この物語は実話に基づいています。
◯ 監修 : TOMAS 南浦和校
※生徒は仮名
図形問題の「図形」は、設問ごとにきちんと書くことが大切です。時間がない、面倒だからと参考図に考えを書き加えていくだけでは、ミスを生み出しやすくなります。補助線だらけの図形では、時間内にすべての設問を見直すことができません。場合によっては補助線が引けない問題内容もあります。いまからでも遅くありません。「図形は設問ごとに書く」訓練をしておきましょう。
計算式は整理して書くようにしましょう。めんどうだからと省略している人は要注意。見直しの時に「あれ?この式と式のつながりはどうなっている?」と思考に混乱が生じます。そして心が慌ててしまい実力が発揮できません。また、採点者にあなたの考えも伝わりません。計算式は途中の式を省かずきれいな字で整然と。そうすれば「素早く見直し」ができ、さらに部分点がより多く取れる可能性も高まります。
漢字を習い始めた頃はしっかりと書いていた「とめ、はね、はらい」。6年生になって疎かになっていませんか?漢字を正しく書かないと、記述内容が合っていたとしても、誤字脱字とみなされ減点対象になります。また文字はヒトの性格を表すとも言います。乱れた字は相手に好まれません。基本中の基本ですが、「正しい漢字をきちんとした字で書く」ということを心がけましょう。
桜蔭の国語、最大の特長は「お弁当箱」。この広いフリースペースに対して文字を8割以上埋める必要があります。それなのに文字のラインが曲がっていたら…どうなるでしょうか? スペースが足りなくなり、書きたいことが書けないという事態に陥ります。だから、フリースペースのお弁当箱解答欄はまっすぐ文字を書くことがとても重要なのです。
合格した先輩に共通するのは、成績が伸び悩んでいても、夢の志望校をあきらめなかったこと。いまの自分を客観的に分析し、不足分を補っていくとその先には――「夢の志望校合格」が待っています!
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