夏の学習法

TOMAS入試対策本部がアドバイス夏を制する学習法

TOMAS入試対策本部が
アドバイス
夏を制する学習法

夏を有効に使い、成績を飛躍させる!

まとまった学習時間が取れる夏は、力を伸ばす大きなチャンスです。しかし、それはライバルたちにとっても同じこと。夏を有効に活用できたかどうかで、大きな差がつきます。TOMAS入試対策本部からのアドバイスをよく読んで、ぜひ夏を最大限に活用してください。

学習計画と過ごし方

夏休みを活用するカギは計画!
生活リズムと学習計画をきちんと決めて守ろう

 夏休みを活用できるかの勝負は、実は夏前に始まっています。①弱点把握、②日にち、時間に落とし込んだ弱点を潰しきる学習計画、③日々の生活リズム(時間割)の作成。この3点は、必ず夏休みが始まる前に済ませましょう。本人、ご家庭で①、②を行うことが難しい場合は、今までの模試の結果などを持って早めにTOMASの先生に相談してください。②学習計画と③生活リズムの両立は難しいですが、コツは余裕をもたせること。たとえばTOMASが休みの日曜日には学習予定を入れず、順調に進んだら休みにし、万一、計画が崩れてきたらそこで挽回するなど、調整がきくようにしましょう。
 夏休み本番は、①苦手の克服、②生活リズムの厳守、③復習しやすい学習を心掛けましょう。①単元学習にじっくり取り組めるのは小6の夏が最後。これがずれ込むと秋以降苦戦します。②学習計画を守ろうと夜遅くまで頑張っても、長続きしません。生活リズムは守りましょう。③夏前に、ノートの取り方を見直し、復習しやすいノートづくりをしましょう。ミスノートを作っていない人は、この夏休みからぜひ作りましょう。受験直前期に自分のミスをまとめて復習できるようにしておくと心強いです。
 秋以降の志望校対策の準備として、夏休みのうちに①夏の積み残しをはっきりさせる、②受験パターンを入試日程に落として決める、③入試までの学習計画を立てることが大事です。

<保護者の方へのアドバイス>
夏期講習に向けてしっかり計画を立てましょう。夏休み中は計画の進捗を確認し、無理や遅れが生じているようなら、計画を見直すサポートをしてください。

小6/算数 学習のポイント

苦手単元にじっくり取り組めるのは夏が最後!
夏休み中に必ず克服しよう

 9月からの志望校対策につなげる夏休みは、①総復習・総まとめ、②苦手単元克服、③(できていない人は)基礎基本の習慣化が大切です。
 ①は薄めの教材を1冊選び、計画を立てて夏にやりきると達成感もあり、自信にもつながります。使ってきた教材の復習を、しっかりやるのもよいでしょう。算数の場合、1日2時間などと決めて勉強を始めると、だんだん力がついてきて、時間内に解ける分量が変わってきます。逆に、わからない問題に時間をかけすぎるのはよくありません。単元学習のときに解けた問題が、総まとめになるとできないということがありますが、入試はまさに総まとめ。試験に出たときに、それが「〇〇算」だと見分けられるレベルまで単元学習が身についている必要があります。ランダムな出題に対応できる力は、ランダムな問題を解く練習でしかつきません。夏からは総合的な問題でレベルを基礎→応用→発展と上げていきましょう。
 ②模試でよい成績が出なかった単元はすべて克服しましょう。これを怠ると秋以降の志望校対策に影響が出ます。優先順位をつけて行います。考え方は合っていたが計算ミスをしたのか、考え方がわからなかったのかを見分けて、後者の対策を優先します。じっくりと単元学習に取り組めるのは、夏が最後です。
 ③は計算練習を1日何分と決め、毎日継続しましょう。計算は、練習すればするほど速く正確になり、ミスが各段に少なくなります。

<保護者の方へのアドバイス>
毎日計算問題の時間を決めて取り組むことが大事です。お子さんが毎日やっているかどうかチェックしてください。苦手単元を夏の間につぶせるように、計画を立てましょう。

