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【2025年度 慶應義塾湘南藤沢中等部】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

【2025年度 慶應義塾湘南藤沢中等部】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!

慶應義塾湘南藤沢中等部に入りたい!
学校の基本情報と2026年度入試対策を徹底解説!

慶應義塾大学に推薦で進学できる中高一貫校の慶應義塾湘南藤沢中等部。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。

この記事では、慶應義塾湘南藤沢中等部の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。

夢の慶應義塾湘南藤沢中等部合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!

記事作成日:2025年9月3日
記事執筆者:TOMAS

【 目 次 】

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部について

慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス内に立地する付属校唯一の中高一貫の共学校。普段学ばないようなロボット製作や心理学などの講座も開講されているのも魅力。「異文化交流」と「情報教育」に主眼を置き、次世代の総合型リーダーを育成する。2022年に開校30周年を迎えた。

◎ 住所
〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤5466
◎ 最寄り駅
湘南台駅(小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄線)バス15分
辻堂駅(JR線)バス21分

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部の特徴

自由な校風

「社会の良識が本校の校則」にもとづき、細かい校則はない自由な校風です。制服は、指定のスラックスまたはスカートを着用していれば、トップスやアウターなどは自由です。制服とは別に、入学式等の式典や修学旅行などに着用する式服があります。

高い進学実績

湘南藤沢中等部卒業後は、推薦で湘南藤沢高等部に進学できます。
湘南藤沢高等部卒業後は、推薦で慶應義塾大学に進学できます。

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部の教育理念

慶應義塾の教育理念である「独立自尊」にもとづき、「社会的責任を自覚し、知性、感性、体力にバランスの取れた教養人の育成」をめざしています。

慶應義塾湘南藤沢中等部の学費

慶應義塾湘南藤沢中等部の公式ホームページによれば、2025年度の学費等は次の通りです。

中学校の学費
(1) 入学金 340,000 円
(2) 授業料(年額) 930,000 円
(3) 教育充実費(年額) 290,000 円
(4)その他の費用(年額) 30,000 円

慶應義塾湘南藤沢中等部の入試について

慶應義塾湘南藤沢中等部の偏差値と入試難易度

慶應義塾湘南藤沢中等部の偏差値は65~68です(2023年度/森上教育研究所調べによる)。中学入試における難関校のひとつです。

慶應義塾湘南藤沢中等部の入試日程(2025年度)

①出願情報入力・入学検定料支払

【一般入試】
WEB出願登録期間  2024年12月2日(月)~
出願書類郵送受付期間 2025年1月6日(月)~14日(火)必着
【帰国生入試】
WEB出願登録期間  2024年11月1日(金)~
出願書類郵送受付期間 2024年12月2日(月)~16日(月)必着

②入学試験日

【一般入試・帰国生入試】
一次試験 2025年2月2日(日)
二次試験 2025年2月4日(火)

③合格発表日

【一般入試・帰国生入試】
一次合格発表 2025年2月3日(月)学校ホームページ上にて発表
二次合格発表 2025年2月5日(水)慶應義塾湘南藤沢中等部構内にて掲示発表および学校ホームページ上にて発表

④入学手続き期間

合格者は、入学金等を事前に納入の上、慶應義塾湘南藤沢中等部にて下記期間中に入学手続きを行う。
期間:2025年2月5日(水)13時~16時、2月6日(木)10時~12時、13時~16時

※①~④の最新情報は学校のホームページをご確認ください。

⑤中学校説明会

オンライン学校説明会
2025年7月12日(土)~21日(月・祝)、7月26日(土)~8月3日(日)、9月13日(土)~21日(日)
学校見学会
2025年7月12日(土)、7月26日(土)、9月13日(土)
※事前申込制

※最新情報は学校のホームページをご確認ください。

慶應義塾湘南藤沢中等部入試の受験者数と合格者数・実倍率

慶應義塾湘南藤沢中等部の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。

2025年度入試
定員数 受験者数 受験者
前年差
合格者数 合格者
前年差
実質倍率
一般入試 約70 413 ▲6 82 ▲4 5.0
帰国生入試 約30 110 1 41 1 2.7

