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【立教池袋中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

【立教池袋中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

立教池袋中学校に入りたい! 学校の基本情報と入試対策を徹底解説!

約9割が立教大学へ進学する立教池袋中学校。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。

この記事では、立教池袋中学校の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。

夢の立教池袋中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!

記事作成日:2023年1月9日
記事執筆者:TOMAS

【 目 次 】

  • 立教池袋中学校・高等学校について
    • 立教池袋中学校・高等学校の特徴
    • 立教池袋中学校・高等学校の教育理念
    • 立教池袋中学校・高等学校の授業カリキュラム
    • 立教池袋中学校・高等学校の学費
    • 立教池袋中学校・高等学校の進学実績
  • 立教池袋中学校の入試について
    • 立教池袋中学校の偏差値と入試難易度
    • 立教池袋中学校の入試日程
    • 立教池袋中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
    • 立教池袋中学校入試の受験教科 科目別配点と試験時間
    • 立教池袋中学校入試の攻略方法
    • 立教池袋中学校入試の過去問
  • 立教池袋中学校を受験するならTOMAS
    • TOMASは、個別なのに進学塾
    • TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
  • まとめ

立教池袋中学校・高等学校について

「キリスト教に基づく教育」を建学の精神に掲げる、1学年約120名の小規模男子校。
学習の基礎となる必修教科はもちろん、興味を探求する選修教科・自由選択講座にも力を注ぎ、興味のあることをさらに伸ばしていくための授業を展開。また、一貫校だからこそできる大学との連携教育や国際交流プログラムも充実している。

◎ 住所
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-16-5
◎ 最寄り駅
要町駅(東京メトロ有楽町・副都心線)徒歩5分
池袋駅(JR、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、西武池袋線、東武東上線) 徒歩10分
椎名町駅(西武池袋線)徒歩10分

立教池袋中学校・高等学校の特徴

自主性を重んじる校風

豊富なカリキュラムが揃う選択授業をはじめ、生徒自身が考え、学びを深める機会を数多く用意しています。

高い進学実績

卒業生のおよそ9割は立教大学へ進学します。

立教池袋中学校・高等学校の教育理念

教育目標を「テーマをもって真理を探究する力を育てる」「共に生きる力を育てる」と定め、生き方にテーマのある主体的な人間の育成を目指しています。

立教池袋中学校・高等学校の授業カリキュラム

聖書・礼拝

学校生活の基本に祈りを据え、聖書・礼拝を大切にし、節度と秩序、マナーを身につけ、他者への思いやり、感謝する心を養うために「聖書」「礼拝」をそれぞれ週1時間ずつ設けています。

英語

中1~高3の全学年において、週7時間必修で英語の授業を行っています。各学年7時間の中で、文法や語彙など英語の基礎を築き上げる授業、映画や音楽、ニュースなど生の音源でリアルな英語に親しむ授業、スピーチや作文に取り組む中で自己表現のスキル/スタイルを磨く授業など、さまざまな角度から4技能をバランスよく伸ばすカリキュラムが組まれています。全学年において、ネイティブ教員の授業を週1回設けており、実践的な会話にもチャレンジします。

国語

様々な言葉に触れながら、その言葉の背後にある人の「思い」を探ること、そして自分自身の言葉をつくりあげていくことを学習の原点に据えています。また、生徒が自分の作品をつくることを重視しています。行事の後には必ず作文を書きますし、夏休みには読書感想文も書いています。またエッセイや主張文も毎年書いていますので、作品と共に自身の成長も感じられることでしょう。高校では卒業研究論文を書きますので、その書き方も取り上げて学んでいます。

社会

中1では「地理」、中2から中3前期で、人類の起こりから、19世紀までの「歴史」を学びます。3年の中・後期で憲法と政治など「公民」の分野を学習します。高1では「公民」の続きとして「現代社会」で経済と倫理、高2では中1で取り上げなかった地域の「地理」を勉強します。また、これと並行して高1・2の「歴史」では、19世紀以降の日本史と世界史を学びます。このように中学校・高等学校と連携した組み合わせを作っています。高3では、大学の学部学科に対応した必修選択で、法律・政治分野、経済分野、社会学から選択することになっています。自由選択では専門性の高い科目を学べます。

