


子どものために先生とよい人間関係をつくろう
親と先生は日頃からよい人間関係をつくっておくことが大事だと思います。
それが子どものためになるからです。
よい人間関係ができていれば、何か問題が生じたときも早い段階で気軽にコミュニケーションを取ることができます。
そうすれば問題が小さいうちに対応することができます。
それに、問題が生じたときに初めて関わり合うということになると、お互い身構えてしまいます。
それでお互い疑心暗鬼になってしまうと、問題解決もうまくいきません。
また、ちょっとしたことで先生に聞いてみたいことがあったときも気軽に聞くことができます。
先生たちは教育のプロです。
せっかくですから、大いに活用(?)させていただきましょう。
先生とよい人間関係をつくるには?
では、先生とよい人間関係をつくるためにはどうすればいいのでしょうか?
まず、連絡帳や本読みカードのひと言欄を活用する方法があります。
そこに何を書くかと言いますと、先生が読んでうれしくなることです。
例えば…。
「先生に受け持ってもらってから、やる気が出てきたみたいです。」
「先生のことが大好きみたいで、家でも先生の物まねをしているんですよ。」
「先生の授業が楽しいと言っています。」
「先生に○○をほめられたと言ってうれしそうに話してくれました。
いつもありがとうございます。」
こういう言葉をもらえば、先生としてはとてもうれしいです。
当然、「○○君のお母さん・お父さんは、すごくいい人だな」という気持ちになります。
懇談会での話の聞き方はけっこう大事
また、授業参観や懇談会などもとてもいい機会です。
できたら、直接先生に挨拶したり、ちょっとした会話ができたりするといいですね。
その際も、まずは先生にとってうれしい言葉から始めましょう。
授業参観の後の懇談会は、最近出席する人が少ないので非常によい機会だと思います。
実は、懇談会で一気に好感度を上げて先生との信頼関係をつくる秘訣があるのです。
それは話の聞き方に関するものです。
先生の話を聞くときは、先生の方を見ながら笑顔でうなずき、ときどきメモを取りながら一生懸命聞くようにしてみてください。
これだけで、すばらしい好印象を残すことができます。
ほとんどの人は無表情で少しうつむき加減で話を聞いています。
そういう中でこのような聞き方をしてくれる人は、いい意味でとても目立ちますし、印象に残ります。
先生たちも、親を前にして話すときは緊張しています。
そういうとき、このような聞き方をしてくれる人がいると、すごくありがたいのです。
自分の話を受け入れてくれている、わかってくれているという気持ちになります。
それはつまり、自分の指導や教育を肯定してくれているよき理解者ということにもなるのです。
せっかく懇談会という機会があるのですから、ぜひ参加してください。
そして、せっかく参加するならその機会を最高に活かしてください。
ここまで、学校の先生とよい人間関係をつくる方法を紹介しましたが、塾の先生、習い事の先生、スポ少の指導者などとの人間関係についても同じことがいえます。
そうした先生たちと出会うのも何かのご縁です。
子どものためにも、みなさん自身のためにも、ぜひよい人間関係をつくってください。
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