慶應義塾湘南藤沢中10名合格!
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慶應義塾湘南藤沢中等部入試の受験科目・科目別配点と試験時間

慶應義塾湘南藤沢中等部の受験科目・科目別配点と試験時間は下記の通りです。

【一般入試・帰国生入試】

<4科目選択者>
科目 満点 試験時間
国語 100点 45分
算数 100点 45分
理科 50点 25分
社会 50点 25分
<3科目選択者>
科目 満点 試験時間
国語 100点 45分
算数 100点 45分
英語 100点 60分

慶應義塾湘南藤沢中等部入試の攻略方法

慶應義塾湘南藤沢中等部の国語で合格点をとるポイント

鋭敏な言葉の感覚と発想力を問う
語句問題は、慣用表現や身近な生活上の常識について意表を突く形式で問うことが多いので、普段の生活でも言葉に対する感性を鋭敏にしておきましょう。比較的平易な読解問題は、なるべく時間をかけず確実に得点できるよう、速読と効率的な解法を心がけましょう。条件作文では、身近にあるさまざまなテーマについて、柔軟な発想力を活かして説得力ある考えをまとめる訓練を積む必要があります。公立一貫校適性検査の作文にも練習として取り組みましょう。

慶應義塾湘南藤沢中等部の算数で合格点をとるポイント

技術の正確さと速度を引き上げる
短い時間で多くの問題をこなす必要があり、基本的な技術の正確さ、解く速度は可能な限り引き上げておく必要があります。後半の大問は解法がわかっていても時間がかかる問題もあり、時間配分が重要です。前半の標準レベルの問題を確実にこなし、後半はどの問題に時間をかけるか、見極めが大切です。出題範囲は広いため、かたよることなく、あらゆるジャンルの問題を時間内に正確に解く練習を心がけていきましょう。

慶應義塾湘南藤沢中等部の理科で合格点をとるポイント

生活に身近な知識を学ぶ意欲
正確な基本知識、論理を学ぶことは大前提として、いろいろな形式・切り口からの初見の問題への対応力を磨く必要があります。テンポ良く読み、素早く意図を読み取り、素直に解答する演習を積みましょう。直前期には、受験生自身では気づかない、時間を浪費しているポイントや、落としてはいけない知識を客観的に分析、指摘してもらい、問題のヒントからの連想力を磨いていくことが大切です。

慶應義塾湘南藤沢中等部の社会で合格点をとるポイント

戦略的取り組みが必要
25分という短時間で多数の問題を処理する能力が求められます。よって早い段階からスピードを意識し、迅速かつ正確に回答を出す演習が必要です。個々の問題は特に難問ではありませんが迷ったり考え込んだりする余裕はありません。正確な知識を身につけ、設問の要求に合う形で解答として示す力がなければなりません。さらにデータ処理能力、出題の意図を把握する力をつけることが、時間との戦いを制し、合格を勝ち取るための条件です。

慶應義塾湘南藤沢中等部入試の過去問

過去問は何年分、いつから解く?

過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。

逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。

初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。慶應義塾湘南藤沢中等部が第一志望なら、中央大附横浜中や立教新座中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。

解く年数の目安は10年分です。慶應義塾湘南藤沢中等部をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。

社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。

過去問の復習法はどうする?

過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。

近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。

とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。

もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。

努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。

過去問がなかなか解けないときは?

なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。

合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。

また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。

慶應義塾湘南藤沢中等部を受験するならTOMAS

TOMASは、個別なのに進学塾

個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。
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TOMASは、本物の個別指導の力を証明!

開成14名、筑駒1名、麻布19名、駒場東邦22名、桜蔭10名、女子学院16名など難関中合格者を2025年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。

2025年度の合格実績

まとめ

繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。

また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。

入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。

執筆:TOMAS
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。

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