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【2025年度 早稲田実業学校中等部】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!
早稲田実業学校中等部に入りたい!
2026年度学校の基本情報と入試対策を徹底解説!
早稲田の一貫教育が受けられる男女共学の早稲田実業学校中等部。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。
この記事では、早稲田実業学校中等部の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。
夢の早稲田実業学校中等部合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!
記事作成日:2025年10月16日
記事執筆者:TOMAS
【 目 次 】
- 早稲田実業学校中等部・高等部について
- 早稲田実業学校中等部・高等部の特徴
- 早稲田実業学校中等部・高等部の教育理念
- 早稲田実業学校中等部・高等部の学費
- 早稲田実業学校中等部・高等部の奨学金制度
- 早稲田実業学校中等部の入試について
- 早稲田実業学校中等部の偏差値と入試難易度
- 早稲田実業学校中等部の入試日程
- 早稲田実業学校中等部入試の受験者数と合格者数・実倍率
- 早稲田実業学校中等部入試の受験科目・科目別配点と試験時間
- 早稲田実業学校中等部入試の攻略方法
- 早稲田実業学校中等部入試の過去問
- 早稲田実業学校中等部を受験するならTOMAS
- TOMASは、個別なのに進学塾
- TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
- まとめ
早稲田実業学校中等部・高等部について
「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」という意味の「三敬主義」を校訓とした早稲田大学系属の名門共学校。社会のあらゆる分野をリードし、活躍できる人材を輩出している。学業と課外活動の両立に力を入れており、広大な敷地はスポーツ系の課外活動や部活動に最適。八王子市南大沢にもグラウンドがある。
- ◎ 住所
- 〒185-8505 東京都国分寺市本町1-2-1
- ◎ 最寄り駅
- 国分寺駅(JR・西武線)徒歩7分
- ◎ 早稲田実業学校中等部をめざす受験生へ 村上公一校長先生からのメッセージ
-
(※TOMAS会員誌『スカラ』2018年6月発行号より抜粋)
早実の使命は、新しい時代を切り拓くことができる豊かな人間性と、確かな学力を身につけさせることです。そして、早稲田大学の中核となり、伝統を継承して新たな価値を作り出していける人材の育成です。そのような早実の使命に共感し、一緒にやっていきたいという意欲を持ったお子さんに、ぜひ来てほしいと思います。人格や心が大事ですから、勉強だけではなく精神的にたくましいお子さんを、ぜひ中学受験までに育ててほしいと思います。(談)
早稲田実業学校中等部・高等部の特徴
「文武両道」を重んじる校風
ゴルフ部、アイススケート同好会、ボート同好会、馬術同好会など多彩な部活動や同好会があり、スポーツや様々な活動など勉強以外の別の軸をもち、豊かに成長できる環境があります。
高い進学実績
卒業生のほとんどが系属の早稲田大学に進学します。
早稲田実業学校中等部・高等部の教育理念
「去華就実」を校是、「三敬主義」を校訓とし、「豊かな学識と表現力」「次世代のタフなリーダー」「伝統の継承」を兼ね備えた人物の育成を目的としています。
早稲田実業学校中等部・高等部の学費
早稲田実業学校中等部・高等部の公式ホームページによれば、2025年度の学費等は次の通りです。
| (1) 入学金 | 300,000 円 |
|---|---|
| (2) 授業料(年額) | 732,000 円 |
| (3) 施設設備資金(年額) | 252,000 円 |
| (4) 教育充実費(年額) | 36,000 円 |
| (5) 生徒会費(年額) | 9,600 円 |
| (6) 父母の会費(年額) | 12,000 円 |
| (7) 父母の会入会金※ | 2,000 円 |
| (1) 入学金 | 300,000 円 |
|---|---|
| (2) 授業料(年額) | 612,000 円 |
| (3) 施設設備資金(年額) | 252,000 円 |
| (4) 教育充実費(年額) | 36,000 円 |
| (5) 生徒会費(年額) | 9,600 円 |
| (6) 父母の会費(年額) | 12,000 円 |
| (7) 父母の会入会金※ | 2,000 円 |
※父母の会入会金は内部進学生は不要。
※別途、制服、運動着、校外学校行事等の費用が必要。
早稲田実業学校中等部・高等部の奨学金制度
早稲田実業学校中等部・高等部には下記の奨学金制度があります。
- 早稲田実業学校奨学金
- 早実父母の会奨学金
給付条件および詳細は学校の募集要項をご確認ください。
早稲田実業学校中等部の入試について
早稲田実業学校中等部の偏差値と入試難易度
早稲田実業学校中等部の偏差値は64~68です(2024年度/森上教育研究所調べによる)。中学入試における最難関校のひとつです。
早稲田実業学校中等部の入試日程(2026年度)
①出願情報入力・入学検定料支払
2025年12月20日(土)~2026年1月10日(土) 〈インターネット出願〉
書類郵送受付期間:2026年1月10日(土)~1月14日(水) [消印有効]
②入学試験日
2026年2月1日(日)
③合格発表日
2026年2月3日(火) 13時合格発表サイトにて発表
④入学手続き期間
合格者は、2026年2月4日(水)23時59分までに入学手続き金を納入
※①~④の最新情報は、学校のホームページをご確認ください。
⑤中学校説明会
対面説明会:2025年10月19日(日)、10月26日(日)※事前予約制
Web説明会:未定
※最新情報は、学校のホームページをご確認ください。
早稲田実業学校中等部入試の受験者数と合格者数・実倍率
早稲田実業学校中等部の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。
| 定員数 | 偏差値 | 偏差値 前年差 |
受験者 | 受験者 前年差 |
合格者 | 合格者 前年差 |
実倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 男子 | 約70 | 64 | 1 | 345 | 15 | 80 | ▲7 | 4.3 |
| 女子 | 約40 | 68 | 1 | 202 | 6 | 46 | ▲4 | 4.4 |
| ※偏差値は2024年度の情報です。 | ||||||||
早稲田実業学校中等部入試の受験科目・科目別配点と試験時間
早稲田実業学校中等部の受験科目・科目別配点と試験時間は下記の通りです。
| 科目 | 満点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 国語 | 100点 | 60分 |
| 算数 | 100点 | 60分 |
| 理科 | 50点 | 30分 |
| 社会 | 50点 | 30分 |
早稲田実業中3名合格!
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早稲田実業学校中等部入試の攻略方法
早稲田実業学校中等部の国語で合格点をとるポイント
一読で細部と全体を捉える
早稲田実業学校中等部対策の主眼は、本文の精密な読解です。説明中心の記述問題、本文全体をとらえ要約することを求められる内容把握問題に対応するには、一読で細部と全体を捉える精度の高い読みの訓練が必須です。出題される文章の対象年齢も高めで、語い力も必 要になります。辞書の活用、読書経験の豊富さでも差がつきます。また、近年出題パターンが変化しつつあるので、古い過去問を解くときには傾向が変わりつつあることを念頭におきましょう。
早稲田実業学校中等部の算数で合格点をとるポイント
定番題対策と記述式対策の両立を
大半を占める定番かつ標準的な難易度の問題で失点しないことが最重要です。また、数問含まれるやや難しめの問題では可能な限り得点しましょう。これらの問題で得点率を上げる ためには、受験用の教材に掲載されている問題を基本的なことから丁寧に学んでおくことが最良の策と言えます。近年、出題が定着しつつある記述式問題は、今のところはさほど難しくありませんが、日ごろから考え方を適切に表現する演習をしておきましょう。
早稲田実業学校中等部の理科で合格点をとるポイント
時事問題対策と記述問題対策
テキスト等で学習する基本知識の習得が必須ですが、基本知識だけでは対応しきれない問題も多いです。2025年度は出題が減ったものの、時事問題の出題頻度が極めて高いことが最大のポイントです。日頃から、ニュース・天気予報・身の回りの自然や科学現象に興味を持つことによって、知識の幅を広げましょう。また、記述問題が多いことも出題の特徴です。過去問等も利用して、記述問題対策を十分におこなっておきましょう。
早稲田実業学校中等部の社会で合格点をとるポイント
徹底した演習と復習を
問題量に惑わされず、従来通りの対策をしましょう。すなわち、テキストの知識を一通り習得したら、あとは徹底して過去問や類題を出す学校の問題を演習し、知識力や分析力、思考力を向上させる必要があります。基礎レベルの問題での失点は命取りになりますので、確実に点をとれるようにしましょう。もともと問題量が多めの学校なので、解答スピードにも十分留意しましょう。
早稲田実業学校中等部入試の過去問
過去問は何年分、いつから解く?
過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。
逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。
初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。早稲田実業学校が第一志望なら、桐朋中や栄東中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。
解く年数の目安は10年分です。早稲田実業学校をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。
社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。
過去問の復習法はどうする?
過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。
近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。
とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。
もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。
努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。
過去問がなかなか解けないときは?
なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。
合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。
また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。
早稲田実業学校中等部を受験するならTOMAS
TOMASは、個別なのに進学塾
個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。
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TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
開成14名、筑駒1名、麻布19名、駒場東邦22名、桜蔭10名、女子学院16名など難関中合格者を2025年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。
2025年度の合格実績
まとめ
繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。
また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。
入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。
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