小6/国語 学習のポイント

4教科の根幹!
漢字・語彙・読解に毎日少しずつ取り組もう

 夏前に文法学習をしておくと、夏の学習内容を効果的に頭に入れるための下準備になります。文法に弱い受験生は少なくありません。助詞・助動詞などの基本事項の確認は、比較的短時間で学習できます。
 国語は、単元の得意不得意というより、基本の読解力・語彙力・表現力に成績が左右されやすい教科です。成績が思うように伸びない生徒は、そうした基本が弱いのです。読解・漢字・語彙を毎日コツコツ学習することで、地力を鍛え上げていってください。
 漢字・語彙は保護者の方が確認する、TOMASの先生にテストしてもらうなどして、きちんと取り組めているか、知識として定着しているかを確認しましょう。
 読解は、今までは時間を気にせずとにかく全部解く、という学習だったかもしれません。夏からは「何分で解く」と決め、時間を意識するようにしましょう。近年の入試は、算数・理科・社会も問題文が複雑化・長文化しており、速く正確に解くためには「読解力」が欠かせません。その意味で、国語は4教科の根幹です。少しずつでよいので、毎日国語に触れ続けましょう。教科としては、国語が一番早く過去問に入りやすいと思います。今の実力を試したいという人は、学習計画の中に取り入れてもよいでしょう。記述問題は模範解答を見て主観的に採点して、できたつもりにならず、TOMASの先生にきちんと添削してもらうことが大切です。

<保護者の方へのアドバイス>
国語、特に読解は保護者の方が教えにくいものです。
毎日の積み重ねが大事な漢字や言語知識を、親子でゲーム形式などで飽きさせずに楽しく取り組みましょう。

小6/理科・社会 学習のポイント

【理科】
現象の仕組みや原理の理解が大切

 夏までに単元学習がおおむね順調に進んだ生徒は、演習問題集を一冊やりきり、現象の仕組み、原理を理解するだけでなく、説明できるようにしておきましょう。また、間違えた問題については理由を突き詰めておくことも大事です。
 逆に、まだ単元学習が完了していない・苦手単元があるという生徒は、夏休みは基礎知識を覚える期間として、焦らずに夏休み中に単元学習を完成させましょう。基礎知識が不足している状態で焦って過去問に取り組んでも、間違いだらけになり、自信も意欲もなくなります。薄めの教材を一冊、計画的に学習し、各単元を完全に理解し、定着させてください。

【社会】
単元学習の知識を総点検!
公民は早めに学習しておこう

 思考や意見を求める近年の入試問題への対策も、基本的な知識が大前提となります。まずは単元学習の知識を総点検し、完成させましょう。
 公民の分野は興味がわかず、苦手と思い込んでいる生徒が多いようです。しかし学習してみると、関連ニュースや社会の動きに興味がわき、耳に入ってくるようになります。公民は早めに学習しておきましょう。入試の直前に付け焼刃で時事問題を確認する受験生も多くいますが、ニュースにリアルタイムに触れる期間が長い方が、確実に自分の中に残ります。ニュースを見聞きしたときの自分の意見や感想をノートに書き留めておくと、意見や考えを問う問題の対策にもなります。

<保護者の方へのアドバイス>
理科は苦手を作らないのが大事です。苦手単元は夏の間に克服できるよう計画しましょう。理社とも基礎基本を見直し、知識を完成させましょう。

5年生以下

先んずれば人を制す!
この夏、「夢の志望校」合格へのスタートを切ろう

 学習計画・生活リズムを決め、それを守って夏休みを過ごすこと、計算・漢字・語彙などの基礎学習を、毎日時間を決めてコツコツ続けることが大切なのは、受験学年でも5年生以下でも同じです。ただ、早いうちに「決めたことを守る」「コツコツと努力を続ける」という姿勢が身につくと、受験学年になり負荷が増大しても乗り越えやすくなります。また、基礎の積み重ねは多ければ多いほど、大きなアドバンテージになります。
 具体的な学習計画は、TOMASの夏期講習などを活用して、今学習している単元を完全に定着させることを目指して組みましょう。ただし、すでに難関校を目指すと決めている生徒の場合は、単元学習を早く進めることも大切です。少しでも早く単元学習を終えて、問題演習・志望校対策により多くの時間をあてることが合格への近道だからです。
 受験勉強は始めたものの、まだ志望校が決まっていない生徒は、夏休みを利用して親子で学校を調べたり、イベントに参加したりして「夢の第一志望校」を決めることを強くお勧めします。「楽しそうだったからこの学校に絶対行きたい」という学校を自分で見つけると、受験勉強の目的意識や学習への意欲が全く違ってきます。
 受験学年になると誰もが目の色を変えます。ライバルに先んじてこの夏、「夢の志望校」合格に向けてのスタートを切り、受験対策を優位に進めましょう。

<保護者の方へのアドバイス>
5年生以下は、夏休みが受験勉強をやっていけるかどうかの分かれ道。勉強嫌いにならないよう、子どもの個性に合わせて学習計画を立てましょう。


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