さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.9】慶應義塾湘南藤沢中等部に受かる子とは?|慶應義塾湘南藤沢中等部に強い塾
原田美月さん(仮名)/神奈川県私立小学校出身の場合
説明を聞いたらわかるけど……、自力で問題が解けない!
「苦手分野を克服したい」と原田さんがTOMASを訪れたのは、小学6年生の2学期のことでした。
彼女が苦手としていたのは、算数の「場合の数」。
どうしても苦手で、模試を受けても、この分野だけは手すらつけずに「捨て問」としている状態でした。
なぜ「場合の数」に対して苦手意識を抱いているのか、彼女に詳しく聞いてみると、「説明を聞けば、どうしてその答えになるのか納得できるけど、いざ問題を解くとなると、自力で解法を見出すことができない」とのこと。
「なぜその解き方になるのかわからない」→「すっきりしない」→「わけがわからない」→「キライ!」となってしまっていたようです。
説明を聞けばわかるのに、問題を解く時に自力で解法を見出せない理由は、その単元について本質的な理解ができていないからです。
いわゆる「わかったつもり」の状態になっているから、問題を解く時に解法を見出せず、「わけがわからない」状態になってしまうのです。
「わかったつもり」から脱却して本質を理解すること。これが原田さんの一番の課題でした。
自分の言葉で説明する!
「わかったつもり」の状態から抜け出して、本質を理解するため、原田さんには簡単すぎるくらいの基礎から、「場合の数」の勉強をし直してもらいました。
その際、一つひとつの知識や問題について、「なぜ、そうなるのか」を本人の言葉で説明させました。
算数に限った話ではありませんが、物事は、本当に理解していないと自分の言葉で説明することはできません。
ですから、原田さんにも、自分の言葉で説明できるようになるまで、「場合の数」を基礎の基礎から勉強させたのです。
TOMASに来校したのが小学6年生の2学期と、入試本番まで残りわずかな時間しかなかったのですが、一度立ち止まって、基礎の基礎から勉強をし直したことは、原田さんにとって大きな転換点となりました。
本質をしっかりと理解した彼女は、その後ぐんぐん実力を上げていき、パスカル三角形やフィボナッチ数列などの知識を絡めた応用問題も難なく解けるようにまでなりました。
入試直前期までには、「場合の数」に対する苦手意識を完全に払拭することができ、みごと志望校合格を勝ち取ってくれました。
【保護者の方の声】
ギリギリまで苦手分野が残り、とても心配でしたが、本人の学習状況を見極めて集中的に対策をしてくれて本当に助かりました。
先生の熱心なご指導で、娘がどんどんやる気になっていく姿が印象的でした。
直前までていねいな指導をしてくださり、ありがとうございました。
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