この物語は実話に基づいています。
◯ 監修 : TOMAS 南浦和校
※登場人物は仮名
2016年度の入試では、40分での解答箇所が80程度。易問から難問まで幅広く出題され、知識量に加え読解力・観察力も問われるのが特徴で、思考問題・記述問題の練習量が得点に直結します。得意・不得意の差がつきやすい問題が非常に多く出ることから、合格者と不合格者の4科目合計点の差は、主に社会で生じていると考えられます。女子学院中合格のためには、社会での高得点が必須です。
女子学院中の社会では、用語や原理を自力で説明できるまで理解すること、さらに、地図上の場所や背景知識、関連人物などの周辺知識まで広げつつ、つながりをもたせながら覚えておくことが欠かせません。マンガに登場する和田さんの場合は、社会の暗記物が苦手でしたが、読書好きであることを活かし、歴史を“物語”として理解していくことで、克服することができました。
2016年度の入試では、大問数6問、解答箇所24という構成で、試験時間が40分であることを考えると、以前ほどではありませんが「多問速答型」の傾向が強いです。とくに、推理や、数の性質など、処理の面倒な出題が年々増えていて、時間的な余裕はほとんどありません。ミスなく、速く解けることはもちろん、時間配分の戦略が必要不可欠です。時間を計って解く練習を重ねましょう。
女子学院中の算数は、問題文と解答欄が一体になっています。途中式を書くための余白が十分に取れないため、「コンパクトに解く」練習が欠かせません。マンガに登場する和田さんの場合は、余白のあちこちに計算式を書き込んでしまうクセがありました。余白の使い方を究めるべく、計算を整理して順を追って解くことを徹底した結果、ミスが大幅に減り、解答スピードも上げることができました。
合格した先輩に共通するのは、いまの成績に自信がなくても、夢の志望校をあきらめなかったこと。苦手の原因を見つけ、一つひとつ克服していくことで、必ず2クラス上、3クラス上の成績をとることができるようになります。努力を惜しまず頑張っていけば、その先には――「夢の志望校合格」が待っています!
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