最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法①】 筑波大学附属駒場中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法①】 筑波大学附属駒場中合格者の過去問演習法

筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。

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【case1】

筑波大学附属駒場中合格者の過去問演習法
Sさん(都内私立小出身)の場合

灘中の過去問演習が筑駒・開成中攻略のきっかけに

プロフィール

小4からTOMASに通い、筑波大学附属駒場中に合格。進学後はパソコン研究部で競技プログラミングに、CG研究会でCG作品の制作に取り組むなど、部活と勉強を両立させ、充実した学校生活を送っている。

小6偏差値推移

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8月の学校別模試から高い偏差値をキープしていたSさんですが、直前期である11月に唯一のスランプが訪れます。原因は、色々な学校の過去問を解きすぎたこと。形式が異なる過去問を並行して解くうちに、学校ごとの時間配分が少しずつ狂っていきました。受験直前の失速にお母様は大変心配したそうですが、当のSさんは「全く気にしていなかった」と笑顔。さらに演習量を増やすことで不安を払しょくし、見事第一志望合格を果たしました。

受験スケジュール
日程 学校名
1月① 栄東中
1月② 栄東中(東大特待Ⅰ)
1月③ 灘中
1月④ 渋谷教育学園幕張中
2/1 開成中
2/2 聖光学院中(第1回)
2/3 筑波大学附属駒場中
2/4 聖光学院中(第2回)
2/5 渋谷教育学園渋谷中

過去問演習スケジュール

小5の1月から過去問演習スタート

小5の1月から中堅男子校を中心に過去問演習をスタート。第一志望である筑波大学附属駒場中と開成中の過去問は小6の6月から年度の古い順に取り組み、それぞれ12年分、17年分を演習しました。過去問演習で気をつけていたのは、授業中に復習を終えること。演習は家、復習はTOMASと決めることで、80分の授業時間を最大限有効に使い、わからないところがない状態になるまで質問を重ねました。

時期 演習内容
小5・1月 過去問演習をスタート。中堅男子校を中心に取り組み、徐々にレベルを上げた。
小6・6月 第一志望である筑波大附属駒場中、開成中の過去問をスタート。
12月 灘中の受験を決め、過去問をスタート。1カ月という短期間で約10年分を演習した。
1月 併願校の入試がスタート。不合格が続いたことで、演習量をさらにアップ。
2月 筑波大附属駒場中に合格! そのほかの併願校も全勝で締めくくった。

受験生へのアドバイス

直前期は理・社の復習が重要

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筑駒や御三家の受験を予定している場合は、灘中の過去問に取り組むことがおすすめです。最難関中を受験するうえで押さえておきたいポイントがつまった問題で、理解を深めるために非常に役立ちました。直前期に関して言えば、やはり理科・社会の学習が重要です。志望校の過去問を徹底的に復習し、必要に応じて過去に使用したテキストを見返すことが大切だと思います。

TOMASの先生との思い出

知的好奇心が刺激された

『やはり算数の先生との授業が一番の思い出です。集団塾では扱わない難問にチャレンジすることが多く、知的好奇心が刺激される内容でした。自分が知らなかった知識や解法をたくさん教えていただき、毎回の授業がとても楽しかったです』

■夢の志望校合格に導く 低学年からの難関校対策個別指導塾[スペックTOMAS]
https://www.tomas.co.jp/spec/


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