さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
現状を打開するためにどう考え、 どう行動したのか。
みんなのブレイクスルーをヒントに、あなたも夢の志望校をめざしませんか?
【vol.1】慶應義塾高等学校に受かる子とは?|慶應義塾高等学校に強い塾
八代裕太くん(仮名)/東京都区立中学校出身の場合
乗り越えなければならない2つの「壁」
中学校3年生の夏まで部活動に専念していた八代くん。彼が志望校の慶應義塾高等学校に合格するためには、時間に関する2つの「壁」を乗り越える必要がありました。
1つは、「入試本番までの時間」の壁です。
八代くんが受験勉強を始めたのは8月になってからと、ほかの受験生に比べて圧倒的に遅いスタートだったため、その分のディスアドバンテージをなんとかして克服していかなければなりませんでした。
もう1つは、「問題を解くスピード」の壁です。
八代くんは、1つひとつの問題に対し、ていねいに取り組みすぎる傾向があり、英語の長文や数学(特に苦手だった立体図形)の問題については、時間内に解答が間に合わないことが多かったのです。
ただ、1つひとつの問題にていねいに取り組むことは悪いことではありません。
ていねいに取り組むことを前提に、解答のスピードを上げていくことが、八代くんには必要だったのです。
徹底的な時間管理と、圧倒的な学習時間の確保!
まず、「入試本番までの時間」の壁については、入試当日に合格レベルにまで学力を伸ばせるよう逆算した、八代くんだけのカリキュラムを作成しました。
「あの時、もっと勉強しておけばよかった……と後悔したくない!」
そう話してくれた八代くんは、授業以外に自習の時間などをふんだんに盛り込んだ、1週間の勉強時間が毎週60時間を超えるカリキュラムを必死にこなしてくれました。
演習づくしで経験を積み、スピードアップ!
次に「問題を解くスピード」の壁について。
1つひとつの問題をていねいに取り組んでいた八代くんは、時間をかければ正解を導ける力を持っていました。
ですから、あとは問題演習あるのみ。
「毎日、英語長文を1題、プラス数学の問題1題を必ず解く」など、とにかくたくさんの問題を解いて経験を積み、精度を保ちながら解答スピードを上げていく訓練を徹底しました。
また、特に苦手だった数学の空間図形については、授業の中で基礎から切断面の考察を行い、1つひとつの図形の位置関係を正確に読み取れるようになるまで繰り返し練習をさせました。
「中学3年生の8月から」という過酷な条件の中でしたが、本人の「絶対に合格してやるんだ!」という強い意志、そしてそれを有言実行する強さには、目を見張るものがありました。
「夏からでも変われる」とは本人の言葉ですが、同じような境遇の受験生に大きな希望をもたらしてくれる存在になってくれたのではないかと思います。
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