最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法⑦】 桜蔭中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法⑦】 桜蔭中合格者の過去問演習法

筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。

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【case7】

桜蔭中合格者の過去問演習法
Rさん(都内私立小出身)の場合

過去問は時間を目一杯使って丁寧に取り組む
問題文の大切な表現をチェックすることで
得点大幅アップ

プロフィール

小5でTOMASに入会し、桜蔭中に合格。進学前は「真面目な生徒ばかり」という印象だったが、実際はオン・オフの切り替えが上手で活発な生徒が多いという。現在は部活と勉強を両立し、充実した学校生活を送っている。

小6偏差値推移

CASE7グラフ_偏差値
スランプこそありませんでしたが、モチベーションを一定に保てず苦労したと言います。特に難しかったのは、11月からの1カ月間。桜蔭模試で全体2位の好成績を記録し、「これなら本番も大丈夫だ」と気が緩んでしまいました。心配したお母様は、最低限やるべき学習をRさんと共有。苦しい時期も何とか学力をキープできるようにサポートを続け、第一志望合格につなげました。

受験スケジュール
日程 学校名
1月 浦和明の星女子中
2/1 午前・桜蔭中
2/1 午後・広尾学園中
2/2 豊島岡女子学園中

過去問演習スケジュール

過去問演習は精度を重視

 過去問演習を始めた当初は、時間効率を重視するあまり丁寧さに欠けるところがありました。そこでTOMASの担当講師は、「時間を目一杯使って、まずは1年分を丁寧に取り組もう」とアドバイス。それまでの向き合い方を見直しました。具体的に変えたのは、問題文の読み方。それまでは面倒で避けていましたが、本文に線を引きながら読むことを徹底しました。大切な表現をチェックするようになったことで、得点力は大幅にアップ。それまで空欄が目立っていた記述問題も、時間内に埋められるようになっていきました。

時期 演習内容
8月 併願の可能性があった鷗友学園中(受験せず)などを授業で扱う。
9月~12月 第二志望の豊島岡女子学園中をスタート。並行して桜蔭にも取り組む。
10月~12月 第一志望に加え、1月受験の併願校を並行して演習。
1月 併願校の入試がスタート。浦和明の星女子中に合格して勢いをつける。
2月 合格!

学習のポイント

やり直しはその日のうちに!

学習スケジュールはお母様が作成。得意科目の算数を息抜き程度に留めることで、苦手としていた理科や社会の知識問題に時間を使えるように調整しました。すべての科目で気をつけていたのは、「やり直しはその日のうちにやる」ということ。どんなに些細な見直しや解き直しでも、必ず当日にやり切ることで定着につなげました。

家族のサポート

本番まで徹底して体調を
管理してくれた

お母様が最も気をつけたのは、Rさんの体調管理です。「新型コロナやインフルエンザに感染すれば、テストすら受けられない」と、健康につながる食事や睡眠には特に気を配り、万全の状態で本番を迎えらえるようにサポートしました。

■夢の志望校合格に導く 低学年からの難関校対策個別指導塾[スペックTOMAS]
https://www.tomas.co.jp/spec/


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