最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法③】 開成中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法③】 開成中合格者の過去問演習法

筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。

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【case3】

開成中合格者の過去問演習法
Rさん(都内公立小出身)の場合

授業前の復習がポイント!
科目によって復習法を工夫していた

プロフィール

小4からTOMASで受験勉強をスタートし、開成中に合格。現在はソフトテニス、将棋などの部活を掛け持ちし、充実した学校生活を送っている。開成中の自由な雰囲気がお気に入り。

小6偏差値推移

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夏前までは、解く時間を厳密に意識できていませんでした。そのため9月の会場受験では大きく偏差値を落としてしまい、過去最悪の結果に。お母様は「偏差値を気にするのはやめましょう」という記事を読んで、心を落ち着かせたそうです。その後、成績は無事に回復。最後の模試では過去最高の成績を叩き出し、その勢いのまま合格を掴みとりました。

受験スケジュール
日程 学校名
1月① 渋谷教育学園幕張中
1月② 西大和学園中学校
2/1 開成中
2/2 渋谷教育学園渋谷中
2/3 筑波大学附属駒場中

過去問演習スケジュール

基本の徹底が得点アップにつながった

 開成中の過去問を解いた第一印象は「めんどくさい」。初めは得意の算数も合格最低点に届きませんでした。変化があったのは、10年分の過去問を解き終えた12月ごろ。問題の取捨選択ができるようになり、苦戦していた時間配分に悩まされることがなくなりました。
 Rさんが過去問演習で気をつけていたことは、基本の徹底です。「計算や漢字の練習は欠かさない」「間違えた問題の解き直しをしてから次の年度を解く」。こうした基本の積み重ねが、着実な点数アップにつながりました。

時期 演習内容
8月 海城中・栄東中など第二志望群をスタート。
9月 開成中・筑波大附属駒場中など第一志望群をスタート。
10月~12月 第一志望に加え、1月受験の併願校を並行して演習。
1月 併願校の入試がスタート。関西や埼玉など4校を受験。第一志望校の過去問は引き続き演習。
2月 合格!

学習のポイント

科目ごとに復習法を使い分けた

科目によって復習法を工夫していたRさん。国語は解説を聞く前に、自分なりに解答のポイントをまとめて授業に臨みました。そうすることで解説がより理解できるようになり、効果的な復習につながりました。算数は先生にとにかく質問。理科は解き直しを徹底し、社会は地図帳や資料集を使って解説に載っていない知識を補強しました。

家族のサポート

辛さを理解し、
優しく背中を押してくれた

過去問演習が佳境を迎え、Rさんにも少し荒れた時期がありました。そこでお母様が意識したのは、Rさんと向き合う時間を作ること。「辛いけれど、受験をやめたいわけではない」という葛藤を理解し、合格まで優しく背中を押し続けました。

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https://www.tomas.co.jp/spec/


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