数学

中学校ではまずしっかりした計算能力を身につけます。基礎的な計算力を高めるために授業ではさまざまな工夫をしています。例えば、授業用のノートと問題集のノートを分けることによって、理解度や応用力、進み具合を、個別にきめ細かく見ることができます。また、小さな単元ごとに小テストを実施して、着実に基礎を固めていくようにしています。数学は差が出やすい教科なので、夏休みには補習を実施していますし、苦手な生徒に対しては選科での個別的な対応もしています。

理科

授業では、観察・実験を多く取り入れ、得られた結果をもとに考える力を養います。例えば、中2の「電流とその利用」や中3の「運動とエネルギー」では、授業が個別学習スタイルで行われ、個人の理解度やペースに合わせて学習します。また、中学校各学年で開講されている選科においては、カリキュラムに捉われない発展的な内容の実験や探究活動を主体とする授業もあります。

音楽

歌を歌うのはスポーツと同じで、身体全体で声を出して表現することです。授業では最初に準備体操をし、呼吸法、発声法から始めます。身体に音を入れ、身体で覚えるのです。ソロだけではなく、輪唱からはじめ、男声合唱も試みます。男声合唱が響き合うのは一つの感動です。授業では聖歌も歌っています。授業ではアルトリコーダーを学びます。高校ではプロのギターリストを招いて少人数の授業を行い、セッションができるようにします。オペラの先生による声楽の授業もあります。選科ではピアノトリオにジャズを演奏してもらうこともありますし、金管五重奏を聴くなどの音楽鑑賞もしています。

美術

中1~3まで、週1時間の美術の時間が設けられています。1年次では鉛筆デッサンから始まり、絵の具の使い方や色の混ぜ方の基礎を学びます。2年次では水墨画や文字のデザイン(レタリング)等を行い、発展的な表現方法を身につけると同時に、自らの興味・関心に向き合い作品に昇華する体験を重ねます。そして3年次では、文化祭のポスターの作成を時間をかけて行い、画面全体の構成や色の配置、レタリングまで総合的にデザインすることで、3年間の集大成とします。
高校での美術は、芸術講座の中から選択することができます。石粉粘土によるジオラマの制作や木彫、ペンダントヘッドの鋳造に漫画制作体験など、より専門的でユニークな学びを進めていくこととなります。

保健体育

中学校では得意な生徒でも苦手な生徒でも技を習得する達成感や喜びを味わえるように、個人の技能に応じて段階的に授業を展開しています。そのために10領域の運動を適切に展開し、スポーツのルールや技の基礎を身につけていきます。
高等学校では、中学校で身につけた基礎の上に発展した内容を加え、スポーツとの様々な関わり方を学びます。2,3年生では、学期ごとに5つの種目から希望に応じた種目を選択して取り組みます。

技術・家庭/情報

技術には情報系とものづくり系という2つの大きな分野がありますが、本校ではコンピュータと情報を中心にして、実用的な技術を扱っています。
中学校ではワープロソフト、プレゼンテーションソフトを学び、高校では表計算ソフトを使いこなせるように練習し、最終的には卒業論文でのプレゼンテーションにつながるような連携を考えています。企画から資料作成、編集、発表まで、自分のやりたいこと、言いたいことを効率的に実現することが目標です。また自分でプログラムを作成すること、動画を作成することにも挑戦しています。
家庭科は、単被服製作や調理実習を通じて実践的な技術を身につけるとともに、自分の成長を振り返りながら家族のあり方について考え、消費生活や環境問題、住まい方についても学んでいきます。身近な課題からアプローチをし、実感をもって学習することにより、生活者としての意識を高め、より良い家庭生活や社会生活を営むための基礎的な考え方を養います。

立教池袋中学校・高等学校の学費

立教池袋中学校・高等学校の公式ホームページによれば、2023年度の学費等は次の通りです。

中学校の学費
(1) 入学金 300,000 円
(2) 維持資金 378,000 円
(3) 授業料(年額) 624,000 円
(4) その他費用(月額) 60,000 円

