難関中学合格へのブレイクスルー

さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
現状を打開するためにどう考え、 どう行動したのか。
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【vol.51】フェリス女学院中学校に受かる子とは?|フェリス女学院中学校に強い塾

名取 真琴さん(仮名)/神奈川県公立小学校出身の場合

問題文の意味がよく分からない……!

名取さんは、「苦手な算数をなんとかしたい」と小学5年生の冬からTOMASに通い始めました。
算数の中でも、「平面図形」や「立体図形」などは得意の単元で、これらはテストで難問が出題されてもスラスラ解いてしまうほどの実力がありました。
しかし、「速さ」や「割合」などの問題になると、大量に失点してしまうことがあったのです。

本人に詳しくその状況をたずねてみると、「問題文の意味がよく分からないんです」とのこと。
問題文が長く複雑になると、問題の条件を見落としたり、問題の意図を正確に把握できないまま解いたりしてしまい、それが失点につながっていたのです。

彼女の第一志望であるフェリス女学院中学校の入試問題は、あらゆる単元からまんべんなく出題されますが、「速さ」「割合」の問題は特によく出る単元です。しかも、設定が複雑な文章問題が出題されることもあります。

「速さ」「割合」の苦手意識をなくし、複雑な文章問題に太刀打ちできるようになること、これが名取さんの課題でした。

個別はここでブレイクスルーPoint

問題文の条件整理の方法を徹底指導!
図表を用いて問題文を整理する!

文章問題は、ざっと読んで分かった気になってはならないこと、問題の条件や意図が分かるまで解き始めないことを、粘り強く指導しました。
そのために、まずは自分の力で問題文を一字一句もらさずていねいに読むことを徹底しました。
また、「速さ」の問題も、「割合」の問題も、複雑な文章問題では、図や表などを書いて問題文の条件や意図を整理する作業が重要です。
表・グラフ・線分図など、問題によって書くべき図表は異なります。
「今回の問題は、どの図表を書いたら整理しやすいか」を毎回意識させることで、問題ごとに適切な図表を書いて、条件や意図を正確に把握する力を養っていきました。

「できる!」を積み重ねていく!

問題ごとに適切な図表を書く力は、日々の積み重ねによって少しずつ身につくものです。
名取さんは算数に苦手意識を持っていたので、はじめのうちは基本的な問題から演習に取り組んでもらいました。
彼女のレベルにあった問題から始めることで、まずは「できる!」という感覚を抱いてほしかったからです。
「できる!」という自信は、次の問題を解こうとする意欲にもつながります。また、問題の難度が上がっても「チャレンジしてみよう!」と前向きな気持ちにさせてくれます。

「できる!」を積み重ねていき、問題文の条件や意図を正確に把握する力が身についてきた名取さん。苦手意識も克服し、受験本番では落ち着いて試験に臨むことができ、みごと合格をつかみ取ってくれました。


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