井川 和浩 講師
■指導科目:国語、社会、英語、世界史、小論文
■所属校:TOMAS赤羽校
https://www.tomas.co.jp/class/akabane/一人ひとりにとことん寄り添った丁寧な指導で、あらゆる問題に通用する読解力を養成。赤羽校の難関校合格請負人として、毎年のように御三家中や医学部に合格者を輩出している。
2025年度合格実績
開成中、桜蔭中、女子学院中、聖光学院中、慶應義塾中等部、西大和学園中 ほか
私の指導方法は少し特殊で、基本的にほとんど宿題は出しません。授業をしっかり受けてもらえれば、十分に力がつくと考えているからです。
授業では、まず基本的な読み方の型を指導し、生徒に文章を読んでもらいます。この読み方が身につけば、どのような文章にも同じアプローチで対応できるようになります。読んだあとは、板書を通じて文章の流れや問題の解き方を解説します。生徒がその内容を書き写している間に、私はあえて解説とは異なる角度から質問を投げかけ、生徒の理解度を確認します。そこでチェックしているのは、文章を追う「目の動き」です。この「目の動き」が正確になれば、どのテストでも安定して得点できるようになります。
基本的にみんな勉強は嫌いだと考えているので、楽しく学ばせたいという気持ちが根底にあります。私は関西出身ということもあり、授業の中には笑いも大事にしています。文章を読んで「この問いにどう答えるか」ということだけでなく、「自分ならどう思うか」「この知識がどのように役立つのか」といったことを考えさせるようにしています。そうすれば、読むことが苦痛ではなくなるはずです。
もう一つは、「一人ひとりをしっかり見る」ということです。私も子育てをしていますが、子どもにも勉強したくないときや調子が悪いときがあります。そうした変化を見逃さず、「最近調子悪そうだから次のテストはこういう風に対策してみようか」と寄り添った声かけをしてあげるよう心がけています。目先のテストも追いかけますが、一番大切なのは2月1日の入試本番です。緩めるところは緩めて、締めるところは締めて、入試当日にいかに調子のピークをもってくるかを意識して指導しています。
多くの生徒は、できないからこそTOMASに来ているので、苦手なポイントに最後まで根気強く向き合うことを大切にしています。苦手意識をもっている生徒に伝えるのは、「勉強は電車の駅名を覚えるのと同じ」だということです。たとえば、自宅の最寄駅から学校までの間に10駅あるとします。その駅名は、途中で降りたことがなくても、毎日通っているだけで自然と覚えてしまいますよね。特に意識していなくても、繰り返し触れることで頭に残る。勉強も同じで、何度も繰り返すことが大切だと思います。
そのため私は、生徒一人ひとりに専用のノートを作り、何月何日にどんな内容を学習し、何点だったのかといった学習状況を細かく記録しています。その情報をもとに、2週間後、1カ月後といったタイミングで同じ内容を繰り返し伝えることで、生徒が特に意識しなくても自然と覚えられるような指導をしています。
赤羽校では、副主任として講師への研修も担当。教室長も絶大な信頼を寄せる。
合格して「ありがとうございました」と言われたときはもちろん嬉しいですが、結果にかかわらず、生徒と信頼関係を築けたときに最もやりがいを感じます。
先日も、かつて教えていた生徒の結婚式に招待され、出席してきました。塾の先生を結婚式に呼んでくれるなんて、なかなかないことだと思うので、本当に嬉しかったですね。卒業して何年経っても、相談したいことや報告があるときには校舎に電話をくれて、会いに来てくれる。そうした関係を築けることが、この仕事の一番のやりがいです。
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井川 和浩講師の合格実績
開成中、桜蔭中、女子学院中、聖光学院中、慶應義塾中等部、西大和学園中、青山学院中等部、(都)日比谷高、(都)国際高、青山学院高等部、東京大(理Ⅰ)、千葉大(医)、東京慈恵会医科大(医)、順天堂大(医)、慶應義塾大、早稲田大、上智大 ほか
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