
最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法⑤】 桜蔭中合格者の過去問演習法
筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。

【case5】
桜蔭中合格者の過去問演習法
Rさん(都内国立附属小出身)の場合
大問1の計算問題でミスをしないように
普段から徹底した
プロフィール
小6の5月にTOMASへ入会し、桜蔭中に合格。TOMASでは算数を受講し、併願校や桜蔭中の過去問演習を中心に学習した。現在は演劇部に所属しており、明るく楽しい友人たちと充実した学校生活を送っている。
小6偏差値推移
11月までは安定して50台後半の偏差値をキープしていたRさんですが、体調を崩したこともあって、12月の模試では過去最低の偏差値へと急落してしまいます。結果を見た直後は落ち込んだそうですが、すぐに気持ちを切り替えて冬期講習のテキストを一からやり直すことに。その後は先生からも「すごいね」と褒められるほど勉強し、過去問の点数は一気に上昇。その勢いのまま見事合格を果たしました。
日程 | 学校名 |
---|---|
1月① | 栄東中 |
1月② | 浦和明の星女子中 |
2/1 | 午前・桜蔭中 |
2/1 | 午後・普連土学園中 |
2/2 | 午前・大妻中 |
2/2 | 午後・香蘭女学校中 |
過去問演習スケジュール
正解できる問題を確実に!
初めて桜蔭中の算数の過去問を解いたときは3割程度しか得点できず、「泣きながらやり直しをした」と言うRさん。得点を伸ばすために気をつけたのは、大問1の計算問題でミスをしないようにすること。普段から計算ミスをしないように徹底した結果、受験直前の1月ごろには安定して7割程度得点できるようになりました。
理科・社会も同様で、気をつけていたのは基礎知識を徹底的に習得すること。スキマ時間を見つけては基礎知識の暗記に充て、基本問題で確実に得点できる力を身につけました。最終的に理科・社会の過去問は安定して9割程度正解できるようになり、本番でも安定した得点が見込める得意科目になりました。
時期 | 演習内容 |
---|---|
7月~ 8月 |
普連土学園中・大妻中など第二志望群をスタート。受験までにそれぞれ3~5年分を解いた。 |
9月 | 第一志望である桜蔭中の過去問を古い年度からスタート。受験までに算数は20年分、そのほかの科目は10年分を解いた。 |
10月~ 12月 |
第一志望に加え、1月受験の併願校を並行して演習。 |
1月 | 併願校の入試がスタート。栄東中、浦和明の星女子中を受験。 |
2月 | 桜蔭中に合格! |
家族のサポート
献身的な母のサポートに感謝
「母には本当に感謝しています。直前期に夜遅くまで勉強していたときも、私が勉強を終えるまで常に隣でサポートしてくれました」とRさん。お母様は塾で配られるプリントの整理や復習に必要な資料をまとめることに加え、少しでも効率的に作業できるように業務用のコピー機をレンタルするなど、献身的なサポートでRさんを受験まで支え続けてくれたそうです。
受験生へのアドバイス
計算問題と理・社の基礎知識問題を
落とさない

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