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【2025年度 フェリス女学院中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

【2025年度 フェリス女学院中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

フェリス女学院中学校に入りたい!
学校の基本情報と2026年度入試対策を徹底解説!

キリスト教の教えに基づき、一人ひとりの自主性を尊重する教育を行うフェリス女学院中学校。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。

この記事では、フェリス女学院中学校の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。

夢のフェリス女学院中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!

記事作成日:2025年9月30日
記事執筆者:TOMAS

【 目 次 】

  • フェリス女学院中学校・高等学校について
    • フェリス女学院中学校・高等学校の特徴
    • フェリス女学院中学校・高等学校の教育理念
    • フェリス女学院中学校・高等学校の学費
    • フェリス女学院中学校・高等学校の奨学金制度
    • フェリス女学院中学校・高等学校の大学合格実績
  • フェリス女学院中学校の入試について
    • フェリス女学院中学校の偏差値と入試難易度
    • フェリス女学院中学校の入試日程
    • フェリス女学院中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
    • フェリス女学院中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間
    • フェリス女学院中学校入試の攻略方法
    • フェリス女学院中学校入試の過去問
  • フェリス女学院中学校を受験するならTOMAS
    • TOMASは、個別なのに進学塾
    • TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
  • まとめ

フェリス女学院中学校・高等学校について

「他人のために」が教育理念の名門女子校。
キリスト教の教えに基づいた教育を行い、毎朝、礼拝から一日が始まる。
自由な校風で、生徒一人ひとりの自主性を尊重している。東大などの国公立大や難関私大などに進学する生徒も多い。広く深い知識と姿勢に裏付けられた、自由で自立した女性を世に輩出している。

◎ 住所
〒231-8660 神奈川県横浜市中区山手町178
◎ 最寄り駅
石川町駅(JR根岸線・京浜東北線) 徒歩7分
元町・中華街駅(みなとみらい線) 徒歩10分

フェリス女学院中学校・高等学校の特徴

一人ひとりの自主性・主体性を尊重する校風

生徒の自主性を重んじ、「フェリス女学院の生徒としての良識と誇りをもって行動すること」という生徒心得がある以外に明文化された校則はありません。

高い進学実績

卒業生は、東大などの国公立大や難関私立大に多数が進学しています。海外大学へ進学する人もいます。

フェリス女学院中学校・高等学校の教育理念

「他人のために」という教育理念のもと、「勇敢な先駆者たれ」という教育方針を掲げています。

フェリス女学院中学校・高等学校の学費

フェリス女学院中学校・高等学校の公式ホームページによれば、2024年度の学費等は次の通りです。

中学校の学費
中学校1年 中学校2年 中学校3年
(1) 入学金 300,000 円 0 円 0 円
(2) 授業料(年額) 516,000 円 516,000 円 516,000 円
(3) 施設設備費(年額) 100,000 円 75,000円 75,000円
(4) 施設設備維持費(年額) 138,000 円 138,000 円 138,000 円
(5) 実験実習費(年額) 5,000 円 5,000 円 5,000 円
(6) 冷暖房費(年額) 15,000 円 15,000 円 15,000 円
(7) 生徒会費(年額) 8,400 円 8,400 円 8,400 円
(8) 奨学会費(年額) 12,000 円 12,000 円 12,000 円
(9) 旅行積立金(年額) 40,000 円 40,000 円 40,000 円
(10) 学年費(前期) 20,000 円 20,000 円 20,000 円
高等学校の学費
高校1年 高校2年 高校3年
(1) 入学金 300,000 円 0 円 0 円
(2) 授業料(年額) 528,000 円 528,000 円 528,000 円
(3) 施設設備費(年額) 150,000 円 0 円 0 円
(4) 施設設備維持費(年額) 138,000 円 138,000 円 138,000 円
(5) 実験実習費(年額) 5,000 円 5,000 円 5,000 円
(6) 冷暖房費(年額) 15,000 円 15,000 円 15,000 円
(7) 生徒会費(年額) 8,400 円 8,400 円 8,400 円
(8) 奨学会費(年額) 12,000 円 12,000 円 12,000 円
(9) 旅行積立金(年額) 40,000 円 40,000 円 15,000 円
(10) 学年費(前期) 15,000 円 15,000 円 0 円