※中学校・高等学校ともに同額です。

<寄付金>
中1:1口100,000円×3口の任意
高1:1口100,000円(複数口)の任意
その他の学年では随時受け付けています。

立教池袋中学校・高等学校の大学進学実績

立教池袋中学校・高等学校は、2022年度大学入試の結果を公表しました。約9割が立教大学へ進学しています。他大学では、東北大や横浜国立大に合格。慶大や早大などの難関私大にも複数名、合格しています。

立教池袋中学校の入試について

立教池袋中学校の偏差値と入試難易度

立教池袋中学校の2023年度偏差値は56~58です(森上教育研究所調べによる)。中学入試における難関校のひとつです。

立教池袋中学校の入試日程(2023年度)

①出願情報入力・入学検定料支払

一般第1回:2024年1月15日(月)9:00~1月31日(水)15:00〈インターネット出願〉
一般第2回:2024年1月15日(月)9:00~2月4日(日)12:00〈インターネット出願〉
 ※(一般第2回)出願書類受付期間:
郵送の場合…2024年1月15日(月)~2月3日(土)必着
窓口提出の場合…2024年2月3日(土)13:00~15:00、2月4日(日)9:00~12:00
帰国児童:2023年11月13日(月)9:00~11月24日(金)15:00〈インターネット出
願〉
 ※(帰国児童)出願書類受付期間:(郵送のみ)2023年11月13日(月)~11月24日
(金)必着

②入学試験日

一般第1回:2024年2月2日(金)
一般第2回:2024年2月5日(月)
帰国児童:2023年12月3日(日)

③合格発表日

一般第1回:2024年2月3日(土)9:00~15:00 インターネット上に発表
一般第2回:2024年2月6日(火)9:00~15:00 インターネット上に発表
帰国児童:2023年12月5日(火)9:00~15:00 インターネット上に発表

④入学手続き期間

一般第1回:2024年2月3日(土)9:00~15:00 
一般第2回:2024年2月6日(火)9:00~15:00 
帰国児童:2023年 12月5日(火)9:00~15:00

⑤中学校説明会

2023年6月3日(土)・7月8日(土)・9月6日(水)・10月14日(土)<要予約>

立教池袋中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率

立教池袋中学校の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。

2023年度入試
定員数 偏差値 偏差値
前年差
受験者 受験者
前年差
合格者 合格者
前年差
実倍率
一般
第1回
50 56 ▲1 301 51 96 3 3.14
一般
第2回
20 58 ▲1 192 9 20 0 9.60
帰国
児童
20 56 1 78 ▲20 31 ▲2 2.52
※2023年2月時点

立教池袋中学校入試の受験教科 科目別配点と試験時間

立教池袋中学校の受験教科 科目別配点と試験時間は下記の通りです。

一般第1回
科目 満点 試験時間
国語 100点 50分
算数 100点 50分
理科 50点 30分
社会 50点 30分
一般第2回
科目 満点 試験時間
国語 100点 50分
算数 100点 50分
面接 -点 約7分
帰国児童
科目 満点 試験時間
国語 100点 50分
算数 100点 50分
面接 -点 -分

※英語(外国語)力は、希望者のみ面接時に口頭で実施

立教池袋中学校入試の攻略方法

立教池袋中学校の国語で合格点をとるポイント

論説、文学的文章、詩。選択肢、書き抜き問題中心。

立教池袋中学校の算数で合格点をとるポイント

基本的な問題が中心で、様々な分野から出題される。

立教池袋中学校の理科で合格点をとるポイント

基礎知識があれば、初見問題にも十分対応できる。

立教池袋中学校の社会で合格点をとるポイント

思考型の記述中心。時事や現代社会の問題に関心を。

立教池袋中学校入試の過去問

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。立教池袋が第一志望なら、開智中や成蹊中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。立教池袋をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

立教池袋中学校を受験するならTOMAS

TOMASは、個別なのに進学塾

個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。

TOMASは、本物の個別指導の力を証明!

開成14名、筑駒2名、麻布15名、駒場東邦22名、桜蔭4名、女子学院10名など難関合格者を2023年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。
2023年度の合格実績

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。

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