化するんだろう?(笑)」
「うーん。パパは茶色。ママは赤色かなぁ。いつも怒っているから(笑)」
本当に口の減らない父娘です。
先日、集団塾の月例テスト結果が出て、新しいクラスが始まりました。
相変わらず男子が多いクラスで「うるさいんだよー」という娘ですが、学校のクラスメイトとは違う彼らの活発的な意見から、多くの良い刺激を受けているのは間違いありません。
ありがたいことです。
さて、第2回目である今回は、我が家がなぜ中学受験を目指すことになったのかお伝えしたいと思います。
娘が低学年の頃、私の同窓会が母校でありました。
(私は私立の中高一貫校出身者です。)
数十年ぶりの同窓会!私は娘を主人にお願いして参加をしようと思ったら、その時はあいにくと出張で不在。だったら実家へ預けようとしたら、こちらも旅行でいないことがわかり…私は泣く泣く欠席の連絡をしました。
ですが、幹事である友人から「それならぜひお子さんも一緒に連れてきて」と言われ、私はお言葉に甘えることにしました。
久しぶりに訪れた母校は校舎も建て替えられ、見違えるほどにきれいになっていました。
そして思い返せば、娘を母校に連れて行ったのはこの時が初めてでした。
小学校とは違う校舎の雰囲気、
図書室のたくさんの本、音楽室のグランドピアノ、実験道具や生物標本が飾ってある理科室、大きな体育館やプール、見上げるくらい高い天井の講堂。
娘は目を輝かせて「すごいね!」を繰り返すばかりでした。
そして帰りの電車のなかで「私もママの学校みたいな中学校へ行きたい!」と言い出しました。
私「ママの中学校に入るには『受験』というテストがあって、点数を取らないと入れないの」
娘「何点取ればいいの?100点?」
私「100点じゃなくても大丈夫だけど、点数は高いほうがいいかな。そして『合格』するには、塾に通って勉強をたくさんやらないといけないの」
娘「私、がんばるーだからママの学校に入りたいー」
娘のなかで生まれた、私の母校へのあこがれ。
私のたいせつな場所に娘が通うことになるかも?
一緒に校歌を歌えるようになるかも?
私はそれがとても嬉しくて心がうきうきしました。
私「じゃ、今月ある文化祭へ一緒に行ってみる?」
娘「うん!」
これが我が家の「中学受験きっかけ」です。
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