

さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
現状を打開するためにどう考え、 どう行動したのか。
みんなのブレイクスルーをヒントに、あなたも夢の志望校をめざしませんか?
【vol.60】麻布中学校に受かる子とは?|麻布中学校に強い塾
高橋 光太郎くん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
努力はしているのに、得点が伸びない……
「麻布中学校を目指したい!」と小学校低学年のころから受験勉強に励んできた高橋くん。しかし、5年生になって過去問を解いてみると、合格レベルにはまったく届いていない状況でした。
高橋くんの場合、基本的な知識の抜けや対策の不徹底が、得点の伸び悩みの大きな原因として考えられました。
努力はしてきたのですが、その方法や方向に少しだけズレがあったため、努力の効果が十分に発揮されていなかったのです。
社会については、地理・歴史の基礎知識が十分身についておらず、この部分の失点が特に目立っていました。
理科については、物理系は理解力がありましたが、生物・地学系の知識を体系的に整理できていませんでした。
国語については、読解力・語彙力はかなり充実していましたが、記述問題の書き方の要領をつかめておらず、それが得点の伸び悩みにつながっていました。
算数については全体的に勉強不足で、苦手意識を強くもっていました。
それぞれの教科について、まずは基礎知識を網羅すること。そのうえで、過去問演習を通して実戦力を身につけること。算数の苦手意識を克服すること。
この3点が、高橋くんが麻布中学校に合格するための課題でした。
基礎を徹底し、豊富な過去問演習量を確保!
社会と理科については、5年生までに基礎知識を全範囲網羅できるよう、授業のカリキュラムを組みました。
授業では、毎回テストを実施。その予習と復習を通して基礎知識の定着と充実をはかりました。
6年生になってからは、麻布中学校と同じレベルの過去問演習を実施。数多くの問題をこなすことで、応用力を鍛えていきました。
なお、過去問演習では、基礎知識をどのようにして応用問題に生かせばいいのか詳しく解説することで、無理なくレベルアップできるように工夫しました。
全教科のバランスを考えた戦略で志望校を突破!
国語は記述問題対策に重点をおいた授業カリキュラムを組み、設問の意図を把握する方法や、文章からの根拠の拾い方について指導しました。
過去問演習では、麻布中学校のほか、開成中学校、筑波大学附属駒場中学校、桜蔭中学校、灘中学校といった難関校の入試問題を使用して、豊富な演習量を確保。そのなかで、記述問題で得点できる書き方のコツを指導していきました。
算数については、苦手教科ということもあり、合格に必要なレベルにまで実力を上げることを目標に設定。無理せず勉強を続けられるよう、そのほかの教科でカバーできるような戦略を練りました。
入試本番まで残り2年……。
短い期間でハードなカリキュラムをこなさなければなりませんでしたが、ポジティブな高橋くんはいつでも前向きに取り組んでくれました。
入試直前期までには成績も安定して伸びていき、過去問で合格最低点を上回るように。自信をもって入試本番にのぞむことができました。
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