
最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法④】 桜蔭中合格者の過去問演習法
筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。
【case4】
桜蔭中合格者の過去問演習法
Mさん(千葉県内国立附属小出身)の場合
得点率が9割を超えるまで
復習を繰り返すルールを実行
プロフィール
小4からTOMASに通い、桜蔭中に合格。受験期は算数・国語を中心に受講し、進学後も数学を継続して受講している。桜蔭中ではバレー部に所属。部活と勉強を両立させ、充実した学校生活を送っている。
小6偏差値推移
「模試の結果はあまり気にしていませんでした」と振り返るMさん。その言葉通り、基礎力を問うような毎月の模試は、9月以降受験しませんでした。唯一受験していた桜蔭中の学校別模試も、合格可能性は最後まで20%。しかし、「これもあくまで模試の結果」と割り切り、淡々と過去問演習に取り組んだと言います。結局、模試の成績は9月以降横ばいでしたが、時間をかけて過去問演習に取り組んだことが奏功。見事第一志望合格を果たしました。
日程 | 学校名 |
---|---|
1月① | 市川中 |
1月② | 昭和学院秀英中 |
1月③ | 渋谷教育学園幕張中 |
1月④ | (県)千葉中 |
2/1 | 桜蔭中 |
過去問演習スケジュール
9割正解できるまで何度も復習
小6の5月から志望度の低い学校の過去問演習をスタートし、10月から第一志望である桜蔭中に取り組みました。取り組む際に気をつけたのは、復習の精度です。「必ず時間を空けて解き直しを行い、得点率が9割を超えるまで繰り返す」と自らルールを定め、それを忠実に実行しました。
桜蔭中の過去問で初めて合格最低点を超えたのは、11月の下旬ごろ。(県)千葉中の国語の問題が難しく、それに取り組むうちに桜蔭中の問題が簡単に思えたことがきっかけになったと言います。その後も丁寧な復習を続けたことで、過去問の点数は右肩上がりで上昇。1月には安定して合格ラインを超えられるようになりました。
時期 | 演習内容 |
---|---|
5月 | 過去問演習をスタート。併願校よりもさらに易しい問題の学校から取り組んだ。 |
10月 | 第一志望である桜蔭中、併願校である渋谷教育幕中、(県)千葉中の過去問をスタート。 |
12月~ 1月 |
志望度の高い学校に限り、2周目、3周目に取り組む。10月から取り組んだ3校は、それぞれ10年分を3周して入試に臨んだ。 |
1月 | 併願校の入試がスタート。昭和学院秀英中(算数1科目)に合格。 |
2月 | 桜蔭中に合格! |
受験生へのアドバイス
直前期は理・社の暗記に力を入れる

TOMASの先生との思い出
前向きな言葉で自信がもてた
「算数も国語も先生が毎回楽しく授業をしてくれたので、授業を受けるのが全く苦になりませんでした。受験直前には、『Mさんなら大丈夫』と必ず前向きな言葉をかけてくれ、そのおかげで自信をもって試験に臨むことができました。」
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https://www.tomas.co.jp/spec/
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