

さまざまな困難を乗り越え、
難関校に合格した受験生のブレイクスルーをご紹介。
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【vol.6】豊島岡女子学園中学校に受かる子とは?|豊島岡女子学園中学校に強い塾
前田智華さん(仮名)/出身校 埼玉県公立小学校の場合
本を読むことが好き、国語的なセンスもある。だけど成績は低迷……
前田さんがTOMASに来校したのは小学4年生のとき。非常に優秀な生徒で、特に国語は、勉強をしなくても常に上位の成績をキープしていました。
ところが、彼女は小学5年生のときにスランプにおちいりました。得意だった国語の成績が急に下がり始め、秋には自信が揺らぐ状態にまで落ち込んでしまったのです。
前田さんの弱点は、自分流の思い込みで問題を読み解こうとするところでした。
彼女は本を読むことが好きで、国語的なセンスも持っていたので、簡単な問題だったら高得点がとれていました。
しかし、小学5年生になり問題が難しくなってくると、選択問題では出題者のワナに簡単にひっかかるようになり、記述問題では文章とは関係のないことを書いて部分点すらもらえなくなるという状態に……。
感覚だけではとうてい太刀打ちできず、成績が落ち込んでしまったというわけです。
また、社会についても問題を抱えていました。本人が好きで興味がある科目ということで、知識暗記は苦手としていませんでしたが、覚え方が雑で、入試問題で高得点をとることができなかったのです。
文章を精読し、その内容に忠実に解く!
国語については、徹底して主観を排し、客観的に問題を解く訓練をしました。
具体的には、まず、印を入れながら文章を読んでいきました。
接続詞や段落分けなどは、その文章の論理展開を知るうえで非常に大事なポイントです。前田さんには、このような部分を見落とさずに精読する意識を持ってもらうよう指導しました。
そのうえで、選択問題については、文章の内容に忠実に、選択肢の中から文章と関係のないものを見破る練習を行いました。
また、記述問題では、感覚ですぐに書き始めるのではなく、まず設問文をよく読んで「何が解答に求められているのか」を把握し、答えに関係のありそうな文章中の言葉を全部書き出し、それらの言葉をまとめるように答案を作成するよう指導しました。
前田さんはもともと国語が得意だったので、要領を得てからの成長は早く、再び成績上位をキープするまでに回復しました。
知識暗記は100%が当たり前!
社会については、あいまいな知識暗記を許さず、試験に出るとわかっている知識は「100%覚えて満点をとることが当たり前」という意識を持ってもらいました。
そのため、授業中の確認テストでは、通常で120問ほど、多いときは200問を超える数の出題をしました。
そして、1問でも間違えた場合は褒めずに注意し、復習するよう指導しました。おかげで、知識の穴を徹底的に埋めることができ、入試直前期には、高得点をとれるまでにレベルアップすることができました。
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