武村 美喜子 講師
■指導科目:国語、社会、小論文
■所属校:TOMAS本八幡校
https://www.tomas.co.jp/class/motoyawata/30年以上の指導歴を誇るベテラン講師。数々の難関校に生徒を輩出してきたその秘訣は、「他科目の講師との連携」や「生徒と一つの目標に向かう仲間になる」など、他者とのかかわり・協力を大切にする指導にあった。
2024年度合格実績
東京大、京都大、一橋大、早稲田大、慶應義塾大、豊島岡女子学園中、渋谷教育幕張中、市川中、東邦大東邦中 ほか
生徒に授業を楽しんでもらえるように、まずは私自身が授業を楽しむことを大切にしています。私が授業に向けてパワーを溜めていき、授業で生徒とそのパワーを分け合うようなイメージですね。
もう一つ大切にしていることは、他科目とバランス良く成績アップさせることです。私の担当科目だけで生徒を合格させることは決してできないため、他科目を担当している講師と常に情報を共有して、チームで成績を上げていきます。
国語ならではの点として、文章の書き方・言葉の選び方に生徒の人柄が出る、ということがあります。受け持った当初、多くの生徒は、自分の考えを適切な言葉で表現することができません。授業ではまず、生徒の文章が採点者にうまく伝わり、また採点者に良い印象を持ってもらえるような文章を書くことから指導しています。指導を通じて、生徒の文章が変わっていく様を見るのがとても面白いです。
国語が苦手な生徒は成績の浮き沈みが激しいことが多いですが、その原因は人によってさまざまです。そのため、算数や理科で苦手単元を対策するように、国語もその生徒の苦手な分野を分析し、苦手を克服できるよう指導しています。
例えば、文章をまとめるのが苦手な生徒には文字数制限付きで読書感想文を書かせたり、物語文が苦手な生徒には問題文の物語の続きを書かせたり……。その生徒に合った対策を、その都度講じています。
個別指導の良さを尋ねると、「生徒と『志望校という一つの目標に向かう仲間』になれることです」と語る。
よく覚えている生徒が2人います。
1人は、筑波大附属駒場中を志望していた生徒でした。とても優秀な生徒で、自分が納得するまでとことん突き詰めるタイプ。記述問題の答案と、模範解答を1行ずつ並べて、「どこが間違っているのだろうか」とずっと検討し続けるような授業もありました。授業の度、彼が納得するまで長い時間がかかりとても大変でしたが、その甲斐あって筑波大附属駒場中を含めて全勝することができました。
もう1人は、渋谷教育幕張中を志望していた生徒です。渋谷教育幕張中の第1回の試験では不合格を喫し、第2回でリベンジすることになりました。第1回の試験から第2回の試験までの10日間、国語・社会を担当する私と、算数・理科を担当するTOMAS市川校の講師で学習計画表を作り、それに沿って勉強してもらうことになりました。毎日、本八幡校で3コマ、市川校で3コマ、計6コマも授業があり大変ハードなスケジュールでしたが、努力が実り第2回で合格。その計画表はコピーして今でも大切に保管しています。市川校の講師と校舎を超えての連携も初めてのことで、大変でしたが面白い経験でした。
受け持った生徒全員が第1志望校に合格し、納得して受験を終えられるように、今後も尽力していきます。
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武村 美喜子講師の合格実績
東京大、一橋大、東京外国語大、慶應義塾大、早稲田大、早稲田実業高、早稲田大高等学院高、豊島岡女子学園高、筑波大附属駒場中、開成中、麻布中、桜蔭中、女子学院中、渋谷教育幕張中 ほか
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