

さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.50】早稲田中学校に受かる子とは?|早稲田中学校に強い塾
住谷 賢人くん(仮名)/東京都公立小学校出身の場合
「自己流の解釈」が大幅失点を招く……
「苦手を克服して第一志望の早稲田中学校に合格したい!」とTOMASに入塾した住谷くん。
彼は、国語と算数に強い苦手意識を抱えていました。
この苦手意識の原因は、どうやら「自己流の解釈」にありました。
国語については、問題文の読み方がとにかく自己流でした。その読み方がうまく当たれば高得点、逆に外れてしまうと大幅失点を招いてしまい、模試で安定して高得点をキープできない状態だったのです。
また、語彙・漢字などの知識に抜けがあり、基本的な問題で失点してしまうことも、彼の苦手意識を強めていたようです。
算数については、彼はもとから計算力があり、解答を導き出す力は十分にありました。しかし、一度問題文を読み間違えたり、勘違いしたりしてしまうと修正できず、得点にまで結びつかないことがよくありました。
また、途中計算式などの下書きが乱雑になってしまい、そのせいでケアレスミスを起こしてしまうことも問題でした。
国語・算数どちらにおいても、「自己流の解釈」を捨て、問題文を正しく読み解いて「ていねいに」問題を解くこと。
住谷くんにとって、この「ていねいに」という姿勢を徹底することが第一志望に合格するために必要な課題でした。
一文ずつ、一段落ずつていねいに読み込む!
国語では、問題文の読み方を徹底的に指導し、「自己流の解釈」が入り込まないようにしました。
重要箇所に線を引いたり、接続詞や指示語に注意を払ったりすることの大切さを伝え、その作業を通して段落ごとの要旨を逐一確認しながら文章全体を解説していきました。
読解に必要な語彙などの知識も、過去問演習を行うなかで積み重ねていき、入試本番までには合格レベルにまで引き上げることができました。
算数も、基本的な姿勢は国語と一緒!
算数も、国語と同じように問題文をていねいに読む訓練をしました。出題者が求めていることは何か、勘違いをしていないかを毎回チェックし、もし勘違いをしてしまった場合はその原因を二人で考えました。
また、下書きについては、見直した時に「どこにどの問題のことが書いてあるか」がひと目でわかるよう、理路整然と書くように指導しました。
問題文を正しく読み取ることができ、見直しもていねいに行えるようになって、成績もしだいに安定して高得点をキープできるようになりました。
当初は「勉強が嫌い」と言っていた住谷くん。6年生まではあまり勉強がはかどりませんでしたが、ある本との出会いをきっかけに、「勉強を楽しもう」という気持ちで取り組んでくれるようになりました。
その気持ちの変化も追い風となって、成績も順調に伸び、見事合格を勝ち取ることができました。
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