夏の学習法

8月末までに仕上げておきたい小6 教科別チェックリスト

8月末までに仕上げておきたい
小6 教科別チェックリスト

コロナの影響で学習の遅れが心配のことと思います。今回は、秋からの志望校対策をスムーズに進めるためにやるべきことをまとめました。焦らずにやるべきことに優先順位を決めてじっくり取り組み、確実に遅れを取り戻していきましょう。

算数

ミスなく素早く計算できますか?
難関校では、初見に見える問題でも解き進めるうちに今まで見たことがあるような問題に帰着する問題が散見されます。見た目にとらわれるのではなく、根気強く問題に取り組み、隠された出題者の意図を汲み取ることを意識しましょう。

☑場合の数
細かく条件を区切って場合分けをして求めたり、条件を仮定して丁寧に調べ上げたりする問題が出題されます。抜け漏れのないよう、丁寧に解きましょう。

☑規則性に関する問題
いくつかの規則が重なって出てきたり、調べていく中で一定の規則に気づかせたりする問題が出題されます。注意深く何度も確認して解き進めましょう。

☑条件の複雑な文章題
複数の考え方を用いたり、他の単元との融合問題が出てきたりと様々な条件を整理する力が問われます。条件から導き出せることをまとめることが重要です。

☑平面図形の応用
性質や相似に注目する問題以外にも、点の移動とグラフに関する問題や回転移動、作図の問題など多種多様です。誘導型になっていることが多いので、意味を考えて解き進めましょう。

☑立体図形の応用
相似比と体積比に注目する問題以外にも、複数回の切断、立体のくり抜き、水位変化とグラフなど多岐に渡ります。実際に図をかき、状況を理解できるかどうかが解放のカギとなります。

国語

漢字・ことばの学習を毎日継続していますか?
ハイレベルな志望校合格に向けては、文章のより一層深い読み取りや多量の情報処理が求められます。これらの力を一朝一夕に養うことはできませんから、日々の積み上げが大きな差になって現れることになります。

☑漢字・ことばのレベルアップ
志望校の傾向に合わせて、辞書なども活用しながら知識や漢字のレベルをさらに上げていきましょう。

☑出題者の意図を考える
問題を作る側の考え方を理解することで、解答の精度が増すだけでなく、文章をより深く理解することができるようになります。

☑随筆・韻文の理解
随筆や韻文の読解には、背景となる教養や世間知が必要です。大人の世界では当たり前である知識を身につけ、随筆や韻文の世界の理解を深めましょう。

☑自由記述問題
最難関校では頻出の自由記述形式の問題について、記述の作法や手順からしっかりと身につけていきましょう。

☑出題の理念の理解
最難関校の国語の入試問題は、それぞれの学校の求める「生徒像や教育理念」を反映させて作られています。志望校への理解と研究を深めておくことで、より精度の高い解答づくりができるようになっていきます。

理科

教科書の内容をしっかり理解できていますか?
難関校合格に向けては、未知の知識をその場で理解して考える問題や、高度な実験・考察問題に対応する力が要求されます。付け焼き刃ではない、本質の理解に努めましょう。

☑暗記テストの継続
重要事項に関しては反復・継続して暗記テストを行い、完璧に身につけるようにしましょう。また、余裕があればその量も増やし、意味や仕組みまで深く理解しておくと更に有利になります。

☑知識の関連と精度のアップ
例えば二酸化炭素は気体の性質のほか、光合成や呼吸にも関連します。このように、分野を横断する知識の関連を意識した学習を進めましょう。

☑身の回りの理科
見の回りの物事や自然に興味・関心をもち、その特徴や仕組みについて考える習慣を身につけましょう。

☑実験データからの考察
与えられたデータや実験が意味するものを考察する問題への対策を強化しましょう。記述・論述問題も出題されます。

☑初見問題への対応
未知の内容について、その場で実験や解説を理解して解く問題に対応する訓練が必要です。学習してきた内容と結びつけて考えるにはどうしたらよいのか、そのアプローチ法を身につけましょう。

社会

地理・歴史・公民の基礎知識を暗記できていますか?
ハイレベルな志望校合格に向けては、基礎知識はもちろん、テキストや授業で学んだ知識が日常どう活かされているのか、身の回りの事象と結びつけて捉える視点が大切です。公民分野についても、ここで理解を深めていきましょう。

☑知識暗記の継続
地形、年号、人物、憲法、統計などに関する知識を、日々継続して確認しましょう。

☑統計からの考察
統計データと地理・歴史・政治や経済の知識を結びつけ、データを分析・考察する力を養いましょう。近年の難関校入試では、特に必須の力です。

☑文化史・テーマ史
文化や特定のテーマに沿って各時代を整理し直し、文化的な特色の背景となった歴史について理解を深めましょう。

☑近現代史と政治・経済
現代の社会の情勢(少子高齢化や選挙制度、領土問題や国際紛争といった社会問題など)と近現代の歴史を結びつけ、現代社会に関する問題への理解を深めましょう。

☑論述問題対策
近年の入試では、データから推論を組み立てたり、社会問題に対する身近な取り組みを論じたりなど、創造的な取り組みが求められることが多くなっています。正しい論法の方法を身につけるようにしましょう。


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