さきよみ中学受験

この冬、試験本番を迎える受験生への配慮は

この冬、試験本番を迎える受験生への配慮は

全国的な緊急事態宣言が解除され、社会・経済活動が徐々に日常を取り戻しつつあります。学校も基本的には全国一斉休校はせず、個別の判断をしながら教育活動を継続することになっています。また、大学入試も感染症対策をしながら予定通り実施する方向性が示されており、高校や中学の入試も同様の配慮が求められています。どのような対策や取り組みが行われているのでしょうか。

大学入学共通テストではマスク着用を義務付け

大学入学共通テストの日程は、昨年度は新型コロナの影響で、第1、第2日程を設けましたが、2022年度入試では通常に戻り、1回2日間の日程で実施されます。1月15日(土)・16日(日)に大学入学共通テスト本試験、1月29日(土)・30日(日)に追試験・再試験が実施されます。

追試験とは、体調不良などの理由で本試験を受けられなかった受験生が受験できる日程のことで、昨年同様、特例として全国47都道府県に試験場が設置されることになっています。
また、追試験を受ける際に必要となる医師の診断書について、医療体制のひっ迫状況などで提出が難しい場合は受験生の状況に応じて対応することとしています。

感染状況が落ち着いてきたとはいえ、冬に向けて感染症対策は十分に行う必要があります。まず、受験者には「マスク着用」が義務付けられます。
発熱やせきなどの症状の有無にかかわらず、試験場内では昼食時を除いてマスクを着用し、鼻と口の両方を確実に覆うことが必要になります。
病気や負傷、障害などによりマスクを着けるのが難しい受験生は、あらかじめそのことを申し出て、別室で受験することができます。

休憩時間や昼食時、試験場への入退場時に、他の受験生などとの会話や接触は極力控えます。学生食堂などは開放せず、昼食は持参して試験室の自席で食べることが求められます。
そのほかにも、試験室の消毒、1メートル程度の間隔を空けた座席、会場入り口でのアルコール消毒剤の配置、定期的な換気、医師や看護師の配置など、試験会場ではさまざまな感染予防策がとられることになっています。

本人や家族も感染予防を万全に

新型コロナウイルスの若い世代への感染拡大が懸念される中、学校や塾などでのクラスターも発生しています。日頃の感染予防策は気を緩めずに続けていきたいものです。
文部科学省と厚生労働省は「受験生のみなさんへ」と題した注意事項を発信しています。いくつか抜粋してみましょう。

【自分を感染から守る行動】

  • 体調がおかしいときは外に出ない、人と会わない
  • 自主検温を行い、体調を把握する
  • 外出は必要最小限にとどめる
  • 普段からマスクを着用
  • 食事の際は向かい合わず、会話は最低限にする
  • こまめな石けんやアルコールによる手指消毒
  • いわゆる「3密」を避ける

【家庭内での心がけ】

  • お互いに体調を確認する。発熱・せき等の症状がある場合は早めに受診する
  • 会食など外出先での感染リスクの高い場面をできるだけ減らす
  • 家族での食事の際も可能な範囲で距離を確保
  • 感染が疑われる家族がいる場合、毎時2回以上の換気をする
  • 受験生は感染が疑われる家族と接触しない

陰性証明やワクチン接種は要件にしない

大学受験を控えた高校生はワクチン接種の判断も気になるところでしょう。文部科学省は各自治体に、ワクチン接種を希望する受験生が速やかに接種を受けられるよう呼びかけています。
しかし、同時に、大学入試の会場となる大学には、陰性証明やワクチン接種を受験要件にしないよう求めています。ワクチン接種を受けるかどうかは、本人の意思やさまざまな事情などに左右されるものだからです。
また、陰性証明がないことやワクチン接種をしていないことを理由に、試験室を分けたりするのは不適切であるともしています。

高校受験や中学受験にも波及

大学受験に限らず、高校入試や中学入試においても考え方は同じです。文部科学省は地方自治体に向けて、今年度実施される高校入試や中学入試における配慮事項を通知しています。

まず、PCR検査結果などの陰性証明や、ワクチン接種を受験要件としないことです。受験生が検査を受けない、ワクチン未接種であってもそれを理由に不利益を被ることがないようにと強調しています。
また、感染者が増えて臨時休校や分散登校になる、また、子どもが感染者や濃厚接触者となり自宅でオンライン授業を受けた場合、記録としては「出席停止」扱いになります。それが受験時に不利益に取り扱われる懸念や不安が生じないよう、調査書の出欠の記録で「出席停止・忌引き等の日数」は記載をしないなどの取り扱いをすることになりました。オンライン授業に参加した日数は「出欠の記録」の「備考」に記載できます。

このほか、▽調査書に学習評価の内容や、さまざまな活動の記録の記載が少なくても、不利益を被らないようにすること、▽スポーツや文化関係の行事・大会、資格検定試験などが中止や延期となった場合には、参加できたほかの行事などの実績を評価すること──など、コロナ禍でさまざまな活動が制限されている受験生への特段の配慮を求めています。

この通知は、公立学校だけでなく、私立学校も対象となっています。また、高校だけでなく小学校や中学校の入試についても同様だとしています。
厳しい感染状況は落ち着きつつあるとはいえ、再拡大も懸念されます。この冬、入試に臨む受験生だけでなく、数年後、中学入試を迎えるご家庭でも、入試におけるコロナ対応は事前にチェックしておくことをおすすめします。


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