
最難関中合格者の過去問演習法

【最難関中合格者の過去問演習法⑨】 慶應義塾普通部合格者の過去問演習法
筑駒・開成・桜蔭―――最難関中に合格した生徒たちは、
どのように過去問に取り組んだのか。始めた時期や解いた年数、
意識したポイントなど、合格につながった戦略・工夫を紹介します。
【case9】
慶應義塾普通部合格者の過去問演習法
Rさん(都内公立小出身)の場合
苦手を克服するために過去問演習の量を追求
プロフィール
小5の5月にTOMASへ入会し、慶應義塾普通部に合格。TOMASでは国語を中心に受講し、直前期は全科目で志望校対策を行った。現在はバスケ部に所属しており、気の合う友人たちと充実した学校生活を送っている。
小6偏差値推移

春から夏にかけて順調に偏差値を伸ばしていましたが、10月に過去最低まで急落してしまいます。きっかけは夏休み明けからのゲーム禁止。それ以降一気にモチベーションが低下し、「ゲームができないなら勉強もやらない」と自宅学習はほぼゼロになってしまいました。模試の結果を見たRさんは、「このままではいけない」と一念発起。12月の模試で一気に成績を戻すと、その後も驚異的な集中力で学習を続け、見事合格を掴みとりました。
| 日程 | 学校名 |
|---|---|
| 1月① | 栄東中(東大) |
| 2/1 | 午前・慶應義塾普通部 |
| 2/1 | 午後・世田谷学園中 |
| 2/2 | 攻玉社中 |
| 2/3 | 慶應義塾中等部 |
過去問演習スケジュール
休憩時間も本番を再現
初めて慶應義塾普通部の過去問を解いたとき、得意の算数は満点に近い得点だった一方で、理科や社会は3~4割程度の得点でした。Rさんが苦手を克服するために取り組んだのは、過去問演習の量を追求すること。慶應義塾普通部の対策で受験できる学校を併願することで第一志望の慶應義塾普通部と中等部の過去問に集中し、どちらも12年分を演習しました。過去問演習は本番と同じタイムスケジュールで、毎回正確に時間を計測。必ず4教科を通して解き、休憩時間もブドウ糖を摂取したりノートを見たりするなど、本番を徹底的に意識して練習しました。
| 時期 | 演習内容 |
|---|---|
| 8月 | 慶應義塾普通部の過去問にチャレンジ。算数に手応えを感じ、第一志望に決める。 |
| 9月 | 慶應義塾普通部と中等部の過去問を中心に演習をスタート。しかし、モチベーションの低下により思うようには進められなかった。 |
| 10月~ 12月 |
過去問演習3割、それ以外の学習7割で勉強。 |
| 1月 | すべての時間を過去問演習に充て、慶應義塾普通部と慶應義塾中等部はそれぞれ12年分を解いた。 |
| 2月 | 慶應義塾普通部に合格! |
受験生へのアドバイス
秋からは理・社に注力すべき

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