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【vol.61】聖光学院中学校に受かる子とは?|聖光学院中学校に強い塾
大澤 隆史さん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
大量失点の原因は、解法にあった……!
大澤くんは算数が苦手で、特にN進法やニュートン算など、頻出単元の基本的な解法に不慣れな部分がありました。
基本的な解法をマスターしていないために、独自の解法を試して失敗し、模試や過去問で大量に失点してしまうこともよくあったのです。
また、ミスが連鎖してしまうクセもあり、過去問演習のときに大問の一つを丸々落としてしまうような事態になることも……。
独自の解法を試すことも、ミスが連鎖してしまうことも、基本的な解法をしっかりと身につけていないことが原因だと考えられました。
算数では、各単元において基本的な解法が存在します。その解法が最も効率的で、正確に答えを導き出せるから「基本的な解法」なわけです。
なので、それを無視して独自の解法を試そうとすると、どうしても計算が複雑になり、そのせいで計算ミスなどを連発してしまう事態にもなりかねません。
聖光学院中学校の入試問題の傾向として、極端に難しい問題が出題されることはあまりありません。基本的な解法を身につけ、着実に正解を積み重ねていくことが得点アップのカギになります。そして、それができているかどうかが、合否を分けるのです。
基本的な解法を身につけて、確実に高得点をたたき出すこと。これが、大澤くんが聖光学院中学校に合格するために必須の条件でした。
問題数をこなしてパターンに慣れる!
基本的な解法を身につけるためには、何度も何度も同じパターンの問題を解いて、それに慣れる必要があります。
そこで、基本的な解法についての解説をしたあとは、志望校だけではなく、様々な学校の過去問から似たパターンの問題を集めて、徹底的に演習量を確保しました。
同じパターンでも、問題によってその問われ方は異なります。たくさんの問題を解いて、様々な問われ方を経験させることで、初見の問題でも即座にどのようなパターンの問題なのかを判断できるよう、工夫しながら指導していったのです。
解けるから面白い。面白いから集中できる!
問題演習においては、本人が解けそうなレベルから始めていきました。
解ける問題から始めて自信をつけると、単純に問題を解くことが面白いと感じるようになり、面白いと問題に取り組むときの集中力が上がる、という好循環を作り出すことができるからです。
ぼう大な演習量を確保して経験を積み、問題のパターンを瞬時に判断して適切な解法で問題を解けるようになってからは、徐々に問題の難度を上げていきました。
「解けるから面白い」→「面白いから集中できる」→「集中しているから学習効果がより高まる」という好循環のおかげで、大澤くんの学力はぐんぐんアップ。無事に聖光学院中学校に合格できるレベルに到達してくれました。
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