※制服・体操服など 約100,000円

※【希望者のみ購入】制服スラックス 約17,000円、ブレザー 27,500円、長袖ボタンダウンシャツ 6,600円、準制服 約14,000円

※学年費は、必要に応じ後期分も追加されることがあります。

※上記は参考金額であり、変更の可能性があります。

フェリス女学院中学校・高等学校の奨学金制度

フェリス女学院中学校・高等学校には下記の奨学金制度があります。

  • 奨学会奨学金
  • 江口奨学金

給付条件や詳細は学校のホームページをご確認ください。

フェリス女学院中学校・高等学校の大学合格実績

フェリス女学院中学校・高等学校の主な2025年度大学合格実績
東大 京大 一橋大 東工大 東京科学大
2025 8 6 3 10
2024 6 4 4 5
フェリス女学院中学校・高等学校の主な2025年度大学合格実績
慶應 早稲田 上智 東京理科 海外
2025 46 65 35 40 0
2024 53 82 47 53 1

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フェリス女学院中学校の入試について

フェリス女学院中学校の偏差値と入試難易度

フェリス女学院中学校の偏差値は64です(2024年度/森上教育研究所調べによる)。中学入試における難関校のひとつです。

フェリス女学院中学校の入試日程(2026年度)

①出願情報入力・入学検定料支払

2026年1月6日(火)~2026年1月22日(木) 〈インターネット出願〉

②入学試験日

2026年2月1日(日)

③合格発表日

2026年2月1日(日)23時インターネット上にて発表

④入学手続き期間

合格者は、入学金を2026年2月3日(火)15時までに納入
※①~④の最新情報は学校のホームページをご確認ください。

⑤中学校説明会

2025年11月8日(土)
※対象:小1~6の保護者
定員制・事前申込制
※最新情報は学校のホームページをご確認ください。

フェリス女学院中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率

フェリス女学院中学校の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。

2025年度入試
定員数 偏差値 偏差値
前年差
受験者 受験者
前年差
合格者 合格者
前年差
実倍率
180 64 ▲1 404 ▲11 200 ▲5 2.0
※偏差値は2024年度の情報です。

フェリス女学院中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間

フェリス女学院中学校の受験科目・科目別配点と試験時間は下記の通りです。

科目 満点 試験時間
国語 100点 50分
算数 100点 50分
理科 60点 30分
社会 60点 30分

フェリス女学院中学校入試の攻略方法

フェリス女学院中学校の国語で合格点をとるポイント

総合的な国語力を向上させる
物語文対策は必須であり、日ごろから長文を速読し要点を把握する練習を続けましょう。また、記号選択問題も難しいので、選択肢と本文を厳密に照合し、吟味する力も鍛える必要があります。また大問2では自分の考えをまとめる条件作文が課されるので、200字程度で、いろいろなテーマについて自分の考えを文章にまとめる練習も必要です。漢字などの言語要素で取りこぼしをしないことは当然です。

フェリス女学院中学校の算数で合格点をとるポイント

常識の範囲を広げ応用問題に対抗
良く練られた問題で、算数の実力が点数にあらわれるように作ってあります。具体的には、頻出問題に関しては短時間で正確に解答し、あまり見かけない問題はその場で考えて正解にたどりつける、そのような受験生が高得点を出せます。準備としては「知っている」で解ける範囲をなるべく広げ、それ以外は考える習慣を身につけることが得策です。しっかりした方針の元、受験生は安心して算数の「力」そのものを伸ばしましょう。

フェリス女学院中学校の理科で合格点をとるポイント

読解力の速さと論理力の深さを磨く
あまり見たことがない形式の問題でも、本文の中からヒントを拾い上げていく理科的な読解力の速さと、そこから自分の知識を論理的に関連付ける力が必要です。そのための前提として、基本的な知識を正確に覚え、「どうしてそうなるのか」と因果関係を突き詰めて考えるくせをつけておくことが大切です。日々の勉強が暗記だけにならないように、深く考える訓練を積んでおきましょう。

フェリス女学院中学校の社会で合格点をとるポイント

基本的知識と思考力・記述力強化
特に地理で出される細かい知識に完全に対応することは難しいです。まず基本的知識を固め、過去問をできるだけ多くこなして、出題形式とレベルに慣れ、思考力と記述力を強化していく必要があります。特にグラフ、地図、図表、資料を分析していく能力が必要なので、日頃から地図帳や資料集をよく読み込んでおくことが有効です。演習の中で新しい知識を増やす意識を忘れないようにしましょう。

フェリス女学院中学校入試の過去問

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。フェリス女学院が第一志望なら、浦和明の星女子中や湘南白百合学園中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。フェリス女学院をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

フェリス女学院中学校を受験するならTOMAS

TOMASは、個別なのに進学塾

個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。
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TOMASは、本物の個別指導の力を証明!

開成14名、筑駒1名、麻布19名、駒場東邦22名、桜蔭10名、女子学院16名など難関中合格者を2025年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。

2025年度の合格実績

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。

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